後場コメント No.1 アズビル、東芝、ヤオコー、丸一鋼管、アルコニックスなど
★12:30 ＩＩＪ－後場買い気配 今期27％営業増益見込む 前期は16％減益着地
インターネットイニシアティブ<3774.T>が後場買い気配。同社は15日前引け後、18.3期通期の連結営業利益予想を65.0億円（前期比26.6％増）にすると発表した。
法人・個人向けモバイル関連サービスの伸長、大口の情報セキュリティクラウド月額案件の計上、アウトソーシング、WANサービス・システム運用保守とのストック売り上げの継続伸長などを見込んでいる。
17.3期通期の営業利益は51.3億円（前の期比16.4％減）だった。
インターネットイニシアティブ<3774.T>が後場買い気配。同社は15日前引け後、18.3期通期の連結営業利益予想を65.0億円（前期比26.6％増）にすると発表した。
法人・個人向けモバイル関連サービスの伸長、大口の情報セキュリティクラウド月額案件の計上、アウトソーシング、WANサービス・システム運用保守とのストック売り上げの継続伸長などを見込んでいる。
17.3期通期の営業利益は51.3億円（前の期比16.4％減）だった。
★12:30 アズビル－野村が目標株価引き上げ 18.3期は営業最高益の更新を予想
アズビル<6845.T>が3日ぶり反発。野村証券では、今18.3期は営業最高益の更新を予想。レーティング「Buy」を継続、目標株価は4000円→4600円と引き上げた。
今18.3期はBA（ビルディングオートメーション）事業のストックビジネスを中心とした堅調な業績に、AA（アドバンスオートメーション）事業などの収益性改善から営業最高益の更新を予想。安定した利益成長が見込まれる中で、増配と自己株取得による積極的な株主還元姿勢（18.3期会社予想ベースの総還元性向64％）は評価が可能。会社は20.3期まで3カ年の中期経営計画で営業利益250億円、ROE9％以上を目標とするが、野村では達成可能と判断。
アズビル<6845.T>が3日ぶり反発。野村証券では、今18.3期は営業最高益の更新を予想。レーティング「Buy」を継続、目標株価は4000円→4600円と引き上げた。
今18.3期はBA（ビルディングオートメーション）事業のストックビジネスを中心とした堅調な業績に、AA（アドバンスオートメーション）事業などの収益性改善から営業最高益の更新を予想。安定した利益成長が見込まれる中で、増配と自己株取得による積極的な株主還元姿勢（18.3期会社予想ベースの総還元性向64％）は評価が可能。会社は20.3期まで3カ年の中期経営計画で営業利益250億円、ROE9％以上を目標とするが、野村では達成可能と判断。
★12:31 東芝－後場上げ幅縮小 今期最終益500億円見込む 前期は9500億円の赤字
東芝<6502.T>が後場上げ幅縮小。同社は15日11時31分に、18.3期通期の連結純損益予想を500億円の黒字（前期は9500億円の赤字の見通し）と発表した。
併せて発表した、17.3期通期の連結純損益は9500億円の赤字（前期は4600億円の赤字）だった。ＷＥＣのチャプター11申し立てに伴う損失を計上することが響く。なお、現時点で監査手続きは継続しており、修正される可能性があるとしている。
また、本日14時から17.3期決算について都内で記者会見すると発表した。綱川智社長らが出席する予定となっている。
東芝<6502.T>が後場上げ幅縮小。同社は15日11時31分に、18.3期通期の連結純損益予想を500億円の黒字（前期は9500億円の赤字の見通し）と発表した。
併せて発表した、17.3期通期の連結純損益は9500億円の赤字（前期は4600億円の赤字）だった。ＷＥＣのチャプター11申し立てに伴う損失を計上することが響く。なお、現時点で監査手続きは継続しており、修正される可能性があるとしている。
また、本日14時から17.3期決算について都内で記者会見すると発表した。綱川智社長らが出席する予定となっている。
★12:34 ヤオコー－野村が目標株価引き下げ エイヴイの寄与で実質14％営業増益を予想
ヤオコー<8279.T>が続落。野村証券では、エイヴイの寄与で実質14％営業増益を予想。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は5700円→5300円と引き下げた。
食品インフレの持続が見込まれないなかでは食品スーパー（SM）業態に対する投資妙味は乏しい。しかし、差別化された商品で消費者から支持を得て28期連続増益を続け、他業態と比較してPERが低水準の同社は相対的に投資妙味があるとした。
粗利益率低下と人件費増加を踏まえて単体予想を下方修正するが、エイヴイの子会社化を新たに織り込み、連結は旧単体予想比では増額。今18.3期連結営業利益は前17.3期単体比14％増益の166億円を予想。
ヤオコー<8279.T>が続落。野村証券では、エイヴイの寄与で実質14％営業増益を予想。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は5700円→5300円と引き下げた。
食品インフレの持続が見込まれないなかでは食品スーパー（SM）業態に対する投資妙味は乏しい。しかし、差別化された商品で消費者から支持を得て28期連続増益を続け、他業態と比較してPERが低水準の同社は相対的に投資妙味があるとした。
粗利益率低下と人件費増加を踏まえて単体予想を下方修正するが、エイヴイの子会社化を新たに織り込み、連結は旧単体予想比では増額。今18.3期連結営業利益は前17.3期単体比14％増益の166億円を予想。
★12:34 丸一鋼管－野村が目標株価引き上げ 海外事業も徐々に収益の改善が進んでいる
丸一鋼管<5463.T>がもみ合い。野村証券では、海外事業も徐々に収益の改善が進んでいると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3580円→3690円と引き上げた。
前17.3期営業利益は5月9日時点のQUICKコンセンサス230億円を上回る245億円。国内の利益が予想以上。今18.3期営業利益が前期比で減益との野村の見方に変更はないとしたが、従来に比べると米国の鋼管事業の採算が良好である点や、国内の鋼管スプレッド（鋼管価格－熱延コイル価格）が従来ほどは悪化しないと考え、業績予想を上方修正。国内で安定的に高収益を確保できる点は維持されるほか、海外事業も徐々に収益性が改善している点は評価できるとした。
丸一鋼管<5463.T>がもみ合い。野村証券では、海外事業も徐々に収益の改善が進んでいると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3580円→3690円と引き上げた。
前17.3期営業利益は5月9日時点のQUICKコンセンサス230億円を上回る245億円。国内の利益が予想以上。今18.3期営業利益が前期比で減益との野村の見方に変更はないとしたが、従来に比べると米国の鋼管事業の採算が良好である点や、国内の鋼管スプレッド（鋼管価格－熱延コイル価格）が従来ほどは悪化しないと考え、業績予想を上方修正。国内で安定的に高収益を確保できる点は維持されるほか、海外事業も徐々に収益性が改善している点は評価できるとした。
★12:38 アルコニックス－後場プラス転換 今期10％営業増益見込む 前期は10％増益着地
アルコニックス<3036.T>が後場プラス転換。同社は15日12時30分、18.3期通期の連結営業利益予想を46.0億円（前期比10.4％増）にすると発表した。
17.3期通期の営業利益は41.7億円（前の期比9.9％増）だった。アルミ銅事業で、非鉄市況が上昇に転じ、為替も円安に反転したこともあり、半導体分野や住宅・建設資材分野が急速な需要回復を示し、海外子会社の地場取引も拡大に転じた。
アルコニックス<3036.T>が後場プラス転換。同社は15日12時30分、18.3期通期の連結営業利益予想を46.0億円（前期比10.4％増）にすると発表した。
17.3期通期の営業利益は41.7億円（前の期比9.9％増）だった。アルミ銅事業で、非鉄市況が上昇に転じ、為替も円安に反転したこともあり、半導体分野や住宅・建設資材分野が急速な需要回復を示し、海外子会社の地場取引も拡大に転じた。
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