前場コメント No.1 東天紅、精養軒、栄研化学、大阪ガス、ユーグレナなど

2017/05/19(金) 11:30
★9:00  東天紅と精養軒-買い気配 上野パンダ「シンシン」に発情の兆候 5月末に出産も
 東天紅<8181.T>、精養軒<9734.T>がともに買い気配。東京都が5月18日、上野動物園(東京都台東区)のジャイアントパンダ「シンシン」に、発情の兆候が見られると発表したことが手がかり。
 上野動物園によると、シンシンは16日から食欲が減り、妊娠の兆候が見られるようになったとした。パンダの妊娠期間は83日から200日とされており、早ければ5月末にも出産する可能性があるとされている。
 これを受け、赤ちゃんパンダの誕生を期待し、上野に店舗を構える両社に思惑的な買いが入っているもよう。

★9:00  ベネフィットジャパン-買い気配 1:3の株式分割を実施
 ベネフィットジャパン<3934.T>が買い気配。同社は18日、株式分割を行うと発表した。投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることを目的としている。6月30日を基準日に、普通株式1株につき3株の割合で分割する。

★9:00  東芝-反発 米ベインが半導体メモリ入札でMBO提案
 東芝<6502.T>が反発。19日付の日経新聞朝刊で、同社の半導体メモリー事業の入札で、米投資ファンドのベインキャピタルがMBO(経営陣が参加する買収)を提案すると報じられた。
 同事業を分社した「東芝メモリ」にベインが51%以上出資し、残りは東芝メモリ経営陣や東芝本体などが保有する形を取るという。ベインは少数株主として官民ファンドの産業革新機構にも出資を打診する方針で、新たな有力候補になる可能性があるとされる。

★9:00  栄研化学-売り気配 みずほが「中立」へ引き下げ 妥当な成長は織り込んだ水準
 栄研化学<4549.T>が売り気配。みずほ証券では、3本の成長の矢のうち、2本について過度な期待は避けるべきとコメント。投資判断を「買い」→「中立」と引き下げた。目標株価は3400円→3590円と引き上げた。
 成長ストーリーは、(1)便潜血検査(OC)、(2)結核検査(LAMP法)、(3)尿検査の3本の矢の海外売上高成長と、将来的な小型全自動遺伝子検査システムの売上成長で構成されている。このうちの(1)と(2)の2本は成長トレンドではあるものの、足もとではともに会社期待ほどは成長しておらず、今後も過度な期待は見込めない。直近で株価は上昇トレンドで、すでに妥当な成長は織り込んだ水準とみて、投資判断を引き下げ。

★9:01  大阪ガス-売り気配 みずほが「UP」へ引き下げ ガス・電力事業での競争激化から割高感
 大阪ガス<9532.T>が売り気配。みずほ証券では、ガス・電力事業での競争激化の影響から割高感があると判断。投資判断を「中立」→「アンダーパフォーム」、目標株価を450円→340円と引き下げた。
 業績予想およびバリュエーション水準の見直しなどから、目標株価を引き下げ。3月に公表された長期ビジョン・中期経営計画では、設備投資重視で中期的にFCFが出にくいとみられる。また、ライバルである関西電力が都市ガス事業拡大に動き、20万件の顧客獲得目標に対してすでに13万件を超える顧客を獲得するなど、本業での競争環境は厳しさを増している。CF配分方針、主力都市ガスおよび電力事業での競争激化、PERでみてバリュエーション水準に割高感があると指摘。

★9:01  ユーグレナ-買い気配 千代建・いすゞ・伊藤忠エネクスなど5社と資本提携
 ユーグレナ<2931.T>が買い気配。19日付の日経新聞朝刊で、同社が千代田化工建設<6366.T>やいすゞ自動車<7202.T>、伊藤忠エネクス<8133.T>など5社と資本提携すると報じられた。
 ユーグレナは千代田化工などと2020年の東京五輪・パラリンピックまでに、ミドリムシから作る航空機燃料の実用化に取り組んでいるという。資本提携に踏み切ることで共同開発を加速し、20年代前半に量産工場の建設を目指すとされる。


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