前場コメント No.12 フジメディア、ルーデン、オムロン、テレビ東京、ユーザベースなど
★9:51 フジメディア－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 収益低迷期からの脱却を期待
フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、経営体制刷新で収益低迷期からの脱却を期待も、兆候が見えないと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1430円→1380円と引き下げた。
エクイティストーリーを弱めるとコメント。事業環境悪化から、営業利益の前期比伸び率は今18.3期が14.0％減（従来4.8％増）、来19.3期が7.3％減（同2.6％減）と従来比で悪化を予想。20.3期も同11.8％減と7期連続の減益を想定。当面、視聴率低下に歯止めがかからない可能性があり、営業減益が続くと予想。
今回、フジ・メディア・ホールディングスの会長・社長が交代するなど、経営体制の変更が発表された。市場は、これを契機に社員のモチベーション向上、組織活性化により視聴率低下に歯止めがかかり、収益低迷期からの脱却を期待している。その兆候はまだ見えないものの、注視する必要があるとした。
フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、経営体制刷新で収益低迷期からの脱却を期待も、兆候が見えないと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1430円→1380円と引き下げた。
エクイティストーリーを弱めるとコメント。事業環境悪化から、営業利益の前期比伸び率は今18.3期が14.0％減（従来4.8％増）、来19.3期が7.3％減（同2.6％減）と従来比で悪化を予想。20.3期も同11.8％減と7期連続の減益を想定。当面、視聴率低下に歯止めがかからない可能性があり、営業減益が続くと予想。
今回、フジ・メディア・ホールディングスの会長・社長が交代するなど、経営体制の変更が発表された。市場は、これを契機に社員のモチベーション向上、組織活性化により視聴率低下に歯止めがかかり、収益低迷期からの脱却を期待している。その兆候はまだ見えないものの、注視する必要があるとした。
★9:56 ルーデンＨＤ－ストップ高 ソフトウェア・コンテンツ事業手掛けるＰ２ＰＢＡＮＫを子会社化
ルーデン・ホールディングス<1400.T>がストップ高。同社は26日、ソフトウェア業・コンテンツ事業を手掛けるＰ２ＰＢＡＮＫ（渋谷区）の株式を取得し、子会社化すると発表した。
Ｐ２ＰＢＡＮＫは、4K/8K・3D・VR・ARと2020年に向けて多様化する映像業界で、他社とは一線を画した独自の特許技術を有し、急成長が見込まれるという。また、独自の3D技術による脳トレーニングサービスを開発し、年々増加する認知症予防対策事業も手掛けており、既に介護業界大手企業と協業していることから、ルーデングループの発展と企業価値の向上に寄与すると判断したという。
ルーデン・ホールディングス<1400.T>がストップ高。同社は26日、ソフトウェア業・コンテンツ事業を手掛けるＰ２ＰＢＡＮＫ（渋谷区）の株式を取得し、子会社化すると発表した。
Ｐ２ＰＢＡＮＫは、4K/8K・3D・VR・ARと2020年に向けて多様化する映像業界で、他社とは一線を画した独自の特許技術を有し、急成長が見込まれるという。また、独自の3D技術による脳トレーニングサービスを開発し、年々増加する認知症予防対策事業も手掛けており、既に介護業界大手企業と協業していることから、ルーデングループの発展と企業価値の向上に寄与すると判断したという。
★9:57 オムロン－野村が目標株価引き下げ 「制御機器の高需要 ＞ 先行投資負担のリスク」
オムロン<6645.T>が4日ぶり反落。野村証券では、「制御機器の高需要 ＞ 先行投資負担のリスク」とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は6000円→5700円と引き下げた。
業績の見方として、悪材料は内部要因、好材料は外部要因が多いと指摘。具体的な悪材料は、（1）会社が技術進化・イノベーションを目論んだ先行投資（開発費、設備投資など）の大幅な増加により、今18.3期の利益成長が鈍ると決算説明会で示したこと。こうした要件は外部から投資の必要性や費用対効果の把握が難しいが、過去を振り返ると経費計画は厚めに組まれてきたことが多い。（2）本社直轄事業では、スマホ向け液晶バックライトに加えて、MEMS製品でも構造改革に取り組むとされ、18.3期計画は“3期連続”の営業損失の見込み。
好材料は、（3）主力で高採算な制御機器事業（IAB）が、中華圏（17.3期：売上構成比18％）や注力の4業界（自動車、デジタル、食品、社会インフラ）を中心に増収増益を積み重ねていること。（4）ものづくりでの人手不足や品質向上により、当面はFA（工場自動化）の高需要が崩れないと野村では見込むこと。
オムロン<6645.T>が4日ぶり反落。野村証券では、「制御機器の高需要 ＞ 先行投資負担のリスク」とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は6000円→5700円と引き下げた。
業績の見方として、悪材料は内部要因、好材料は外部要因が多いと指摘。具体的な悪材料は、（1）会社が技術進化・イノベーションを目論んだ先行投資（開発費、設備投資など）の大幅な増加により、今18.3期の利益成長が鈍ると決算説明会で示したこと。こうした要件は外部から投資の必要性や費用対効果の把握が難しいが、過去を振り返ると経費計画は厚めに組まれてきたことが多い。（2）本社直轄事業では、スマホ向け液晶バックライトに加えて、MEMS製品でも構造改革に取り組むとされ、18.3期計画は“3期連続”の営業損失の見込み。
好材料は、（3）主力で高採算な制御機器事業（IAB）が、中華圏（17.3期：売上構成比18％）や注力の4業界（自動車、デジタル、食品、社会インフラ）を中心に増収増益を積み重ねていること。（4）ものづくりでの人手不足や品質向上により、当面はFA（工場自動化）の高需要が崩れないと野村では見込むこと。
★9:58 テレビ東京－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 営業減益幅拡大を予想
テレビ東京ホールディングス<9413.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、事業環境の悪化と視聴率低下で営業減益幅拡大を予想。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2500円→2190円と引き下げた。
エクイティストーリーを弱めるとコメント。営業利益について、従来は今18.3期が前期比6.2％減、来19.3期が同1.7％減と予想していたが、事業環境が悪化してきており、三菱ＵＦＪＭＳ予想を減額修正するとした。今18.3期同29.6％減、来19.3期同6.7％減と減益幅拡大を予想。20.3期も7.1％減と4期連続の減益を想定。なお、株価は3月末比で約10％下落しており、新しいエクイティストーリーはほぼ株価に織り込み済みとした。
テレビ東京ホールディングス<9413.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、事業環境の悪化と視聴率低下で営業減益幅拡大を予想。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2500円→2190円と引き下げた。
エクイティストーリーを弱めるとコメント。営業利益について、従来は今18.3期が前期比6.2％減、来19.3期が同1.7％減と予想していたが、事業環境が悪化してきており、三菱ＵＦＪＭＳ予想を減額修正するとした。今18.3期同29.6％減、来19.3期同6.7％減と減益幅拡大を予想。20.3期も7.1％減と4期連続の減益を想定。なお、株価は3月末比で約10％下落しており、新しいエクイティストーリーはほぼ株価に織り込み済みとした。
★10:01 ユーザベース－5日ぶり反発 新サービス「FORCAS」リリース
ユーザベース<3966.T>が5日ぶり反発。同社は29日、新サービス「FORCAS（フォーカス）」をリリースしたと発表した。
これは2016年9月1日にアルファ版での提供を開始したSPEEDAの「自動ターゲティング」機能を正式製品版として提供するもの。SPEEDAユーザーに向けた有料オプションとして提供を開始し、将来的にFORCAS単独での提供も予定しているという。
ユーザベース<3966.T>が5日ぶり反発。同社は29日、新サービス「FORCAS（フォーカス）」をリリースしたと発表した。
これは2016年9月1日にアルファ版での提供を開始したSPEEDAの「自動ターゲティング」機能を正式製品版として提供するもの。SPEEDAユーザーに向けた有料オプションとして提供を開始し、将来的にFORCAS単独での提供も予定しているという。
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