後場コメント No.4 ソフトバンクG、萩原電気、三菱重工業、クラレ、SCSKなど

2017/09/13(水) 15:00
★13:31  ソフトバンクG-小高い 「iU-SOALA」で遠隔制御システムの実証実験開始
 ソフトバンクグループ<9984.T>が小高い。同社は13日に、傘下のソフトバンクとアクトリー(石川県白山市)が、追尾集光型太陽エネルギー回収システム「iU-SOALA」の実証実験において、遠隔制御分野のシステム構築および検証を共同で行うと発表した。
 今回、アクトリーによる「iU-SOALA」の実用化へ向け、通信回線の提供や無線通信による通信環境の構築、データ収集システムの構築などを通じ、「iU-SOALA」の遠隔制御分野で実証実験に協力するという。また、両社はLPWAネットワークを利用した低電力による長距離通信制御に関する実証実験も共同で実施する予定としている。

★13:32  萩原電気-大幅続伸 いちよしでは「中期的に年率10%弱の増収・10%強の増益は可能」
 萩原電気<7467.T>が大幅に3日続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「中期的に年率10%弱の増収・10%強の増益は可能」との見方を示すレポートを公表している。
 同社は車載用デバイスを中心とするエレクトロニクス商社であり、自動車の電装化を追い風に過去最高の業績が続いている。ルネサスエレクトロニクス統合による商圏拡大があった12.3期以降の5年間で見ても、売上高は1.29倍、営業利益は1.76倍に拡大。今後も車載用デバイス需要の拡大は続く見通しにあり、いちよしでは年率10%弱の増収と同10%以上の利益成長は可能と予想。

★13:32  三菱重工-続伸 英インマルサット「Inmarsat-6」シリーズ初号機打ち上げ輸送サービスを受注
 三菱重工業<7011.T>が続伸。同社は12日、移動体衛星通信サービス大手企業である英国インマルサットの第6世代通信衛星「Inmarsat-6」シリーズ初号機の打ち上げ輸送サービスを受託したと発表した。
 衛星は仏エアバスディフェンスアンドスペースが製造中で、2020年にH-IIAロケットで打ち上げ予定。三菱重工にとって、海外顧客からの衛星打上げ輸送サービス受注は今回で5件目だとした。

★13:39  オープンハウス-4日続伸 名古屋の商業施設内に「マンションギャラリー」を開設
 オープンハウス<3288.T>が4日続伸。同社は9月13日13時過ぎに、グループ会社のオープンハウス・ディベロップメント(東京都千代田区)が、名古屋市中区の商業施設「テラッセ納屋橋」内に、「名古屋総合マンションギャラリー」を開設したと発表した。
 同社では9月23日に販売を開始する「オープンレジデンシア葵(名古屋市東区葵)」を第1弾として、今後、名古屋都心部における本格展開を予定。今回開設する「名古屋総合マンションギャラリー」は、名古屋エリアでマンション購入を検討する人に向けた、「オープンレジデンシアシリーズ」の総合的なモデルルームとした。

★13:48  クラレ-反発 EVOH樹脂「エバール」の新規増設を検討と報じられる
 クラレ<3405.T>が反発。9月13日付け化学工業日報で、同社がエチレン・ビニールアルコール共重合体(EVOH)樹脂「エバール」の新規増設の検討に入ったと伝えられた。
 日本、欧米の世界3極に生産拠点を構えるなか、需要の伸びが著しいアジア市場を狙い、東南アジアに新規プラントを立ち上げる計画。間もなく事業化調査(FS)に入り、2020年以降の稼働を目指すとされる。
 アジアでは食品ロスの削減を目的にガスバリア性を持つエバールの需要が拡大し、今後2ケタ成長が見込まれている。一方の先進国でも、よりバリア性の高いエバールを市場投入するなど、新市場の開拓に力を入れていくと報じられている。

★13:48  SCSK-底堅い 設計データから代理モデル解析する「pSeven」提供開始
 SCSK<9719.T>が底堅い。同社は13日に、データアドバンス(ロシア・モスクワ市)と販売代理店契約を締結し、Airbus社において製品開発のリードタイムとコスト削減を解決するために開発された、設計空間探索プラットフォーム「pSeven(ピーセブン)」の提供を開始すると発表した。
 「pSeven」は、所有するデータをもとに予測モデルを生成することが可能であり、従来のシミュレーションソフトウエアで構築したモデルとほぼ等価なモデルであることから、シミュレーションの代理モデル(サロゲートモデル)と呼ばれるという。
 「pSeven」によるサロゲートモデルをもとに、SCSKが組み合わせるシミュレーションソフトウエアを用いて解析すれば、リードタイムの短縮が期待できるとしている。

★13:51  初値決定-SUSは2.2倍の4970円
 東京証券取引所のマザーズに新規上場したエスユーエス<6554.T>の初値は、公開価格2300円の2.2倍の4970円で付いた。初値出来高は30万1500株で、売買代金は約15億円。公開株式数とロックアップ解除となったベンチャーキャピタル保有の株式数の合計(52万2100株)に対する売却率は57.7%だった。


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