前場コメント No.10 ホシデン、IHI、良品計画、インフォコム、四国電力など

2017/06/05(月) 11:30
★9:43  ホシデン-みずほが目標株価引き上げ アミューズメントの新製品で業績回復が鮮明に
 ホシデン<6804.T>が3日ぶり大幅反発。みずほ証券では、アミューズメントの新製品の寄与により、業績回復が鮮明になっていると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価は1200円→1500円と引き上げた。
 前17.3期決算内容とアミューズメント分野における主要顧客の新製品の販売好調を受けて、業績予想を引き上げ。前17.3期では3期ぶりに営業黒字を確保。主因は、経営努力の成果、アミューズメント分野における主要顧客の新製品の生産本格化、自動車向け売り上げの安定成長など。
 今18.3期では、アミューズメントの新製品がフル寄与する。最近のメディアの報道によると、消費者の受け入れは良好で供給が追い付いていないもよう。業績の上振れ期待がしばらく維持されると考えるとした。

★9:46  IHI-大和が目標株価引き上げ 来期にかけて最悪期からのV字回復が続く
 IHI<7013.T>が6日ぶり反落。大和証券では、来期にかけて最悪期からのV字回復が続くと想定。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は420円→500円と引き上げた。営業利益は今期、利益率は来期にピーク更新が視野に入ると想定。不採算案件の損失拡大懸念も限定的。来期にはROE:12%が視野に入るとした。

★9:48  東洋エンジニアリング-大和が目標株価引き下げ 来期増益には今期の受注確保が焦点
 東洋エンジニアリング<6330.T>がもみ合い。大和証券では、来期増益には今期の受注確保が焦点になるとみて、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は290円→280円と引き下げた。前17.3期は米国案件の引当金計上により営業赤字に転落。今期は黒字回復を見込むとしたが、会社計画のハードルはやや高い印象。得意分野における受注確保が今期の注目点とした。

★9:51  良品計画-大幅に6日続伸 5月既存店売上高(直営+L.S)は4.4%増
 良品計画<7453.T>が大幅に6日続伸。同社は2日、5月度の既存店売上高前年比を発表し、直営+L.S(ファミリーマート・comKIOSK以外の商品卸し売り先の店舗)は4.4%増だった。また、全社売上高は8.8%増となった。
 5月度は、月を通して安定した天候に恵まれ、気温の上昇と共に衣服・雑貨ではカットソー全般、主力商品であるフレンチリネン素材のシャツ、カーディガン、イージーパンツなどの売り上げが大きく伸びた。生活雑貨では前月同様好調なヘルス&ビューティー、キッチン用品に加え、夏向けのケット、スリッパなどの売り上げが上昇した。また、食品はレトルトカレー、「ごはんにかける」シリーズの調味加工が人気となったとしている。

★9:52  インフォコム-3日ぶり大幅反発 電子コミック配信で韓国参入検討
 インフォコム<4348.T>が3日ぶり大幅反発。5日付の日刊工業新聞で、同社が電子コミック配信事業で韓国市場に参入する検討に入ったと報じられた。
 早ければ2017年度内に決めるという。同社にとって、海外で電子コミックを配信する初めての事例になるとしている。日本漫画の人気が高いアジアで読者を取り込み、同事業の拡大を狙うもよう。今後の収益の伸びへの期待から、買いが入っている。

★9:53  四国電力-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 伊方原発に関する裁判動向に要注意
 四国電力<9507.T>がもみ合い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、伊方原発3号機に関する4カ所の裁判所の動向に要注意とし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1120円→1280円と引き上げた。
 エクイティストーリーの変更はなし。3月30日に広島地方裁判所は、伊方原子力発電所3号機の運転差止仮処分の申し立てを却下した。しかし、同3号機の運転差止仮処分の申し立てが、4カ所の裁判所(広島高裁、松山地裁、大分地裁、山口地裁岩国支部)で審議中であることに注意。
 今18.3期経常利益予想を上方修正。主な要因は、前17.3期決算を参照して、今18.3期予想の融通による電力収入を増やしたことであるとした。


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