前場コメント No.7 コカコーラ、コニカミノルタ、東プレ、古河電気工業、セブン銀行など

2017/06/01(木) 11:30
★9:13  コカコーラボトラーズ-大和が目標株価引き上げ 1Q決算は好業績
 コカ・コーラボトラーズジャパン<2579.T>がもみ合い。大和証券では、1Q決算は好業績と判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は3200円→3600円と引き上げた。統合シナジー、キリンHDとの業務提携の内容に期待。

★9:13  コニカミノルタ-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 複写機の市場環境は厳しい
 コニカミノルタ<4902.T>が3日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、複写機の市場環境は厳しく、今18.3期は構造改革などでコスト先行と想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1000円→830円と引き下げた。
 今18.3期会社計画は減益だが、特殊要因を除いた実質ベースでは、前17.3期比で25%の増益が必要。特に主力の情報機器事業のオフィス分野では10%以上の増益を計画するなど挑戦的と判断。同社は今18.3期の主な増益要因として(1)下期から本格化する新製品の投入、(2)コスト削減の本格化などを示すが、ここ数年の新製品効果は想定を下回るものであったこと、複写機市場は引き続き価格競争が継続していることなどを考えると、新製品効果が想定より弱いものになると予想。加えて、今18.3期には構造改革を実施することもあり、来19.3期には構造改革効果で業績が大幅に回復する可能性もあるが、複写機の市場環境しだいであり、依然として不透明とした。

★9:16  東プレ-TIWが「1」継続 トップラインの成長持続が見込まれる
 東プレ<5975.T>が3日ぶり反落。投資情報会社のTIWでは、プレス、冷凍・冷蔵車ともに受注が堅調で、トップラインの成長持続が見込まれるとコメント。投資評価「1(Buy)」を継続した。目標株価は、今18.3期TIW予想PER14倍程度は許容可能とみて、3700円と算出。
 主力の2事業ともに受注が豊富。プレス関連製品は需要地域での供給力拡大や品質への評価、冷凍・冷蔵車は食の安心・安全への意識の高まりで、同社商品力への評価などが受注増に貢献。また、生産規模拡大や将来成長に向けて費用が増加傾向にある中でも、中期的に増益基調が見込める点を評価。今18.3期会社計画に上振れの余地があるとの見方を示した。

★9:19  古河電気工業-大和が目標株価引き上げ 為替前提含めて17年度計画には上ブレ余地あり
 古河電気工業<5801.T>が3日続伸。大和証券では、為替前提含めて17年度会社計画には上ブレ余地ありと判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を4800円→5460円と引き上げた。北米を中心に光ファイバーの需要は好調に推移。大和営業利益予想を引き上げ。光ファイバーを中心とする堅調なファンダメンタルズを引き続き評価。

★9:23  セブン銀行-丸三が目標株価引き上げ ATM平均利用件数は下落幅が縮小してきた
 セブン銀行<8410.T>が5日ぶり反発。丸三証券では、ATMの1日1台当たり平均利用件数は2017年に入って下落幅が縮小してきたと注目。投資判断「買い」を継続、目標株価を440円→460円と引き上げた。
 ポイントは(1)ATMの1日1台当たり平均利用件数の下落幅は2017年に入り、縮小してきていること、(2)8月から開始される米国セブン-イレブンへのATM設置(約8000台)は今期については費用が先行するが、来期以降は利益へ徐々に寄与していくと見られること。丸三では今18.3期経常収益を1298億円(前期比+7%)、経常利益384億円(同+5%)とおおむね会社計画並みを見込むとした。

★9:27  アマダHD-6日ぶり大幅反発 IoTで板金工程管理を効率化
 アマダホールディングス<6113.T>が6日ぶり大幅反発。1日付の日経産業新聞で、同社がIoTを駆使し、板金の工程管理を効率化すると報じられた。
 加工の速度が上がり、工程管理にも即時性が求められることに対応するという。パーツを見分けるために「プロジェクションマッピング」で画像を投映したり、小型端末付きの台車でスムーズに仕分けしたりして生産性を高めるとされる。今後の業績拡大への寄与が期待され、買いが入っている。


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