前場コメント No.17 東和薬品、アズジェント、山一電機、日本曹達、ヨコレイなど
★10:14 東和薬品－野村が目標株価引き上げ 18.3期の好調を確認 コスト抑制を評価
東和薬品<4553.T>が4日続落。野村証券では、今18.3期の好調を確認とコメント。コスト抑制を評価するとし、レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は4600円→5900円と引き上げた。
今18.3期の会社予想営業利益は従来野村予想並みの86億円。野村では、今18.3期に大型新製品が集中するため、工場稼働率が改善し、粗利率の改善につながると考えていた。しかし、会社予想では粗利率は若干悪化する予想となっている。今18.3期から開始した、広域卸との取引により、売上高の約10％程度は広域卸経由となる。このリベートが粗利率悪化の要因と推察。逆に販売管理費は従来野村想定を23億円も下回る予想。
5月16日に開催される決算説明会の最大の注目点は、来19.3期以降の設備投資計画とした。
東和薬品<4553.T>が4日続落。野村証券では、今18.3期の好調を確認とコメント。コスト抑制を評価するとし、レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は4600円→5900円と引き上げた。
今18.3期の会社予想営業利益は従来野村予想並みの86億円。野村では、今18.3期に大型新製品が集中するため、工場稼働率が改善し、粗利率の改善につながると考えていた。しかし、会社予想では粗利率は若干悪化する予想となっている。今18.3期から開始した、広域卸との取引により、売上高の約10％程度は広域卸経由となる。このリベートが粗利率悪化の要因と推察。逆に販売管理費は従来野村想定を23億円も下回る予想。
5月16日に開催される決算説明会の最大の注目点は、来19.3期以降の設備投資計画とした。
★10:16 アズジェント－急騰 前期営業黒字転換 中期経営計画も策定 21.3期に経常益6倍目標
アズジェント<4288.T>が急騰。同社は15日に、17.3期通期の連結営業損益は3.4億円の黒字（前期は2.6億円の赤字）だったと発表した。
「自治体情報システムの強靱性の向上」における地方自治体のファイル無害化ソリューションとして、VOTIRO社のSecure Data Sanitizationが、2017年3月31日時点で全47都道府県中43都道府県もしくは県下の市町村で導入され実質的なデファクト・スタンダードとなるなど、プロダクト関連が大幅に伸長したことが寄与した。
併せて、18.3期を起点とする中期経営計画を策定したことを発表した。計画期間は18.3期から21.3期までの4年間で21.3期の売上高は150億円（17.3期は48.4億円）、経常利益は20億円（17.3期は3.3億円）を目標としている。
アズジェント<4288.T>が急騰。同社は15日に、17.3期通期の連結営業損益は3.4億円の黒字（前期は2.6億円の赤字）だったと発表した。
「自治体情報システムの強靱性の向上」における地方自治体のファイル無害化ソリューションとして、VOTIRO社のSecure Data Sanitizationが、2017年3月31日時点で全47都道府県中43都道府県もしくは県下の市町村で導入され実質的なデファクト・スタンダードとなるなど、プロダクト関連が大幅に伸長したことが寄与した。
併せて、18.3期を起点とする中期経営計画を策定したことを発表した。計画期間は18.3期から21.3期までの4年間で21.3期の売上高は150億円（17.3期は48.4億円）、経常利益は20億円（17.3期は3.3億円）を目標としている。
★10:17 Ｈ２Ｏリテイリング－みずほが目標株価引き上げ 関西地区でのシェア上昇に注目
エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>が続伸。みずほ証券では、関西地区でのシェア上昇に注目。投資判断「中立」を継続、目標株価は1850円→1950円と引き上げた。
前17.3期業績は2Qまでの百貨店事業の不振もあり、5期ぶりの営業減益となった。前17.3期業績を受けて、みずほ予想を見直し。今18.3期から来19.3期にかけて、イズミヤの構造改革に関連した店舗の建て替えなどが集中する見込みであり、利益は低い水準にとどまる可能性が高いと予想。セブン＆アイから譲り受ける予定のそごう神戸や食品事業の積極展開による関西地区でのシェア上昇の可能性に注目。現行株価水準に割安感はないとの見方を示した。
エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>が続伸。みずほ証券では、関西地区でのシェア上昇に注目。投資判断「中立」を継続、目標株価は1850円→1950円と引き上げた。
前17.3期業績は2Qまでの百貨店事業の不振もあり、5期ぶりの営業減益となった。前17.3期業績を受けて、みずほ予想を見直し。今18.3期から来19.3期にかけて、イズミヤの構造改革に関連した店舗の建て替えなどが集中する見込みであり、利益は低い水準にとどまる可能性が高いと予想。セブン＆アイから譲り受ける予定のそごう神戸や食品事業の積極展開による関西地区でのシェア上昇の可能性に注目。現行株価水準に割安感はないとの見方を示した。
★10:20 山一電機－4日ぶり急反発 今期11％営業増益見込む 前期は7％減益着地
山一電機<6941.T>が4日ぶり急反発。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を30.0億円（前期比10.5％増）にすると発表した。
17.3期通期の営業利益は27.1億円（前の期比6.8％減）だった。コネクタソリューション事業で、デジタル家電関連やアミューズメント関連向けが低調な推移となり、また生産拠点再配置に伴う費用発生や円高の影響、売価調整なども影響した。
山一電機<6941.T>が4日ぶり急反発。同社は15日、18.3期通期の連結営業利益予想を30.0億円（前期比10.5％増）にすると発表した。
17.3期通期の営業利益は27.1億円（前の期比6.8％減）だった。コネクタソリューション事業で、デジタル家電関連やアミューズメント関連向けが低調な推移となり、また生産拠点再配置に伴う費用発生や円高の影響、売価調整なども影響した。
★10:21 日本曹達－大和が目標株価引き上げ メチオニン市況に下げ止まりの兆しか
日本曹達<4041.T>が6日ぶり反発。大和証券では、メチオニン市況に下げ止まりの兆しかとコメント。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は560円→570円と引き上げた。
前17.3期営業利益は前の期比27.7％減の54億円で、おおむね大和想定並みの着地。今18.3期会社計画は前期比4.4％営業増益。メチオニン市況に下げ止まり感があるとし、今後の市況を注視していきたいとした。
日本曹達<4041.T>が6日ぶり反発。大和証券では、メチオニン市況に下げ止まりの兆しかとコメント。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は560円→570円と引き上げた。
前17.3期営業利益は前の期比27.7％減の54億円で、おおむね大和想定並みの着地。今18.3期会社計画は前期比4.4％営業増益。メチオニン市況に下げ止まり感があるとし、今後の市況を注視していきたいとした。
★10:25 ヨコレイ－大和が目標株価引き下げ 上期営業利益は大和想定を下回る着地
ヨコレイ<2874.T>が3日続落。大和証券では、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続も、上期営業利益は大和想定を下回る着地で、目標株価は1250円→1200円と引き下げた。食品販売事業が増収増益だった点は高評価。庫腹率低下を受け、今17.9期大和利益予想を引き下げ。
ヨコレイ<2874.T>が3日続落。大和証券では、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続も、上期営業利益は大和想定を下回る着地で、目標株価は1250円→1200円と引き下げた。食品販売事業が増収増益だった点は高評価。庫腹率低下を受け、今17.9期大和利益予想を引き下げ。
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