前場コメント No.11 住友電気工業、三菱電機、日新製鋼、パーク24、マツモトなど

2017/06/05(月) 11:30
★9:52  御園座-小安い 宮崎などに第三者割当増資 3億円調達 設備投資などに充当
 御園座<9664.NG>が小安い。同社は2日、普通株式(約60万2000株)を宮崎(愛知県清須市)や大村寿男氏、光(名古屋市港区)などに割り当てる第三者割当増資を発表した。普通株の発行価格は500円。手取り概算額は2億9850万円。設備投資と運転資金に充当する。

★9:54  住友電気工業-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 営業最高益を18.3期以降も更新する
 住友電気工業<5802.T>が3日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、営業最高益を今18.3期以降も更新するとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は2550円→2340円と引き下げた。
 評価ポイントは2点。(1)各事業とも増益が期待でき、18.3期以降も最高益更新が期待できること、(2)非自動車の成長によるバリュエーション変化。
 前17.3期営業利益は1505億円と、08.3期の最高営業利益を更新。今18.3期以降もさらなる高みを目指せるシナリオは変わらず。なお、同社のバリュエーションは自動車セクターに連動していた。しかし、今後の同社の収益構造は環境エネルギー事業を軸とした非自動車事業が中心となる局面に入るとの考え方は変わらず。高付加価値の環境エネルギー事業や産業素材他事業のバリュエーションを考慮すると、足もとの株価水準には割安感があるとした。

★9:55  三菱電機-みずほが目標株価引き上げ 投資指標面から株価は妥当水準と判断
 三菱電機<6503.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、FA機器需要は依然強いが、投資指標面から株価は妥当水準と判断。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1600円→1650円と引き上げた。
 FA関連企業各社の1~3月期決算は、業界全体の需要回復がより顕著となっていることを確認できる内容(地域別では中国/韓国、業種別では半導体、OLEDなどFPD、Li、スマホなどがけん引)。5月末に発表された17年4月のJEMA統計やNECA統計からも、同社FA機器の主力製品であるPLCやサーボの好調は確認されている。ただし、同社は全社営業利益に占めるFA事業の構成比は3割程度と推定、投資指標面では総合電機メーカーとして横比較すべきとの見方は不変とした。

★9:56  日新製鋼-みずほが目標株価引き下げ 配当方針転換で50年配実現の可能性も低下
 日新製鋼<5413.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、配当方針転換で50年配実現の可能性も低下していると判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1480円→1240円と引き下げた。
 以下2点が利益のアタマを抑えると想定。(1)設備不調。呉製鉄所の高炉不調が続き、2015年稼働の周南製鋼所の新連続鋳造機(CC)の操業正常化も遅れている。17.3期に設備不調が90億円程度の減益要因になったと会社はコメント。18.3期も40億円程度のコスト負担が残るとみる。(2)エネルギーコストの増加。同コスト負担を考慮し、18.3期経常利益予想を155億円へ小幅下方修正。

★9:58  パーク24-大和が目標株価引き下げ カーシェアリングで想定外の足踏み
 パーク24<4666.T>が4日ぶり反発。大和証券では、カーシェアリングで想定外の足踏みとコメント。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は3200円→2900円と引き下げた。今17.10期上期営業利益は85億円(前年同期比▲10.2%)で、カーシェアの足踏みが想定外、大和予想を暫定的に下方修正するとした。

★10:00  マツモト-3日ぶり急反発 前期営業赤字転落見込むも悪材料出尽くしで
 マツモト<7901.T>が3日ぶり急反発。同社は2日、17.4期通期の営業利益予想を従来の2000万円の黒字から3000万円の赤字(前期は6100万円の赤字)へと引き下げると発表した。
 新工場立ち上りに関する費用が想定以上に増加したという。しかし、悪材料出尽くし感から買いが入っている。


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