前場コメント No.11 シンクロフード、アルパイン、アエリア、KYB、NTTなど

2017/07/19(水) 11:30
★10:06  シンクロフード-大幅に続落 「飲食店.COM」で登録不動産事業者数2000社突破
 シンクロ・フード<3963.T>が大幅に続落。同社は18日、運営する飲食店の出店開業・運営に役立つサービスをワンストップで提供する「飲食店.COM」で、登録不動産事業者数が2000社を突破したと発表した。
 「飲食店.COM 店舗物件探し」は飲食店に特化した店舗物件メディアとして2003年に開設した。これまで首都圏を中心に不動産事業者増加のための取り組みを推進してきたが、2015年に関西版、2017年6月に東海版をリリースしてきた。しかし、直近で大きく買いが向かっていたことにより、株価へのポジティブな影響は限定的となっている。

★10:09  アルパイン-SMBC日興が目標株価引き上げ 音響の再強化で差別化を目指せるか
 アルパイン<6816.T>が反発。SMBC日興証券では、音響の再強化で差別化を目指せるか、注目するとコメント。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1700円→1900円と引き上げた。
 業績見通しの修正などを踏まえ、目標株価を引き上げ。21.3期以降の大型開発案件が大きく拡大せず、製品群では音響の再強化へと軸足をシフトしつつある中で、研究開発投資は緩やかに減少、相対的に抑えられる局面を迎えていることから、20.3期にかけての増益確度は高い。
 一方で、21.3期以降の中期で見た成長戦略には課題が残ると考えられることから、アルプス電気との協業を深化、資本関係強化も含めた可能性なども注目。また、中国Neusoft Reachの事業化進ちょくや、同社との協業度合いも引き続き見極めていきたいとした。

★10:10  アエリアー大幅に3日ぶり反発 簡易株式交換によりImpressionおよびサクラゲートを完全子会社化
 アエリア<3758.T>が大幅に3日ぶり反発。同社は18日に、簡易株式交換によりImpression(東京都品川区)およびサクラゲート(東京都豊島区)を完全子会社化すると発表した。
 Impressionは、投資用不動産の販売を主体として、投資用マンション開発や住居用不動産販売並びにリノベーション事業などを幅広く展開している。今後、アエリアグループおよびImpressionは、不動産とITテクノロジーを掛け合わせた不動産テックといわれる利便性の高いサービスを行うとしている。
 サクラゲートは、オンラインゲーミングプラットフォームにPCおよびモバイル向けゲームコンテンツの提供を行っている。今後、アエリアグループおよびサクラゲートは企画、開発、運営における資源の相互活用により、両社の強みを生かした新しいゲームの制作、成長が見込まれる海外市場や新しいゲームプラットフォームを見据えた事業展開を行うとしている。
 なお、株式交換予定日はどちらも8月24日となっている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★10:17  KYB-ジェフリーズが新規「BUY」 熱心な経営陣の努力により飛躍する
 KYB<7242.T>が反発。ジェフリーズ証券では、熱心な経営陣の努力により飛躍すると期待。投資判断「BUY」、目標株価750円として、新規カバレッジを開始した。
 今後、中国の油圧式掘削機市場の需要回復により、数年は恩恵を受け続けると考えられる。事業改革努力により、市場が同社の中期利益創出を過小評価していることを、会社側は証明していく見通し。
 カタリストは今18.3期の営業利益(OP)ガイダンスと、同社の今18.3期下期における中国生産の上方修正。これらは株価上昇のドライバーと注目。また、積極的なIR活動で市場の認知度も高まると思われるとした。

★10:19  NTT-4日続伸 シリコンプラットフォーム上に光変調器を作製
 NTT<9432.T>が4日続伸。19日付の日刊工業新聞で、同社がシリコンプラットフォーム上に化合物半導体を使った光変調器を作製することに成功したと報じられた。
 シリコン半導体と化合物半導体との融合で、低コストかつ低消費電力の光通信用集積回路の実現につながるという。今後の業績拡大への貢献が期待され、買いが入っている。


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