前場コメント No.8 トレンダーズ、神戸製鋼所、ダイセル、フリンジ81、フィットなど

2017/09/14(木) 11:31
★9:38  トレンダーズ-もみ合い タテ型動画広告配信サービス「TATECO」提供開始
 トレンダーズ<6069.T>がもみ合い。同社は9月13日に、レコメンドエンジンサービスを軸とした事業展開を進めるpopIn(東京都港区)の技術提供により、スマートフォンに特化したタテ型動画広告配信サービス「TATECO」をリリースしたと発表した。「TATECO」は、トレンダーズが6月に設立した「動画マーケティング戦略室」が開発したサービス。

★9:40  神戸製鋼所-JPモルガンが目標株価引き上げ 鉄鋼・建設機械両輪で業績改善
 神戸製鋼所<5406.T>がもみ合い。JPモルガン証券では、鉄鋼、建設機械両輪で業績改善していると判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1000円→1290円と引き上げた。
 (1)高炉の改修作業(16年度完了)や上工程集約(17年度秋)を終えて、収益改善が見込まれること、(2)建機事業での業績改善を反映して、業績予想および目標株価を引上げ。ただし、高炉株全体が6月につけてから最もアウトパフォームしており、17年度下期~18年度上期にかけての業績改善期待を、現株価はおおむね織り込んでいると判断。

★9:41  ダイセル-反発 耐薬品性の高いセルロース系水処理膜用新材料を開発
 ダイセル<4202.T>が反発。同社は9月13日の大引け後に、セルロース系材料の強みである透水性を保持しながら、耐薬品性を大幅に向上させた水処理膜用新材料を開発したと発表した。
 また、この新材料を用いて、グループ企業のダイセン・メンブレン・システムズ(東京都港区)とともに、セルロース系の高い透水性能を活かして軽量化した外圧式中空糸膜モジュールの開発を進めているとした。同モジュールは、中空糸膜材料の耐薬品性も向上していることから、下水、工業排水、海水淡水化の前処理など幅広い分野での使用が可能。

★9:46  フリンジ81-急反発 社労士法人ミナジンと提携 HR Techサービスの導入サポート強化
 Fringe81<6550.T>が急反発。同社は13日、従業員同士が成果給を送り合えるHR Tech(人事・人材×技術)サービス「Unipos」の導入サポート強化を目的に、社会保険労務士法人ミナジン(千代田区)と業務提携したと発表した。
 Uniposとは、従業員同士が互いの貢献を共有しながら、ウェブのタイムライン上で成果給を送り合うことのできるサービス。従業員に一部権限を委譲した新しい評価制度、新しい報酬の仕組みとして、個人のモチベーションや組織へのエンゲージメントの向上、マネジメント層の育成、企業カルチャーの醸成といった、本来人事評価制度が解決すべき経営課題に広くアプローチするという。同提携に伴い、成長中のベンチャー企業経営者に対してUniposを通した生産性向上の取り組みでの、人事・労務面のサポート強化を開始する。

★9:47  キリンHD-続落 有利子負債の削減前倒し 17.12期までに2200億円返済へ
 キリンホールディングス<2503.T>が続落。14日付の日経新聞朝刊で、同社が有利子負債の削減を前倒しすると報じられた。
 当初は18.12期までの3年間で1350億円減らす計画だったが、17.12期までに2200億円程度減らすという。今期で負債削減にメドをつけ、再び成長投資に乗り出すとされる。投資では割引キャッシュフロー(DCF)などを指標に使い、投資先の選別を徹底するもよう。

★9:48  フィット-急落 1Q営業赤字転落 改正FIT法による着工スケジュール変更で
 フィット<1436.T>が急落。同社は13日に、18.4期1Q(5-7月)の営業損益は7500万円の赤字(前年同期は4300万円の黒字)だったと発表した。
 エナジー事業において、2017年4月に施行された改正FIT法により、コンパクトソーラー発電所(小型太陽光発電施設)の着工スケジュールを変更したため、顧客への引き渡しなどに変更が生じたことが響いた。上期の会社計画4.9億円の黒字は据え置いた。


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