後場コメント No.2 nms、日本テレビ、TBS、ゴールドクレスト、ソフトバンクなど

2017/05/31(水) 15:00
★12:36  nmsHD-後場買い気配 ベトナム拠点における車載部品製造受託を拡大へ
 nmsホールディングス<2162.T>が後場買い気配。同社は31日12時に、ベトナム拠点における車載部品製造受託を拡大すると発表した。
 受託生産量拡大に伴い、生産人員規模を920名(2017年5月)から1300名(2017年末をめど)に増やすことを計画。また、新たな取り組みとして、品質管理や検査業務などに受託範囲を拡げ、顧客基盤を拡大させるとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★12:38  日本テレビ-野村が目標株価引き下げ 業績は踊り場迎える
 日本テレビホールディングス<9404.T>が反落。野村証券では、業績は踊り場迎えると想定。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2210円→1800円と引き下げた。
 今18.3期予想基準EPSを約2%下方修正。今18.3期の日テレ単体の営業利益予想を450億円→430億円へ、連結営業利益を533億円→513億円へ下方修正。日テレ単体の業績は、(1)4~6月期の広告需要の低迷の影響を織り込み、放送収入(スポット+タイム)を17億円引き下げ、(2)番組強化のための費用等追加で制作費を約20億円増額したことが主な理由。来19.3期以降は新スタジオの竣工などで減価償却費が増加すると見込まれる点は、営業利益段階での留意点とした。

★12:43  TBSHD-野村が目標株価引き上げ G・P帯の視聴率の改善を待ちたい
 TBSホールディングス<9401.T>が小幅反落。野村証券では、G・P帯の視聴率の改善を待ちたいとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1960円→2010円と引き上げた。
 今18.3期予想EBITDAを336億円→346億円へ上方修正。TBS単体および連結の営業利益予想は変更なし。今18.3期のTBS単体の営業利益を前期比4.3%増益の91億円と予想。連結の営業利益を同3.6%増益の206億円と予想。足元の業績の留意点は、1Q(17年4~6月期)はスポット広告を中心に足元の需要が弱含んでいる点であるとした。

★12:47  ゴールドクレスト-SMBC日興が目標株価引き上げ 堅調な業績は続く見通し
 ゴールドクレスト<8871.T>が反落。SMBC日興証券では、マンション市況低迷下でも、堅調な業績は続くと想定。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は2060円→2070円と引き上げた。
 新築マンション価格が頭打ちとなり市況は軟調に転じているが、同社は低簿価用地の開発により高収益を維持できると予想。前17.3期末販売用不動産272億円に対し、粗利率35%と想定、また、仕掛販売用不動産752億円(約7400戸)に対し、戸当たりの土地原価1000万円、工事費2250万円、販売価格5000万円(=粗利率35%)と仮定を置くと、潜在的な開発利益は約1440億円と試算できるため。
 ただし、実際の業績、特に20.3期以降の業績は、今後の着工ペースや消費税増税の有無に左右される。建築費が高止まりし、新たな用地取得が困難な状況下では、あえて開発を急ぐ必要はなく、想定ほど業績が伸長しない可能性もあるとした。

★12:50  ソフトバンクG-SMBC日興が目標株価引き上げ ビジョン・ファンドを織り込む
 ソフトバンクグループ<9984.T>が続伸。SMBC日興証券では、ビジョン・ファンドの業績予想への織り込みにより、投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は10200円→10500円と引き上げた。
 同社は国内通信のキャッシュフローを維持し、先端技術事業の投資と育成を進めながら、グローバルのICT・テクノロジー分野のリーダーとして成長することが期待される。株価上昇に向けたカタリストは、(1)テクノロジー分野を中心に1000億ドル投資するソフトバンク・ビジョン・ファンドによる投資実行、有望なテクノロジー企業の組み入れ、出資するグローバルIT大手との協力体制構築、(2)スプリントの事業および業績改善、または、業界再編の過程での同社の出資比率低下を含む抜本的な解決などが挙げられるとした。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,239.66 +153.86
ナスダック総合 15,927.90 +316.14
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ