前場コメント No.9 ＳＭＣ、千葉銀行、神戸製鋼所、丸井Ｇ、船井電機など
★9:46 ＳＭＣ－野村が目標株価引き上げ 利益を生む力・循環成長力を評価するとPER18倍は割安
ＳＭＣ<6273.T>が反発。野村証券では、利益を生む力、循環成長力を評価するとPER18倍は割安と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は41600円→44600円と引き上げた。
需要急増でも短納期を維持し、増産費用もかさまずに増益を確保できる仕組みを評価。前17.3期は野村予想を上回る好決算で、4Q売上高は為替影響を除くと前年同期比21％増。今18.3期売上高は同10％増、日本が同9％増、北米10％増、欧州6％増、中国17％増を予想し、全地域を需要好調で従来予想比増額。会社は「4月の全社受注は17.3期平均を24％上回る」とした。足元の受注が強く、2Q以降の増勢鈍化を見込んでも、野村予想は十分に達成可能と想定。
ＳＭＣ<6273.T>が反発。野村証券では、利益を生む力、循環成長力を評価するとPER18倍は割安と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は41600円→44600円と引き上げた。
需要急増でも短納期を維持し、増産費用もかさまずに増益を確保できる仕組みを評価。前17.3期は野村予想を上回る好決算で、4Q売上高は為替影響を除くと前年同期比21％増。今18.3期売上高は同10％増、日本が同9％増、北米10％増、欧州6％増、中国17％増を予想し、全地域を需要好調で従来予想比増額。会社は「4月の全社受注は17.3期平均を24％上回る」とした。足元の受注が強く、2Q以降の増勢鈍化を見込んでも、野村予想は十分に達成可能と想定。
★9:46 千葉銀行－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 業績予想を見直し
千葉銀行<8331.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績予想を見直し。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は770円→760円と引き下げた。
前17.3期当期利益は527億円（前年比4.8％減）で、同会社予想525億円（前年比5.3％減）通りの結果。与信関係収支が16.3期+8億円から17.3期+38億円へ改善したが、株式関係損益は同+28億円から同+16億円へ減少。さらに業務純益（粗利益－経費）が650億円（前年比11.6％減）となった。資金利益が利ザヤ低迷などで同3.6％減、貸出残高は5.7％増。
今18.3期以降の利益拡大は緩やかと予想される。超低金利の継続による資金利益の伸び悩み、与信関係費用の標準化（費用増）を想定するが、金融商品販売など役務取引等利益の拡大に期待。
千葉銀行<8331.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績予想を見直し。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は770円→760円と引き下げた。
前17.3期当期利益は527億円（前年比4.8％減）で、同会社予想525億円（前年比5.3％減）通りの結果。与信関係収支が16.3期+8億円から17.3期+38億円へ改善したが、株式関係損益は同+28億円から同+16億円へ減少。さらに業務純益（粗利益－経費）が650億円（前年比11.6％減）となった。資金利益が利ザヤ低迷などで同3.6％減、貸出残高は5.7％増。
今18.3期以降の利益拡大は緩やかと予想される。超低金利の継続による資金利益の伸び悩み、与信関係費用の標準化（費用増）を想定するが、金融商品販売など役務取引等利益の拡大に期待。
★9:48 神戸鋼－3日ぶり反発 中国天津市で車向けアルミ板工場を本格稼働
神戸製鋼所<5406.T>が3日ぶり反発。19日付の日経新聞朝刊で、同社が中国天津市で自動車向けアルミニウム板工場を本格稼働したと報じられた。
中国では自動車の環境規制が厳しくなっており、アルミを使った車の軽量化需要が高まるとみて、国内外の自動車メーカー向けに売り込むという。18日開いた開所式で、神戸製鋼の川崎博也会長兼社長は「中国で生産体制を強化し高品質なアルミ材を供給する」と述べたとされる。新工場は年10万トンの生産能力を持ち、20年のフル生産を目指すもよう。今後の海外収益の伸びが期待され、買いが入っている。
神戸製鋼所<5406.T>が3日ぶり反発。19日付の日経新聞朝刊で、同社が中国天津市で自動車向けアルミニウム板工場を本格稼働したと報じられた。
中国では自動車の環境規制が厳しくなっており、アルミを使った車の軽量化需要が高まるとみて、国内外の自動車メーカー向けに売り込むという。18日開いた開所式で、神戸製鋼の川崎博也会長兼社長は「中国で生産体制を強化し高品質なアルミ材を供給する」と述べたとされる。新工場は年10万トンの生産能力を持ち、20年のフル生産を目指すもよう。今後の海外収益の伸びが期待され、買いが入っている。
★9:49 丸井Ｇ－野村が目標株価引き上げ 収益と還元の両面で改善が続く
丸井グループ<8252.T>が続伸。野村証券では、収益と還元の両面で改善が続くと想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価は1750円→1800円と引き上げた。
「共創経営」を掲げた消費者、従業員、投資家などステークホールダーとの対話強化による協業で、経営・事業構造の刷新に先行。小売業界では環境変化に抗しきれずビジネスモデル刷新への投資負担が目立つが、先行的に取り組んできた同社はむしろ完成期に入る。この結果、収益と株主還元の両面で相対的な安心感が高まっていると判断。
今18.3期は配当4円増と同時に、18年3月まで自社株取得150億円も発表。小売事業で稼働定借売り場の賃料水準と、フィンテック事業のリボ・分割比率の上昇を反映させ、来19.3期以降の野村予想を微調整範囲で上方修正。
丸井グループ<8252.T>が続伸。野村証券では、収益と還元の両面で改善が続くと想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価は1750円→1800円と引き上げた。
「共創経営」を掲げた消費者、従業員、投資家などステークホールダーとの対話強化による協業で、経営・事業構造の刷新に先行。小売業界では環境変化に抗しきれずビジネスモデル刷新への投資負担が目立つが、先行的に取り組んできた同社はむしろ完成期に入る。この結果、収益と株主還元の両面で相対的な安心感が高まっていると判断。
今18.3期は配当4円増と同時に、18年3月まで自社株取得150億円も発表。小売事業で稼働定借売り場の賃料水準と、フィンテック事業のリボ・分割比率の上昇を反映させ、来19.3期以降の野村予想を微調整範囲で上方修正。
★9:53 船井電機－野村が目標株価引き下げ 新規事業への期待値は低下
船井電機<6839.T>が続落。野村証券では、マイクロフルイディクスなど新規事業への期待値は低下していると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1000円→900円と引き下げた。
売上高の過半を占める北米向け液晶テレビの収益低迷が続いており、プリンター関連など新事業の立ち上げも遅れている。経営陣はテレビ事業の拡大強化を打ち出したが、厳しい競争環境の中で収益性の改善を図っていくことは容易ではないと判断。
会社はテレビなどのAV事業を中心とした新方針を発表、マイクロフルイディクスの技術開発は再検討するとした。開発投資の抑制などから、情報機器関連の赤字縮小が見込まれ、来19.3期営業利益予想を上方修正。同時に、技術開発をベースにした新規事業の業績貢献への期待も低下したと考え、営業利益は20.3期にピークアウトするとの見方に変更。
船井電機<6839.T>が続落。野村証券では、マイクロフルイディクスなど新規事業への期待値は低下していると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1000円→900円と引き下げた。
売上高の過半を占める北米向け液晶テレビの収益低迷が続いており、プリンター関連など新事業の立ち上げも遅れている。経営陣はテレビ事業の拡大強化を打ち出したが、厳しい競争環境の中で収益性の改善を図っていくことは容易ではないと判断。
会社はテレビなどのAV事業を中心とした新方針を発表、マイクロフルイディクスの技術開発は再検討するとした。開発投資の抑制などから、情報機器関連の赤字縮小が見込まれ、来19.3期営業利益予想を上方修正。同時に、技術開発をベースにした新規事業の業績貢献への期待も低下したと考え、営業利益は20.3期にピークアウトするとの見方に変更。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
