前場コメント No.19 セリア、テイク＆ギヴニーズ、ヒューリック、東祥、マツモトキヨシなど
★10:44 セリア－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 中期市場シェア50％は達成可能
セリア<2782.T>が5日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、中期市場シェア50％は達成可能と判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を4250円→7100円と引き上げた。
中期成長力を踏まえた株価形成が強まっていると考え、中期マーケットシェア50％を達成し得るとの想定に基づき、目標株価を引き上げ。出店要請の強さやSSSの好調から株価は市場をアウトパフォームしたが、（1）出店成長が続いた専門店の多くが国内店舗数の限界点に近づきつつあり、出店ペースが鈍化する中、同社の出店ペースは加速していること、（2）小売店舗全般にECとの競争が懸念される中、ECの最大コストである配送料を相殺できないゆえに、100円ショップ商材はECとの競争にさらされる可能性が限定的であることなど、相対的な安心感から、引き続き長期保有向きの銘柄と考えるとした。
セリア<2782.T>が5日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、中期市場シェア50％は達成可能と判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を4250円→7100円と引き上げた。
中期成長力を踏まえた株価形成が強まっていると考え、中期マーケットシェア50％を達成し得るとの想定に基づき、目標株価を引き上げ。出店要請の強さやSSSの好調から株価は市場をアウトパフォームしたが、（1）出店成長が続いた専門店の多くが国内店舗数の限界点に近づきつつあり、出店ペースが鈍化する中、同社の出店ペースは加速していること、（2）小売店舗全般にECとの競争が懸念される中、ECの最大コストである配送料を相殺できないゆえに、100円ショップ商材はECとの競争にさらされる可能性が限定的であることなど、相対的な安心感から、引き続き長期保有向きの銘柄と考えるとした。
★10:46 テイク＆ギヴニーズ－ストップ高買い気配 上期営業益19％増 商品マージン改善やコスト削減で
テイクアンドギヴ・ニーズ<4331.T>がストップ高買い気配。同社は10日に、18.3期の上期（4-9月）の連結営業利益は6.8億円（前年同期比19.0％増）だったと発表した。上期の会社計画はゼロだったので着地は上振れた。
収益改善の取り組みとして、商品のマージン改善やコスト削減を継続的に推進したことなどが寄与した。通期の会社計画26.0億円に対する進ちょくは26.3％となっている。
テイクアンドギヴ・ニーズ<4331.T>がストップ高買い気配。同社は10日に、18.3期の上期（4-9月）の連結営業利益は6.8億円（前年同期比19.0％増）だったと発表した。上期の会社計画はゼロだったので着地は上振れた。
収益改善の取り組みとして、商品のマージン改善やコスト削減を継続的に推進したことなどが寄与した。通期の会社計画26.0億円に対する進ちょくは26.3％となっている。
★10:47 ヒューリック－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 新たな収益の柱を構築できるか
ヒューリック<3003.T>が変わらずを挟んで続落。ＳＭＢＣ日興証券では、新たな収益の柱を構築できるかがポイントとして、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は1230円→1280円と引き上げた。
業績予想は増額修正。物件取得をドライバーに大幅な増益基調が続いている一方、同社株価は過去1年間で+29％と不動産セクターをアウトパフォームしており、NAVプレミアムも55％と割安感に乏しいと判断。
10月30日に実施した上方修正により、会社ガイダンスの今17.12期当期純利益は400億円とされ、来18.12期を最終年度とする中計目標を1年前倒しで達成する計画になる。従って、来年にも新中計が発表される可能性がある。不動産売買ビジネスの他に、不動産再生事業、シニア事業、観光事業などの新たな柱を構築できるかどうかに注目。
ヒューリック<3003.T>が変わらずを挟んで続落。ＳＭＢＣ日興証券では、新たな収益の柱を構築できるかがポイントとして、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は1230円→1280円と引き上げた。
業績予想は増額修正。物件取得をドライバーに大幅な増益基調が続いている一方、同社株価は過去1年間で+29％と不動産セクターをアウトパフォームしており、NAVプレミアムも55％と割安感に乏しいと判断。
10月30日に実施した上方修正により、会社ガイダンスの今17.12期当期純利益は400億円とされ、来18.12期を最終年度とする中計目標を1年前倒しで達成する計画になる。従って、来年にも新中計が発表される可能性がある。不動産売買ビジネスの他に、不動産再生事業、シニア事業、観光事業などの新たな柱を構築できるかどうかに注目。
★10:50 東祥－いちよしがフェアバリュー引き上げ 新店の立ち上がり・既存店会員数が順調に推移
東祥<8920.T>が5日続伸。いちよし経済研究所では、新店の立ち上がり、既存店会員数も順調に推移していると判断。レーティング「A」を継続、フェアバリューは3250円→4200円と引き上げた。
スポーツクラブ、ホテル事業の好調が続くと予想し、来19.3期以降の業績見通しを引き上げ。主力のスポーツクラブ「ホリデイスポーツ」の店舗数は77店舗（17年9月末）。現在は初期投資4.5億円、会員数2500名、売上高2.16億円、経常利益率35％が基本フォーマット。ホテル事業も好調を維持。ホテル事業のセグメント利益率が前年同期比2.6％ポイント低下している理由は、管理部門、開発部門の人員増強によるもの。今18.3期2Q累計の既存店の客室稼働率は87.5％（前年同期比1.0％ポイント上昇）、客室単価は6698円（同3.1％上昇）とした。
東祥<8920.T>が5日続伸。いちよし経済研究所では、新店の立ち上がり、既存店会員数も順調に推移していると判断。レーティング「A」を継続、フェアバリューは3250円→4200円と引き上げた。
スポーツクラブ、ホテル事業の好調が続くと予想し、来19.3期以降の業績見通しを引き上げ。主力のスポーツクラブ「ホリデイスポーツ」の店舗数は77店舗（17年9月末）。現在は初期投資4.5億円、会員数2500名、売上高2.16億円、経常利益率35％が基本フォーマット。ホテル事業も好調を維持。ホテル事業のセグメント利益率が前年同期比2.6％ポイント低下している理由は、管理部門、開発部門の人員増強によるもの。今18.3期2Q累計の既存店の客室稼働率は87.5％（前年同期比1.0％ポイント上昇）、客室単価は6698円（同3.1％上昇）とした。
★10:53 マツモトキヨシ－いちよしがフェアバリュー引き上げ 18.3期も過去最高益更新へ
マツモトキヨシホールディングス<3088.T>が3日続伸。いちよし経済研究所では、今18.3期も過去最高益更新を想定。レーティング「A」を継続、フェアバリューは9000円→11000円と引き上げた。
今18.3期上期（4～9月）決算は、会社計画を大きく上回る営業増益となり、ポジティブ・サプライズ。「同社はデータ分析に基づくマーケティング戦略の推進によって集客力強化と収益力向上を両立、新規出店およびM&Aによる積極的な拡大政策によって、中期的な利益成長期にある」とのいちよしの見方に変化はないとした。実績を踏まえて、いちよしの今18.3期の連結営業利益予想を増額修正。今18.3期も事業子会社の改善効果や商品開発による粗利益率改善が連結営業利益に寄与すると見込まれ、最高益更新が続く見通し。
マツモトキヨシホールディングス<3088.T>が3日続伸。いちよし経済研究所では、今18.3期も過去最高益更新を想定。レーティング「A」を継続、フェアバリューは9000円→11000円と引き上げた。
今18.3期上期（4～9月）決算は、会社計画を大きく上回る営業増益となり、ポジティブ・サプライズ。「同社はデータ分析に基づくマーケティング戦略の推進によって集客力強化と収益力向上を両立、新規出店およびM&Aによる積極的な拡大政策によって、中期的な利益成長期にある」とのいちよしの見方に変化はないとした。実績を踏まえて、いちよしの今18.3期の連結営業利益予想を増額修正。今18.3期も事業子会社の改善効果や商品開発による粗利益率改善が連結営業利益に寄与すると見込まれ、最高益更新が続く見通し。
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