前場コメント No.3 ロート製薬、ＣＩＪ、パラマウントベッド、東和フード、アスクルなど
★9:02 ＪＡＬ－ＪＰモルガンが「Neutral」へ引き下げ もはや割安でない
日本航空<9201.T>が反落。ＪＰモルガン証券では、もはや割安でないと判断。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価を4300円→3600円と引き下げた。
業績予想を引き下げ。日本の国際線と国内線市場はともに好調に推移しているものの、同社は費用増などの個別要因により今期減益となる見通し。来期以降も失望的な中計目標を大幅に上回る業績は見込み難いと判断。バリュエーションの割安さも「神話」になりつつあるため、積極的に推奨する理由はなくなったとした。
日本航空<9201.T>が反落。ＪＰモルガン証券では、もはや割安でないと判断。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価を4300円→3600円と引き下げた。
業績予想を引き下げ。日本の国際線と国内線市場はともに好調に推移しているものの、同社は費用増などの個別要因により今期減益となる見通し。来期以降も失望的な中計目標を大幅に上回る業績は見込み難いと判断。バリュエーションの割安さも「神話」になりつつあるため、積極的に推奨する理由はなくなったとした。
★9:03 パナソニック－小幅高 20年度めどにアジアのテレビ生産能力1.5倍に引き上げ
パナソニック<6752.T>が小幅高。30日付の日経新聞朝刊で、同社は2020年度をめどにアジアのテレビ生産能力を16年度比1.5倍の300万台に引き上げると報じられた。
マレーシアとベトナムの拠点を増強し、「4K」液晶テレビの一部も含めて低コストで量産するという。国内の買い替え需要やアジアの市場拡大に対応するとされる。「4K」テレビは設計開発も一部をマレーシアに移すとされ、アジアに軸足を移し、縮小傾向にあるテレビ事業の反転を狙うもよう。
パナソニック<6752.T>が小幅高。30日付の日経新聞朝刊で、同社は2020年度をめどにアジアのテレビ生産能力を16年度比1.5倍の300万台に引き上げると報じられた。
マレーシアとベトナムの拠点を増強し、「4K」液晶テレビの一部も含めて低コストで量産するという。国内の買い替え需要やアジアの市場拡大に対応するとされる。「4K」テレビは設計開発も一部をマレーシアに移すとされ、アジアに軸足を移し、縮小傾向にあるテレビ事業の反転を狙うもよう。
★9:03 ロート製薬－みずほが目標株価引き上げ 化粧品企業としての評価が妥当
ロート製薬<4527.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、再生医療製品の上市がリアルになるまで、化粧品企業としての評価が妥当と判断。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1800円→2100円と引き上げた。
今18.3期会社計画は保守的な印象であるが、株価の割安感は小さいと考え、投資判断は「中立」を継続。成長をけん引してきた内外のビューティ事業は競争激化で低成長にとどまる見込み。日本の低価格化粧品市場は、大手に勝者はおらず、中小企業が浸食している。中国事業は現地生産品の「肌ラボ」の売り上げが伸び悩んでおり、今期は越境ECの開始で増収に転じると思うものの、かつてほどの高成長に回復するのは難しい見通し。また、再生医療製品は対象が肝硬変であり、ポテンシャルは高いが、2020年以降の上市予定。現時点で株価に織り込むのは早計であると判断。
ロート製薬<4527.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、再生医療製品の上市がリアルになるまで、化粧品企業としての評価が妥当と判断。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1800円→2100円と引き上げた。
今18.3期会社計画は保守的な印象であるが、株価の割安感は小さいと考え、投資判断は「中立」を継続。成長をけん引してきた内外のビューティ事業は競争激化で低成長にとどまる見込み。日本の低価格化粧品市場は、大手に勝者はおらず、中小企業が浸食している。中国事業は現地生産品の「肌ラボ」の売り上げが伸び悩んでおり、今期は越境ECの開始で増収に転じると思うものの、かつてほどの高成長に回復するのは難しい見通し。また、再生医療製品は対象が肝硬変であり、ポテンシャルは高いが、2020年以降の上市予定。現時点で株価に織り込むのは早計であると判断。
★9:03 ＣＩＪ－売り気配 通期営業益を下方修正 不採算案件の発生などで
ＣＩＪ<4826.T>が売り気配。同社は29日に、17.6期通期の連結営業利益予想を従来の14.8億円から11.8億円（前期比16.3％減）に引き下げると発表した。利益率の高いパッケージ商品の受注が伸び悩んだこと、および不採算案件の発生などにより、前回予想を下回る見込みとなった。
ＣＩＪ<4826.T>が売り気配。同社は29日に、17.6期通期の連結営業利益予想を従来の14.8億円から11.8億円（前期比16.3％減）に引き下げると発表した。利益率の高いパッケージ商品の受注が伸び悩んだこと、および不採算案件の発生などにより、前回予想を下回る見込みとなった。
★9:03 パラマウントベッド－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 高齢者増加で恩恵を享受しよう
パラマウントベッドホールディングス<7817.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、高齢者増加による恩恵を享受しようとコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5230円→5490円と引き上げた。
業績予想を若干修正。病院向けベッド販売の苦戦は継続するが、レンタル卸事業のシェア拡大や収益性向上、在宅向けベッド需要拡大、新規事業の収益への本格寄与などに伴い、業績は増益基調で推移すると予想。眠りSCANは、高齢者の睡眠・離床などを感知できるセンサーシート。ベッドの下に敷くだけで精度の高い測定が実施できるため、高齢者施設でのニーズが急速に高まっていると注目。
パラマウントベッドホールディングス<7817.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、高齢者増加による恩恵を享受しようとコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5230円→5490円と引き上げた。
業績予想を若干修正。病院向けベッド販売の苦戦は継続するが、レンタル卸事業のシェア拡大や収益性向上、在宅向けベッド需要拡大、新規事業の収益への本格寄与などに伴い、業績は増益基調で推移すると予想。眠りSCANは、高齢者の睡眠・離床などを感知できるセンサーシート。ベッドの下に敷くだけで精度の高い測定が実施できるため、高齢者施設でのニーズが急速に高まっていると注目。
★9:04 東和フード－3日続伸 上限4万株・1億円の自己株取得枠を設定
東和フードサービス<3329.T>が3日続伸。同社は29日、上限4万株・1億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月30日～7月28日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.98％。
東和フードサービス<3329.T>が3日続伸。同社は29日、上限4万株・1億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月30日～7月28日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.98％。
★9:04 アスクル－小高い 5月度売上高1％減 BtoB事業は3％増
アスクル<2678.T>が小高い。同社は29日、5月度（4月21日～5月20日）の月次単体売上高が前年同月比1.2％減の229.8億円だったと発表した。4月度は3.3％増だった。
BtoB事業の増収率（稼働日修正後）は2.8％増、ＬＯＨＡＣＯの増収率は27.9％減だった。ＬＯＨＡＣＯは配送サービスの正常化および全ての顧客の24時間注文受付を再開した。今後は品揃えの回復に注力し、「LOHACO」サービスの完全復活に向けて、対応を進めるとしている。
アスクル<2678.T>が小高い。同社は29日、5月度（4月21日～5月20日）の月次単体売上高が前年同月比1.2％減の229.8億円だったと発表した。4月度は3.3％増だった。
BtoB事業の増収率（稼働日修正後）は2.8％増、ＬＯＨＡＣＯの増収率は27.9％減だった。ＬＯＨＡＣＯは配送サービスの正常化および全ての顧客の24時間注文受付を再開した。今後は品揃えの回復に注力し、「LOHACO」サービスの完全復活に向けて、対応を進めるとしている。
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