今日の株式見通し-イエレン発言好感で米株上昇、円高を吸収して買い優勢か

2017/07/13(木) 08:31
 東京市場は堅調か。注目のイエレンFRB議長の議会証言では、緩やかな利上げ方針が示唆され、発言内容はおおむねハト派的と受け止められた。これを受けた米国株は、ダウ平均が3桁の上昇となるなど強い買い反応となった。一方、米長期金利は低下し、ドル円は円高に振れ113円を割り込む場面もあった。足元では113円30銭近辺で推移している。  米国株の反応はポジティブも為替の動きはネガティブだが、円建てのCME225先物は大証日中終値と比べて80円高の20140円、ドル建てが105円高の20165円と上昇スタートを示唆しており、日本株は米国株高を好感して買い優勢の展開が想定される。イエレン氏は米国の経済に関しても楽観的な見通しを示しており、今回の証言は低金利環境の継続と合わせて、グローバル株高を後押しする。円安にブレーキがかかったぶん、上値は限定的となる可能性はあるが、リスク・オンの環境は維持され、良好な地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは20100円-20250円。
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