後場コメント No.1 京セラ、ボルテージ、ジースリー、リミックスポイント、夢展望など

2017/07/14(金) 15:00
★12:30  日本取引所G-ドイツ証が目標株価引き上げ 業績予想などを再考
 日本取引所グループ<8697.T>が4日ぶり反発。ドイツ証券では、「JPX IR Day」への参加を経て業績予想などを再考。レーティング「Hold」を継続、目標株価は1540円→1730円と引き上げた。
 先進国取引所の平均マルチプル上昇を受け、妥当PERを18倍→20倍に12%引き上げ。今18.3期EPS予想はデリバティブ売買前提の引き下げに伴い4%程度引き下げたとしたが、目標株価設定上のEPSは期の進展(18.3期→19.3期)もあって横ばい。

★12:30  京セラ-底堅い AI自ら充電・放電判断する住宅用蓄電池を発売
 京セラ<6971.T>が底堅い。14日付の日刊工業新聞で、同社が人工知能(AI)が充電、放電を判断する住宅用蓄電池を7月下旬に発売すると報じられた。
 家庭の電気の使われ方を学習し、太陽光発電と組み合わせてエネルギー費を抑える制御をAIがしてくれるという。2020年に向けて本格化するエネルギー消費ゼロ住宅(ZEH)向けに提案するとされる。

★12:31  ボルテージ-反落 「アニドルカラーズ」事前登録者数4万人突破
 ボルテージ<3639.T>が反落。同社は13日、今夏に配信開始予定の女性コア層向け新ブランド「ボルテージドリーム」の第1弾タイトル「アニドルカラーズ」の事前登録者数が4万人を突破したと発表した。
 併せて、人気声優「柿原徹也」氏を同作のキャラクターボイスに起用するという。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★12:32  ジースリーHD-後場売り気配 3Q営業益59%増も進ちょくの悪さを嫌気し売り
 ジー・スリーホールディングス<3647.T>が後場売り気配。同社は14日12時に、17.8期の3Q累計(9-5月)の連結営業利益は2.7億円(前年同期比58.7%増)だったと発表した。
 同社が保有し運営を行っている太陽光発電所6カ所の売電収入、および同社による未着工太陽光発電所の売却収入が業績に大きく寄与したとしている。なお、通期の会社計画5.0億円に対する進ちょくは53.6%となっている。

★12:33  リミックスポイント-後場急伸 BITPointが韓国FXシストレ「Sys&Tech」と業務提携
 リミックスポイント<3825.T>が後場急伸。同社は7月14日前場引け後に、子会社であるビットポイントジャパン(東京都目黒区)が、FXマージン取引の戦略(EA)を研究・開発している韓国のFXシステムトレードの専門家集団である、シスエンテク(ソウル市)と合弁会社を設立すると発表した。
 韓国において、仮想通貨取引所を展開するもの。今回の業務提携において、BITPointは仮想通貨取引システムおよび仮想通貨の流動性を供給し、シスエンテクがマーケティング、顧客対応を含むオペレーションを担い、韓国の仮想通貨市場を活性化するとした。

★12:36  夢展望-続落 ヤフー子会社とAI・ビッグデータ技術活用したマーケティング技術開発で協業
 夢展望<3185.T>が続落。14日11時15分に、同社とヤフー<4689.T>子会社のシナジーマーケティング(大阪府大阪市)は、AI・ビッグデータ技術を活用した最先端マーケティング技術の開発を目的とし、価値観マーケティング「ソシエタス」およびニューロマーケティングを取り入れた消費者の購買動機分析および行動予測に関する共同研究に関する協業を本格的に開始したと発表した。
 今回の共同研究では、従来活用していた購買データや顧客属性データに加え、シナジーマーケティング独自のフレームで取得・分析する価値観データや脳波データ、そしてYahoo! JAPANのマルチビッグデータを多角的に分析・活用することで、購買動機の理解や行動予測を実現し、マーケティング活動の最適化、効率的な在庫管理、商品開発などに活用することを目指すとしている。株価は報道を受けて買いが入ったものの続かず、マイナス圏に沈む動きとなっている。


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