前場コメント No.10 三菱マテリアル、日本ゼオン、ＪＦＥＨＤ、セゾン情報、アドバンスレジなど
★9:52 三菱マテリアル－みずほが目標株価引き上げ 主力3事業の営業利益予想を引き上げ
三菱マテリアル<5711.T>が続伸。みずほ証券では、主力3事業の営業利益予想を引き上げ。投資判断「中立」を継続、目標株価は3200円→3800円と引き上げた。
前17.3期期中での3度にわたる下方修正の元凶であった加工事業が前年同期比および前四半期比でも増益という滑り出しとなり、米国生コン事業の想定以上の利益増、金属価格高なども相まって、株価は大幅に上昇している。主力3事業（セメント、金属、加工）主導による利益改善はおおむね織り込まれていると判断し、投資判断は「中立」を据え置き。新中期経営戦略で示された「事業ポートフォリオの最適化」に向けた施策を注視するとした。
三菱マテリアル<5711.T>が続伸。みずほ証券では、主力3事業の営業利益予想を引き上げ。投資判断「中立」を継続、目標株価は3200円→3800円と引き上げた。
前17.3期期中での3度にわたる下方修正の元凶であった加工事業が前年同期比および前四半期比でも増益という滑り出しとなり、米国生コン事業の想定以上の利益増、金属価格高なども相まって、株価は大幅に上昇している。主力3事業（セメント、金属、加工）主導による利益改善はおおむね織り込まれていると判断し、投資判断は「中立」を据え置き。新中期経営戦略で示された「事業ポートフォリオの最適化」に向けた施策を注視するとした。
★9:53 日本ゼオン－続伸 ゼオンアジアがシンガポールに技術サポートラボラトリーを開設
日本ゼオン<4205.T>が変わらずを挟み続伸。同社は6日、傘下のゼオンアジアが、シンガポールにアジア技術サポートラボラトリー（ATSL）を開設したと発表した。
同社の特殊ゴムはタイミングベルトや耐油ホース、オイルシール、ガスケットなど内燃機関に搭載される多くの部品に使用されるため、急成長するASEAN・インド市場に対応した事業戦略の強化が求められている。同ラボラトリーは、成長著しいASEAN・インド域の特殊ゴム市場をカバーする技術サポートの拠点になる。日本・欧州・中国に続く第4の技術サポート拠点で、依頼試験への対応や需要家への配合提案だけでなく、現地に密着して顧客価値を高めるさまざまなソリューションを提供する。今後の海外収益の伸びが期待され、株価は上昇している。
日本ゼオン<4205.T>が変わらずを挟み続伸。同社は6日、傘下のゼオンアジアが、シンガポールにアジア技術サポートラボラトリー（ATSL）を開設したと発表した。
同社の特殊ゴムはタイミングベルトや耐油ホース、オイルシール、ガスケットなど内燃機関に搭載される多くの部品に使用されるため、急成長するASEAN・インド市場に対応した事業戦略の強化が求められている。同ラボラトリーは、成長著しいASEAN・インド域の特殊ゴム市場をカバーする技術サポートの拠点になる。日本・欧州・中国に続く第4の技術サポート拠点で、依頼試験への対応や需要家への配合提案だけでなく、現地に密着して顧客価値を高めるさまざまなソリューションを提供する。今後の海外収益の伸びが期待され、株価は上昇している。
★9:57 ＪＦＥＨＤ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 薄板の国際市況の持続性がカタリスト
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、薄板の国際市況の持続性がカタリストとコメント。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は2100円→2330円と引き上げた。
日本、中国、韓国の熱延コイルの実効稼働率はフル稼働に近く、生産余力は小さい。一方で、需要期を迎え、熱延コイルの輸出市況は上昇が予想される。現段階、熱延コイルの国際市況は今18.3期4Qに下落すると保守的に予想。市況上昇に誘引されて、世界的に供給が増加することを織り込んだとした。一方、中国では大気汚染軽減のために冬季限定で粗鋼減産が行われ、鋼材市況が高止まりするシナリオも描けるが、現段階では減産の規模、需給や市況に与える影響は予測が困難とした。
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、薄板の国際市況の持続性がカタリストとコメント。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は2100円→2330円と引き上げた。
日本、中国、韓国の熱延コイルの実効稼働率はフル稼働に近く、生産余力は小さい。一方で、需要期を迎え、熱延コイルの輸出市況は上昇が予想される。現段階、熱延コイルの国際市況は今18.3期4Qに下落すると保守的に予想。市況上昇に誘引されて、世界的に供給が増加することを織り込んだとした。一方、中国では大気汚染軽減のために冬季限定で粗鋼減産が行われ、鋼材市況が高止まりするシナリオも描けるが、現段階では減産の規模、需給や市況に与える影響は予測が困難とした。
★10:02 セゾン情報システムズ－4日ぶり反発 「DataSpider Cloud」の新バージョンの提供開始
セゾン情報システムズ<9640.T>が4日ぶり反発。同社は6日に、アプレッソ（東京都文京区）が開発・販売する、本格的クラウド型データインテグレーションサービス（iPaaS）「DataSpider Cloud」の新バージョン「DataSpider Cloud 1.1」のサービスの提供を開始したと発表した。
新バージョンでは、マイクロソフトが提供するクラウド型業務アプリケーション「Microsoft Dynamics 365」など、新たな接続先に対応したという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
セゾン情報システムズ<9640.T>が4日ぶり反発。同社は6日に、アプレッソ（東京都文京区）が開発・販売する、本格的クラウド型データインテグレーションサービス（iPaaS）「DataSpider Cloud」の新バージョン「DataSpider Cloud 1.1」のサービスの提供を開始したと発表した。
新バージョンでは、マイクロソフトが提供するクラウド型業務アプリケーション「Microsoft Dynamics 365」など、新たな接続先に対応したという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:05 アドバンスレジデンス－野村が目標株価引き下げ 稼働率・DPSとも過去最高を更新
アドバンス・レジデンス投資法人<3269.T>がもみ合い。野村証券では、稼働率・DPS（1口当たり分配金）とも過去最高を更新しているとして、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は33.60万円→32.40万円と引き下げた。
17.7期中平均稼働率は97.0％と会社計画96.4％を上回り、同投資法人として過去最高となった。それもあり、17.7期のDPSは5169円と、こちらも過去最高を更新。18.1期、18.7期の稼働率はやや保守的な見込みのもとでも各96.5％、96.6％と高水準の計画。賃料改定も好調で、17.7期は入居者入れ替え戸数のうち約52％で賃料が上昇、入居者入れ替えに伴うネットの賃料増額率は1.5％と、15.7期、16.7期のいずれも1.3％を上回り、11.1期の合併以降で最高。伊藤忠の開発物件パイプラインは510億円、金融費用には削減余地があると注目。
アドバンス・レジデンス投資法人<3269.T>がもみ合い。野村証券では、稼働率・DPS（1口当たり分配金）とも過去最高を更新しているとして、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は33.60万円→32.40万円と引き下げた。
17.7期中平均稼働率は97.0％と会社計画96.4％を上回り、同投資法人として過去最高となった。それもあり、17.7期のDPSは5169円と、こちらも過去最高を更新。18.1期、18.7期の稼働率はやや保守的な見込みのもとでも各96.5％、96.6％と高水準の計画。賃料改定も好調で、17.7期は入居者入れ替え戸数のうち約52％で賃料が上昇、入居者入れ替えに伴うネットの賃料増額率は1.5％と、15.7期、16.7期のいずれも1.3％を上回り、11.1期の合併以降で最高。伊藤忠の開発物件パイプラインは510億円、金融費用には削減余地があると注目。
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