前場コメント No.10 ＳＯＭＰＯ、ヤクルト、日本ハム、ＡＦＣ－ＨＤ、クラウドワークスなど
★9:47 ＳＯＭＰＯ－野村が目標株価引き下げ 今期の特殊要因を予想に織り込む
ＳＯＭＰＯホールディングス<8630.T>が反発。野村証券では、今期の特殊要因を予想に織り込み、来期以降を微修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は4800円→4700円と引き下げた。
4～9月期（上半期）決算が発表され、8月、9月に発生した米ハリケーンの損失を主因に、同社は今18.3期通期会社計画を下方修正した。経常利益は1890億円（従来2590億円）、親会社株主利益は1520億円（同1830億円）。同ハリケーンの損失は一時的と想定され、ネガティブな印象はなし。同業他社より海外事業の貢献度は依然として低く、国内と海外事業のシナジー発揮を見極めたいという考えに変更はないためであるとした。
ＳＯＭＰＯホールディングス<8630.T>が反発。野村証券では、今期の特殊要因を予想に織り込み、来期以降を微修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は4800円→4700円と引き下げた。
4～9月期（上半期）決算が発表され、8月、9月に発生した米ハリケーンの損失を主因に、同社は今18.3期通期会社計画を下方修正した。経常利益は1890億円（従来2590億円）、親会社株主利益は1520億円（同1830億円）。同ハリケーンの損失は一時的と想定され、ネガティブな印象はなし。同業他社より海外事業の貢献度は依然として低く、国内と海外事業のシナジー発揮を見極めたいという考えに変更はないためであるとした。
★9:51 ヤクルト－みずほが目標株価引き下げ 中国でライト品の貢献が拡大
ヤクルト本社<2267.T>が続落。みずほ証券では、中国でライト品の貢献が拡大しており、日本の販売も堅調で、今18.3期は営業最高益更新を予想。投資判断「中立」を継続した。目標株価は8950円→8820円と引き下げた。
今18.3期上期決算説明会後の会社訪問を踏まえ、業績予想を見直し。今18.3期営業利益予想は、海外および日本の飲料食品の貢献拡大を見込み、420億円から2期ぶりの最高益となる425億円に上方修正。
7～9月の中国の1日当たり乳製品売上数量は、前年同期比23.3％増。同社は決算説明会で、中国におけるライト品の販売数量構成比が16年の13.1％から17年1～9月に18.3％に上昇していると説明。みずほでは、オリジナル品の販売価格に対して9％割高に設定されている（広州を除く）ライト品の貢献もあり、中国を含むアジア・オセアニアの堅調な業績は続くと予想。
ヤクルト本社<2267.T>が続落。みずほ証券では、中国でライト品の貢献が拡大しており、日本の販売も堅調で、今18.3期は営業最高益更新を予想。投資判断「中立」を継続した。目標株価は8950円→8820円と引き下げた。
今18.3期上期決算説明会後の会社訪問を踏まえ、業績予想を見直し。今18.3期営業利益予想は、海外および日本の飲料食品の貢献拡大を見込み、420億円から2期ぶりの最高益となる425億円に上方修正。
7～9月の中国の1日当たり乳製品売上数量は、前年同期比23.3％増。同社は決算説明会で、中国におけるライト品の販売数量構成比が16年の13.1％から17年1～9月に18.3％に上昇していると説明。みずほでは、オリジナル品の販売価格に対して9％割高に設定されている（広州を除く）ライト品の貢献もあり、中国を含むアジア・オセアニアの堅調な業績は続くと予想。
★9:55 日本ハム－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 市況銘柄に後退
日本ハム<2282.T>が3日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、市況銘柄に後退とコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は3600円→2900円と引き下げた。
加工事業の収益性は改善されるどころか、悪化傾向にある。加えて、海外食肉事業はボラティリティリスクが拡大しており、今後の収益の回復力が読み難い。同社は加工事業の脱低収益化を重要課題と認識してはいるとしたが、事業環境の変化に対応しきれておらず、食肉加工は価格競争の激しい業界と化していると指摘。加工事業の収益改善が遅々として進まないこと、市況変動リスクにさらされる海外事業の収益体質に鑑み、目標株価の適正PERを18倍から16倍に修正。カタリストは、デリ事業での合理化への取り組み、何らかのきっかけで畜肉相場が上昇する、などとした。
日本ハム<2282.T>が3日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、市況銘柄に後退とコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は3600円→2900円と引き下げた。
加工事業の収益性は改善されるどころか、悪化傾向にある。加えて、海外食肉事業はボラティリティリスクが拡大しており、今後の収益の回復力が読み難い。同社は加工事業の脱低収益化を重要課題と認識してはいるとしたが、事業環境の変化に対応しきれておらず、食肉加工は価格競争の激しい業界と化していると指摘。加工事業の収益改善が遅々として進まないこと、市況変動リスクにさらされる海外事業の収益体質に鑑み、目標株価の適正PERを18倍から16倍に修正。カタリストは、デリ事業での合理化への取り組み、何らかのきっかけで畜肉相場が上昇する、などとした。
★9:59 ＡＦＣ－ＨＤ－小安い 株主優待制度を変更 配当による利益還元充実へ
ＡＦＣ－ＨＤアムスライフサイエンス<2927.T>が小安い。同社は17日に、株主優待制度を変更すると発表した。配当による利益還元を充実させる一方で、これまで年2回実施していた株主優待を年1回に変更する。
従来は、2月末日および8月末日に100株以上を保有する株主に対して保有株式数に応じて割引券などを贈呈していたが、変更後は2月末日のみとなる。
併せて、18.8期の中間配当予想を5円→10円（前期は5円）に、期末配当予想を5円→10円（前期は5円）に修正する。年間配当は10円→20円（前期は10円）となる。
ＡＦＣ－ＨＤアムスライフサイエンス<2927.T>が小安い。同社は17日に、株主優待制度を変更すると発表した。配当による利益還元を充実させる一方で、これまで年2回実施していた株主優待を年1回に変更する。
従来は、2月末日および8月末日に100株以上を保有する株主に対して保有株式数に応じて割引券などを贈呈していたが、変更後は2月末日のみとなる。
併せて、18.8期の中間配当予想を5円→10円（前期は5円）に、期末配当予想を5円→10円（前期は5円）に修正する。年間配当は10円→20円（前期は10円）となる。
★10:03 クラウドワークス－急伸 東京都アクセラレータプログラムにメンターとして参加
クラウドワークス<3900.T>が急伸。同社は11月20日10時に、東京都が実施する外国ブロックチェーン関連ベンチャーを対象としたアクセラレータプログラムに、メンターとして参加すると発表した。
東京都では、ブロックチェーンに関連する技術やビジネスモデルを持つ海外スタートアップ企業を都内に呼び込み、海外企業と日本企業のビジネスマッチングを図るアクセラレータプログラム「ブロックチェーン ビジネスキャンプ東京」の実施を予定。同社はプログラムへの参加を通して、ブロックチェーン技術やビジネスモデルに秀でた外国スタートアップ企業とのパートナーシップの機会を探り、今後の事業成長を加速する種を見出していくとした。
クラウドワークス<3900.T>が急伸。同社は11月20日10時に、東京都が実施する外国ブロックチェーン関連ベンチャーを対象としたアクセラレータプログラムに、メンターとして参加すると発表した。
東京都では、ブロックチェーンに関連する技術やビジネスモデルを持つ海外スタートアップ企業を都内に呼び込み、海外企業と日本企業のビジネスマッチングを図るアクセラレータプログラム「ブロックチェーン ビジネスキャンプ東京」の実施を予定。同社はプログラムへの参加を通して、ブロックチェーン技術やビジネスモデルに秀でた外国スタートアップ企業とのパートナーシップの機会を探り、今後の事業成長を加速する種を見出していくとした。
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