米Lブランズ－大幅下落　通気利益見通しの引き下げを嫌気

8月17日　 終値　前日比　前日比（％）　　 　 ----------------------------------　　　　 LB 37.55 -1.40 -3.59％　　 　　 　8月17日の取引で、ヴィクトリアズ・シークレットなどの女性下着や美容製品販売の米Lブランズ（NYSE：LB）の株価が大幅に下落した。5-7月期の既存店売上高の落ち込みを受けて、通気利益見通しを引き下げたことが嫌気された。株価は前日比1.40ドル安（-3.59％）の37.55ドルで終了し、52週安値を更新。年初来では42.97％安となった。 　Lブランズが16日の取引終了後に発表した2017年第2四半期（5-7月期）決算は、売上高が前年同期比4.7％減の27億5502万ドルとなり市場予想と一致、営業利益が同26.3％減の3億90万ドル、純利益が45.0％減の1億3887万ドル（市場予想：1億3000万ドル）となり、希薄化後の一株当たり利益は0.48ドルと市場予想の0.45ドルを上回った。既存店売上高はヴィクトリアズ・シークレット部門が14％減、美容部門が6％増となり、全体では8％減。2016年第2四半期の3％増から大きく悪化した。 　会社側は第2四半期の既存店売上高の落ち込みを受けて、2017年通期の一株当たり利益見通しを従来の3.10-3.40ドルから3.00-3.20ドルへと引き下げた。第3四半期については0.25-0.30ドルとし、市場予想の0.31ドルを下回る見通しを示した。