前場コメント No.5 パナソニック、マルマエ、東急、鉱研工業、ニトリなど

2017/07/25(火) 11:31
★9:06  パナソニック-もみ合い 小売・食品の生産工程自動化ソリューションで業務提携
 パナソニック<6752.T>がもみ合い。同社は7月24日大引け後に、傘下のパナソニック スマートファクトリーソリューションズ(大阪府門真市)が、スキューズ(京都市)と、ファクトリーオートメーション技術とロボティクス技術を用いた新たな自動化ソリューションに向けた業務提携を行うと発表した。
 食品加工業や外食業、製造小売業など、広くモノづくりに携わる業界で課題となっている人手不足の軽減や品質安定化などの解決が目的。今後、それぞれの事業基盤・ネットワークなどを活用し、相互に提供し合う形の提携を行う。当面、両社は食品加工業界を中心に、自動化ソリューションに取り組むとした。

★9:07  マルマエ-大幅続落 公募増資などで17億円調達 工場の増設などに充当
 マルマエ<6264.T>が大幅続落。同社は24日、56万株の公募による新株式発行、65万6700株の公募による自己株式の処分、上限18万2500株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。
 発行条件は8月1日~8月4日のいずれかの日に決める。手取り概算額は17億4652万0256円。本社および関東事業所の工場増設、長期借入金の返済資金に充当する。

★9:07  東急-東海東京が目標株価引き上げ 不動産事業やホテル事業が今後も収益をけん引
 東京急行電鉄<9005.T>が小動き。東海東京調査センターでは、不動産事業やホテル事業が今後も収益をけん引すると想定。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を985円→1000円と引き上げた。
 東海東京では連結営業利益について、今18.3期が前年比7%増の837億円、来19.3期が同6%増の884億円と予想。鉄軌道事業における輸送人員の増加が続くと見ているとし、交通事業は堅実な増益を想定。不動産事業においては、今18.3期は物件販売の売上増などにより前年比2ケタ%の増益を予想するものの、来19.3期は「渋谷ストリーム」竣工による費用増を考慮し、増益率は鈍化すると予想。また、ホテル・リゾート事業については、東急ホテルズの積極的な新規出店・リニューアルが進んでいることや、足元では東京のホテル稼働率が底打ちの兆しを見せていることから、堅調な増収増益が続くと予想。

★9:07  鉱研工業-売り気配 1Q営業赤字転落 減収や一部原価高の案件発生で
 鉱研工業<6297.T>が売り気配。同社は24日に、18.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は7000万円の赤字(前年同期は7500万円の黒字)だったと発表した。売上高が減少したことや一部原価高の案件が発生したことが響いた。上期の会社計画1億6000万円の黒字は据え置いた。

★9:08  オリックス-小幅高 野菜や果物など青果流通に参入
 オリックス<8591.T>が小幅高。25日付の日経新聞朝刊で、同社が野菜や果物などの青果流通に参入すると報じられた。
 このほど全国で青果向けの冷温物流網を構築するファーマインド(千代田区)と資本業務提携したという。ファーマインドの物流網を活用し、青果を生産者から市場を通さずにコンビニエンスストアなどに直接届けるサービスを始めるとされる。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。

★9:10  ニトリHD-続伸 7月度既存店9%増収 接触冷感機能を持つ「Nクール」シリーズが好調
 ニトリホールディングス<9843.T>が続伸。同社は24日、7月度月次国内売上高前年比推移を発表し、既存店売上高は前年同月比9.2%増、全店では同18.9%増となった。既存店客数は9.1%増だった。
 7月度は、7月上旬から全国各地で真夏日が続いたこともあり、接触冷感機能を持つ「Nクール」シリーズが好調に推移した。中でも敷パッド・肌布団・タオルケットなどの寝装品およびラグ・マットが売り上げを大きく牽引した。また、家具ではリクライニングソファやソファベッド、自社開発商品のマットレス「Nスリープ」シリーズが好調に推移したとしている。


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