前場コメント No.4 フジシール、SUBARU、SPK、NOK、大林道路など

2017/07/19(水) 11:30
★9:03  フジシール-岩井コスモが新規「A」 日本や米州を中心に業績は好調
 フジシールインターナショナル<7864.T>が4日続伸。岩井コスモ証券では、日本や米州を中心に業績は好調と判断。投資判断「A」、目標株価3550円として、新規カバレッジを開始した。
 前期決算は売上高が前期比3%増、営業利益が同11%増と、14.3期以来となる営業最高益更新となった。日本ではシュリンクラベルが乳業や飲料向けを中心に伸長して同7%増収、医薬品等受託包装が同4割増加して、全体では8%増収。米国は円換算ではほぼ前期並みだったが、現地通貨ベースではシュリンクラベルが同11%増収、タックラベルが同74%増となり全体で同13%増収を確保。
 岩井コスモでは今期業績について、売上高が前期比7%増、営業利益が同23%増と予想。猛暑の追い風を考慮し、会社計画を若干上回る予想とした。日本や米国の好調維持のほか、火災の影響を受けた欧州の黒字回復、PAGO社の収益改善などを見込むもの。

★9:03  イデアインター-買い気配 前期営業益を上方修正 公募増資も発表
 イデアインターナショナル<3140.T>が買い気配。同社は18日に、17.6期通期の営業利益予想を従来の3.4億円から4.0億円(前期比2.2倍)へと引き上げると発表した。利益率の高い商品および販路への選択と集中を進めたことが寄与した。
また、これまで未定としていた17.6期の期末配当予想について2円にすると発表した。なお、上場以来初の配当となる。
 併せて、244万株の公募による新株式発行、上限36万株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。発行条件は7月25日~7月28日のいずれかの日に決める。手取り概算額は33億8146万6000円。新規店舗開発に関する投資やブランド認知向上のための広告宣伝などに関する投資、新商品の仕入代金に充当する。

★9:04  SUBARU-続落 R&Iが格付けの方向性を「ポジティブ」に
 SUBARU<7270.T>が続落。格付投資情報センター(R&I)では7月18日、同社の発行体格付け「A-」を維持したうえで、格付けの方向性を「安定的」→「ポジティブ」に変更すると発表した。
 特長あるモデルを展開する中堅乗用車メーカーで、走行性能と安全性能を重視する商品戦略が競争力に寄与している。米国での現地生産の拡大やシェア向上により収益基盤の強化が進みつつある。高い収益力を背景に財務基盤は強固。2017年に入り米国需要が減少に転じる中でも販売台数を伸ばしている。今後、主力車種のモデルチェンジや新規車種の投入が収益を支えそうとした。

★9:04  SPK-5日続伸 1Qは4割営業増益との観測 円安でエンジン部品輸出増える
 SPK<7466.T>が5日続伸。19日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は、4億円程度と前年同期比4割増えたようだと報じられた。
 円安の影響でエンジン部品などの海外輸出が増え、利益を押し上げたという。国内でも自動車補修部品の販売が好調だったとされる。21日発表予定の決算では、通期の業績予想は据え置く公算が大きいとしている。

★9:04  NOK-TIWが「2+」へ引き上げ シールの見通しが上向く
 NOK<7240.T>が4日ぶり反落。投資情報会社のTIWでは、シールの見通しが上向いていると判断。投資評価を「2(Neutral)」→「2+(Outperform)」と引き上げた。
 会社は通期計画を売上高、各利益段階ともに上方修正。上期のシール販売が従来想定よりも上向くこと、1Q(4~6月)の為替が計画前提1米ドル110円よりも円安で推移したことなどを勘案したもよう。TIWでは、今期営業利益見通しをこれまで保守的と見ていたとしたが、今般、想定以上にシール販売が堅調であることから、TIW予想を会社修正予想と同額へ上方修正するとした。

★9:05  大林道路-反発 自己株式182万9234株を消却へ
 大林道路<1896.T>が反発。同社は18日に、自己株式182万9234株を9月11日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は3.9%。


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