前場コメント No.13 博報堂ＤＹ、ＴＨＫ、ＴＩＳ、いい生活、関東電化工業など
★10:23 博報堂ＤＹ－反発 堅調な業績を想定 「中立」継続
博報堂ＤＹホールディングス<2433.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、堅調な業績を想定。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1500円→1620円と引き上げた。
国内の広告事業は堅調。前年不調であった自動車や医薬品も回復基調に転じた。国内売上の見通しを+3.5％成長へ引き上げ。好調の背景は業種別の動向に加え、同社の消費者データへの注力が実を結んでいる側面がある。パネル調査データ、ＤＡＣの持つWeb閲覧データ、さまざまな購買データなどを通じて広告配信に活用するDMP、テレビCMと動画広告の効果予測などを提供。実際に同社の過去4四半期のオンライン広告の前年比成長率は25％と電通（4324）の18％を上回る。
海外事業も復調。中華圏における苦戦が響き、前17.3期は減収となった海外事業であるが、ASEANにおける日系クライアントの増収やkyu傘下企業の成長により、今期は海外売上総利益が成長する見込み。
博報堂ＤＹホールディングス<2433.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、堅調な業績を想定。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1500円→1620円と引き上げた。
国内の広告事業は堅調。前年不調であった自動車や医薬品も回復基調に転じた。国内売上の見通しを+3.5％成長へ引き上げ。好調の背景は業種別の動向に加え、同社の消費者データへの注力が実を結んでいる側面がある。パネル調査データ、ＤＡＣの持つWeb閲覧データ、さまざまな購買データなどを通じて広告配信に活用するDMP、テレビCMと動画広告の効果予測などを提供。実際に同社の過去4四半期のオンライン広告の前年比成長率は25％と電通（4324）の18％を上回る。
海外事業も復調。中華圏における苦戦が響き、前17.3期は減収となった海外事業であるが、ASEANにおける日系クライアントの増収やkyu傘下企業の成長により、今期は海外売上総利益が成長する見込み。
★10:27 ＴＨＫ－ジェフリーズが目標株価引き上げ 苦は楽の種
ＴＨＫ<6481.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、苦は楽の種とコメント。投資判断「BUY」を継続、目標株価を3100円→3500円と引き上げた。
すべての主要地域における受注高は2016年初頭からおおむね増加基調が続いており、2017年1～3月期には過去最高を記録。ＴＨＫによると、5月中旬時点では同社LMガイド受注増をけん引してきた、半導体/スマホ分野での需要減速が見られなかったもよう。2016年下期にかけて、スマホ関連設備投資の減少が懸念される中、工作機械セクターにおける需要回復に加え、キャッシュフローの蓄積を背景とした一般製造業での設備投資の増加などによって、ＴＨＫの受注高は高水準に維持されると想定。
堅調な受注状況を反映し、利益予想を増額修正。生産能力のひっ迫状態が和らげば利益予想にアップサイドが生まれる見込み。また、会社側営業利益の通期計画の増額修正が同社株価上昇に拍車をかけると予想。
ＴＨＫ<6481.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、苦は楽の種とコメント。投資判断「BUY」を継続、目標株価を3100円→3500円と引き上げた。
すべての主要地域における受注高は2016年初頭からおおむね増加基調が続いており、2017年1～3月期には過去最高を記録。ＴＨＫによると、5月中旬時点では同社LMガイド受注増をけん引してきた、半導体/スマホ分野での需要減速が見られなかったもよう。2016年下期にかけて、スマホ関連設備投資の減少が懸念される中、工作機械セクターにおける需要回復に加え、キャッシュフローの蓄積を背景とした一般製造業での設備投資の増加などによって、ＴＨＫの受注高は高水準に維持されると想定。
堅調な受注状況を反映し、利益予想を増額修正。生産能力のひっ迫状態が和らげば利益予想にアップサイドが生まれる見込み。また、会社側営業利益の通期計画の増額修正が同社株価上昇に拍車をかけると予想。
★10:30 ＴＩＳ－ジェフリーズが目標株価引き上げ 再び安定した年になると予想
ＴＩＳ<3626.T>が続伸。ジェフリーズ証券では、再び安定した年になると予想。投資判断「BUY」を継続、目標株価を3500円→3800円と引き上げた。
今18.3期は現行の3カ年中期経営計画の最終年度に当たる。今のところ、同社はROE目標8％を1年前倒しで達成（17.3期：8.8％）しており、今年度は売上高（4000億円）および営業利益（300億円）の目標達成を目指している。必要な成長は前期比2.4％増に過ぎないため、売上高目標を達成する可能性は極めて高い。
ジェフリーズでは今18.3期売上高を4029億円（前期比2.4％増、会社計画：4000億円）、営業利益を300億円（同11％増、会社計画：300億円）、EPSを208.7円（会社計画：209円）と予想。営業利益予想の重要な前提条件として、今年度は大型の不採算案件が生じないと想定しているとした。
ＴＩＳ<3626.T>が続伸。ジェフリーズ証券では、再び安定した年になると予想。投資判断「BUY」を継続、目標株価を3500円→3800円と引き上げた。
今18.3期は現行の3カ年中期経営計画の最終年度に当たる。今のところ、同社はROE目標8％を1年前倒しで達成（17.3期：8.8％）しており、今年度は売上高（4000億円）および営業利益（300億円）の目標達成を目指している。必要な成長は前期比2.4％増に過ぎないため、売上高目標を達成する可能性は極めて高い。
ジェフリーズでは今18.3期売上高を4029億円（前期比2.4％増、会社計画：4000億円）、営業利益を300億円（同11％増、会社計画：300億円）、EPSを208.7円（会社計画：209円）と予想。営業利益予想の重要な前提条件として、今年度は大型の不採算案件が生じないと想定しているとした。
★10:32 いい生活－6日ぶり反発 4月クラウドソリューション営業利益800万円 粗利益率は改善
いい生活<3796.T>が6日ぶり反発。同社は18日、4月の月次速報でクラウドソリューション事業の営業利益が800万円（3月は600万円）だったと発表した。売上高は1億5800万円と、3月の1億6000万円から減少。粗利益率は64.6％と3月の61.2％から改善した。
いい生活<3796.T>が6日ぶり反発。同社は18日、4月の月次速報でクラウドソリューション事業の営業利益が800万円（3月は600万円）だったと発表した。売上高は1億5800万円と、3月の1億6000万円から減少。粗利益率は64.6％と3月の61.2％から改善した。
★10:34 関東電化工業－丸三が目標株価引き下げ 会社計画は保守的な印象
関東電化工業<4047.T>が3日続落。丸三証券では、会社計画は保守的な印象とし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は1500円→1400円と引き下げた。
会社の今18.3期計画は売上高520億円（17.3期比+12.9％）、営業利益70億円（同▲25.2％）。好調な電池材料と半導体用配線材料ガスは設備増設によって一段の数量増加が期待される一方で、設備増設による償却負担の増加や、原燃料価格の上昇が利益を圧迫する形で大幅減益の会社計画となっている。
丸三では利益予想を原燃料価格の上昇を織り込み、前回（2017年2月）から引き下げるものの、電池材料や半導体用配線材料ガスといった同社の稼ぎ頭の製品の需要の増加基調が続き、販売数量による増益効果が期待できることを考慮すると、会社計画は過度に保守的な印象を受けるとした。
関東電化工業<4047.T>が3日続落。丸三証券では、会社計画は保守的な印象とし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は1500円→1400円と引き下げた。
会社の今18.3期計画は売上高520億円（17.3期比+12.9％）、営業利益70億円（同▲25.2％）。好調な電池材料と半導体用配線材料ガスは設備増設によって一段の数量増加が期待される一方で、設備増設による償却負担の増加や、原燃料価格の上昇が利益を圧迫する形で大幅減益の会社計画となっている。
丸三では利益予想を原燃料価格の上昇を織り込み、前回（2017年2月）から引き下げるものの、電池材料や半導体用配線材料ガスといった同社の稼ぎ頭の製品の需要の増加基調が続き、販売数量による増益効果が期待できることを考慮すると、会社計画は過度に保守的な印象を受けるとした。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
