前場コメント No.6 グノシー、コーセル、イオン、エンプラス、モーニングスターなど

2017/07/21(金) 11:30
★9:09  グノシー-三菱UFJMSが目標株価引き上げ テクノロジーが強みのアプリ運営事業者
 Gunosy<6047.T>が4日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、テクノロジーを強みとするアプリ運営事業者と注目。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を2800円→3300円と引き上げた。
 強気判断の理由は、以下の2点。(1)18.5期と19.5期予想の上方修正。18.5期について、売上高は三菱UFJMS予想は会社予想107.5億円を下回るが、これは予想の前提が異なることによる。ネガティブにみている訳ではない。会社側はアクティブユーザー数の伸びのみを勘案しており、単価の上昇は想定していないと思われる。他方、三菱UFJMS予想はアクティブユーザー数の想定は会社予想以下と推察するが、ターゲティング精度向上による単価の上昇を想定している。(2)テクノロジーを強みとしており、アドネットワークやSSP(Supply-Side Platform)に頼ることなく、自らのサービスに対し、自らのテクノロジーで広告売上を上げられる数少ない会社であること。

★9:12  コーセル-反落 AC-DC電源『PJAシリーズ』で1000/1500Wの2モデルを開発
 コーセル<6905.T>が反落。同社は7月20日の大引け後に、汎用一般産業機器向けユニット型シングル出力AC-DC電源『PJAシリーズ』において、1000/1500Wの2モデルを追加で開発し、販売を開始すると発表した。上市済みである100/150/600Wの3モデルと合わせ、全5モデルとなる。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★9:14  イオン-底堅い 商品の海上輸送を開始 サッポロHDと共同輸送
 イオン<8267.T>が底堅い。21日付の日経新聞朝刊で、同社が商品の海上輸送を始めると報じられた。
 まずサッポロホールディングス<2501.T>と定期船を共同利用するという。大手小売りとメーカーが共同で船便を使うのは初めてになるとされる。トラックの運転手不足への対応として、船や鉄道へのモーダルシフトがさらに進みそうだとしている。今後の業績へのポジティブな影響が期待され、株価は底堅く推移している。

★9:14  エンプラス-買い気配 1Qは36%営業増益 エンプラ車用部品で海外新規開拓進む
 エンプラス<6961.T>が買い気配。同社は20日、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が13.1億円(前年同期比35.5%増)だったと発表した。
 エンプラ事業の車用部品は、米国自動車市場に頭打ち感が見られたが国内顧客向けの販売が底堅く、海外での新規顧客の開拓も進展した。プリンター用部品は、主要顧客の製品増産の影響や海外市場での好調な販売を受けて堅調に推移した。

★9:15  モーニングスター-反発 1Qは1割営業増益との観測 傘下運用会社の運用報酬増える
 モーニングスター<4765.T>が反発。21日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は、5億円強になったようだと報じられた。
 前年同期から1割弱増え、同期間として5年連続で最高になるという。傘下の資産運用会社が受け取る運用報酬が増えたとされる。地銀など金融機関向けでタブレット(多機能携帯端末)を使った投資信託の情報提供も好調だったもよう。

★9:16  ユナイテッドスーパー-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 経費削減効果が発揮されそう
 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス<3222.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、2Q以降、人件費を中心とした経費削減効果が発揮される可能性が高いとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1280円→1260円と引き下げた。
 青果と鮮魚の販売不振によって、既存店売上高が減収となり、今18.2期1Q(3~5月)の連結営業利益は会社想定を10億円強程度下回ったものと推定。生鮮品の販売苦戦は6月も続いていることから、上期いっぱいは売上高が会社計画を下回る可能性がある。ただし、同社は5月以降、人件費の抑制策を中心とした経費の圧縮に着手していることから、今182期営業利益は会社計画の達成が可能と想定。


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