後場コメント No.6 北越工業、任天堂、日本ケアサプライ、デジタルアーツ、山九など

2017/07/28(金) 15:00
★13:50  北越工業-後場急落 1Q営業益18%減 車両系建設機械の出荷低調で
 北越工業<6364.T>が後場急落。同社は28日13時に、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は8.0億円(前年同期比18.4%減)だったと発表した。建設機械事業において、オリンピック関連工事の着工遅れなどにより国内の車両系建設機械の出荷が低調に推移したことが響いた。なお、上期の会社計画17.8億円に対する進ちょくは45.1%となっている。

★13:51  LINE-ドイツ証が目標株価引き下げ 利益未達に加えてMAUも減少している
 LINE<3938.T>が反落。ドイツ証券では、利益未達に加えてMAUも減少していると判断。レーティング「Hold」を継続、目標株価は4000円→3800円と引き下げた。
 今17.12期2Q利益が予想未達となることは、コンセンサス予想の動きからも見込まれていたが、MAU(月刊アクティブユーザー数)が前四半期比で減少したのは想定外。MAUの減少、パフォーマンス型広告収入の予想未達、利益の予想未達などを背景に、同社株は今後、これまでよりも優れた執行能力を持続できることを示さない限り、苦戦が続くとみられるとした。

★13:57  任天堂-ドイツ証が目標株価引き上げ 1Q決算は粗利益率が拡大
 任天堂<7974.T>が3日ぶり反落。ドイツ証券では、1Q決算は粗利益率が拡大し、予想を大幅に上回ると評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を45800円→46000円と引き上げた。
 今18.3期1Q決算は好調。強気派は十分に満足し、決算を厳しく考えていた向きの懸念は解消された。好決算が好感されて同社株価は最近の下げを取り戻し、再び上昇基調に戻ると想定。ドイツ証では引き続き、同社をアジア地域のビデオゲーム業界における2大推奨銘柄の1つとみているとした。

★13:58  日本ケアサプライ-後場マイナス転換 1Q営業益12%減 人員増に伴う人件費の増加で
 日本ケアサプライ<2393.T>が後場マイナス転換。同社は28日13時に、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は3.8億円(前年同期比11.6%減)だったと発表した。人員増に伴う人件費の増加やレンタル資産の減価償却費の増加などが響いた。

★14:04  デジタルアーツ-急反落 1Q営業益3.6倍も材料出尽くしで
 デジタルアーツ<2326.T>が急反落。同社は27日、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が3.6億円(前年同期比3.6倍)だったと発表した。
 企業向け市場で、前年度からの継続案件やセキュリティ対策が急務となっている顧客の案件を着実に獲得したことで、主力製品である「i-FILTER」「m-FILTER」の販売が順調に推移した。しかし株価は、材料出尽くしで下落している。

★14:05  IDEC-後場急伸 ソフトウェア開発のウェルキャットを子会社化
 IDEC<6652.T>が後場急伸。同社は7月28日14時に、決算と併せて、ウェルキャット(東京都品川区)を子会社化すると発表した。取得価格は非公表、株式取得は8月31日を予定。
 ウェルキャットは、両手フリーで操作できるデータ収集送信用の携帯端末装置であるウェアラブルやハンディターミナルを中心としたバーコードリーダー、ICタグリーダーの設計・販売、関連ソフトウェアの開発ならびにシステム提案などを行う会社。今後も成長が期待できるRFID(Radio Frequency IDentification)をはじめとする自動認識市場においてクライアントを有し、さまざまなソリューションを提供しているとした。

★14:08  山九-後場急騰 1Qは14%営業増益 物流の港湾事業が堅調
 山九<9065.T>が後場急騰。同社は28日14時、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が72.3億円(前年同期比14.0%増)だったと発表した。
 物流での港湾事業で、コンテナ取扱量について一部航路休止影響があったものの全体では総じて堅調に推移したという。国際物流事業でも、海外向け設備輸出関連案件や東南アジア・東アジアでの貨物取扱量が増加した。


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