前場コメント No.10 住友電気工業、すかいらーく、ＴＫＰ、ＮＯＫ、富士石油など
★9:29 住友電工－3日続伸 半導体基板向け中核材料を3割増産
住友電気工業<5802.T>が3日続伸。24日付の日経新聞朝刊で、同社が半導体の基板に使う中核材料を3割増産すると報じられた。
山形県酒田市に24億円を投じて新工場を建設し、2019年1月に稼働させるという。IoT関連製品や、電気自動車（EV）の中核部品として高まる需要に対応するとされる。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。
住友電気工業<5802.T>が3日続伸。24日付の日経新聞朝刊で、同社が半導体の基板に使う中核材料を3割増産すると報じられた。
山形県酒田市に24億円を投じて新工場を建設し、2019年1月に稼働させるという。IoT関連製品や、電気自動車（EV）の中核部品として高まる需要に対応するとされる。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。
★9:32 すかいらーく－ＳＢＩが新規「やや強気」 出店拡大を通じた成長局面
すかいらーく<3197.T>がもみ合い。ＳＢＩ証券では、出店拡大を通じた成長局面と判断。投資評価「やや強気」、目標株価1850円として、新規カバレッジを開始した。
国内大手外食企業の中で、最も安定的な収益拡大が見込める企業。しかも、同社株は同業他社比較などによる株価バリュエーションの割安感が強く、株式の流動性も十分にあることから、中長期的に外食株のコア銘柄として注目が可能。
再上場以来、同社株への投資に当たっての最大リスクは大株主であるベインキャピタルの株式売却による需給悪化懸念であった。現在はベインキャピタルの持ち株比率は20％以下まで低下、一方で充実した株主優待制度により、長期保有を目的としているとみられる個人株主が大幅に増加してきており、株式需給面での不安も小さくなってきていると指摘。
すかいらーく<3197.T>がもみ合い。ＳＢＩ証券では、出店拡大を通じた成長局面と判断。投資評価「やや強気」、目標株価1850円として、新規カバレッジを開始した。
国内大手外食企業の中で、最も安定的な収益拡大が見込める企業。しかも、同社株は同業他社比較などによる株価バリュエーションの割安感が強く、株式の流動性も十分にあることから、中長期的に外食株のコア銘柄として注目が可能。
再上場以来、同社株への投資に当たっての最大リスクは大株主であるベインキャピタルの株式売却による需給悪化懸念であった。現在はベインキャピタルの持ち株比率は20％以下まで低下、一方で充実した株主優待制度により、長期保有を目的としているとみられる個人株主が大幅に増加してきており、株式需給面での不安も小さくなってきていると指摘。
★9:32 ＴＫＰ－4日続伸 本社ビルをコンパクトホテル『ファーストキャビン』にコンバージョン
ティーケーピー<3479.T>が4日続伸。同社は8月23日の大引け後に、本社兼「TKP市ヶ谷カンファレンスセンター」（東京都新宿区）である「TKP市ヶ谷ビル」本館の一部と新たに賃借した別館をコンバージョンし、会議室併設型コンパクトホテルとなる『ファーストキャビンTKP市ヶ谷』（仮称）を開業すると発表した。着工は9月、開業は2018年4月を予定。165室（予定）の客室のほか、ロビーラウンジ、大浴場などを備える。
ティーケーピー<3479.T>が4日続伸。同社は8月23日の大引け後に、本社兼「TKP市ヶ谷カンファレンスセンター」（東京都新宿区）である「TKP市ヶ谷ビル」本館の一部と新たに賃借した別館をコンバージョンし、会議室併設型コンパクトホテルとなる『ファーストキャビンTKP市ヶ谷』（仮称）を開業すると発表した。着工は9月、開業は2018年4月を予定。165室（予定）の客室のほか、ロビーラウンジ、大浴場などを備える。
★9:36 ＮＯＫ－みずほが目標株価引き上げ シール事業が好調で業績予想を増額
ＮＯＫ<7240.T>が続伸。みずほ証券では、シール事業が好調で業績予想を引き上げ。投資判断「中立」を継続、目標株価は2450円→2500円と引き上げた。
1Q実績や個別取材を踏まえ、業績予想を上方修正。シール事業において、（1）国内自動車生産台数が堅調に推移し、（2）建機など一般産業向け販売も回復する中で、（3）固定費も抑制されていることを織り込んだことが主因。シール事業が好調な点はポジティブであり、安定的に高収益を生み出している点も評価できる。一方で、電子部品事業（FPC）は1Q実績がおおむねみずほ予想線で推移したことから、前回予想を据え置き。ただし、同事業の営業利益は依然として、主要顧客のスマホ販売動向に左右される傾向が強く、振れ幅が大きい。株価上昇にはコンセンサスを上回る電子部品事業の利益拡大が必要と指摘。
ＮＯＫ<7240.T>が続伸。みずほ証券では、シール事業が好調で業績予想を引き上げ。投資判断「中立」を継続、目標株価は2450円→2500円と引き上げた。
1Q実績や個別取材を踏まえ、業績予想を上方修正。シール事業において、（1）国内自動車生産台数が堅調に推移し、（2）建機など一般産業向け販売も回復する中で、（3）固定費も抑制されていることを織り込んだことが主因。シール事業が好調な点はポジティブであり、安定的に高収益を生み出している点も評価できる。一方で、電子部品事業（FPC）は1Q実績がおおむねみずほ予想線で推移したことから、前回予想を据え置き。ただし、同事業の営業利益は依然として、主要顧客のスマホ販売動向に左右される傾向が強く、振れ幅が大きい。株価上昇にはコンセンサスを上回る電子部品事業の利益拡大が必要と指摘。
★9:37 ダイヤモンドダイニング－大幅に3日ぶり反発 バグースが「ステーションメモリーズ！」とコラボ
ダイヤモンドダイニング<3073.T>が大幅に3日ぶり反発。同社は23日に、子会社のバグース（東京都港区）が運営するインターネットカフェにおいて、モバイルファクトリー<3912.T>の位置情報連動型ゲーム「ステーションメモリーズ！」と連携したキャンペーンを行うと発表した。
対象店舗を利用し、条件を満たした駅メモ！ユーザーにはオリジナルグッズをプレゼントするとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
ダイヤモンドダイニング<3073.T>が大幅に3日ぶり反発。同社は23日に、子会社のバグース（東京都港区）が運営するインターネットカフェにおいて、モバイルファクトリー<3912.T>の位置情報連動型ゲーム「ステーションメモリーズ！」と連携したキャンペーンを行うと発表した。
対象店舗を利用し、条件を満たした駅メモ！ユーザーにはオリジナルグッズをプレゼントするとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★9:39 富士石油－大和が目標株価引き下げ 赤字転落は袖ヶ浦製油所の定期修繕の影響
富士石油<5017.T>が4日続伸。大和証券では、赤字転落は袖ヶ浦製油所の定期修繕の影響と判断。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は380円→350円と引き下げた。
2Qにも袖ヶ浦製油所の定期修繕の影響が一部残存すると見込まれ、積極スタンスへの転換は同四半期の実績を見極める必要がある。バリュエーション面でも、2017年度大和予想に基づく配当利回り1.6％にヒストリカルや同業他社と比べた割安感は見出し難い。また、2017年度大和予想ROE7.7％を踏まえれば、同年度末PBR0.4倍もおおむねヒストリカルの水準に比べて妥当。ただし、2018年度は袖ヶ浦製油所の定修影響の反動による前年度比大幅増益が見込まれ、同年度の大和予想ROE13.9％が視野に入れば、株価の見直し余地が生じる可能性も期待されるとした。
富士石油<5017.T>が4日続伸。大和証券では、赤字転落は袖ヶ浦製油所の定期修繕の影響と判断。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は380円→350円と引き下げた。
2Qにも袖ヶ浦製油所の定期修繕の影響が一部残存すると見込まれ、積極スタンスへの転換は同四半期の実績を見極める必要がある。バリュエーション面でも、2017年度大和予想に基づく配当利回り1.6％にヒストリカルや同業他社と比べた割安感は見出し難い。また、2017年度大和予想ROE7.7％を踏まえれば、同年度末PBR0.4倍もおおむねヒストリカルの水準に比べて妥当。ただし、2018年度は袖ヶ浦製油所の定修影響の反動による前年度比大幅増益が見込まれ、同年度の大和予想ROE13.9％が視野に入れば、株価の見直し余地が生じる可能性も期待されるとした。
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