前場コメント No.4 ジグソー、三菱マテリアル、三井倉庫、オプティム、Wスコープなど

2017/11/21(火) 11:30
★9:04  PALTAC-4日ぶり反落 新潟でドラッグストア向け物流センター設立
 PALTAC<8283.T>が4日ぶり反落。21日付の日経新聞朝刊で、同社が新潟県見附市で約80億円投じ、ドラッグストア向けの物流センターを設立すると報じられた。
 人工知能(AI)などの技術を導入し、従来の物流センターと同じ人員で1.5倍の商品を出荷できるという。ドラッグストアの出店拡大で荷物の量が増える一方で、仕分けをする人員の確保は難しくなっており、最新技術を活用し人手不足を乗り切るとされる。2018年秋に稼働させ、北陸のドラッグストアやスーパーに最大年250億円分の化粧品や日用品を配送するもよう。

★9:04  JIG-SAW-3日続伸  自己株式の取得枠を上限2万4000株・2億円に拡大 期間延長も
 JIG-SAW<3914.T>が変わらず挟み3日続伸。同社は20日、自己株式の取得枠拡大および期間延長を行うと発表した。
 上限1万2000株・1億円の自己株取得枠を上限2万4000株・2億円に拡大するとともに、取得期間は2017年9月5日~2017年12月4日から2017年9月5日~2018年3月20日に延長する。

★9:04  三菱マテリアル-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 伸びるべき事業が増益に寄与
 三菱マテリアル<5711.T>が5日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、国内外セメントや加工といった伸びるべき事業が増益に寄与していると判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は3850円→4580円と引き上げた。
 セメントや加工といった、同社の潜在成長率の高い事業が増益要因になっている点は、素直に評価すべき。また、同社の目指す市況影響を受けにくい収益構造に近づきつつあると考えられる。しかし、17年9月下旬以降の銅価格上昇を受けて株価が上昇、割安感が見出せないと指摘。
 経常利益予想を増額修正。主な業績の変更点は、(1)国内値上げを織り込んだことによるセメントの増額修正、(2)銅価格前提上方修正、(3)超硬工具の販売伸び率を上方修正。

★9:04  三井倉庫HD-続伸 投資有価証券売却益7億2200万円発生 3Qに計上へ
 三井倉庫ホールディングス<9302.T>が続伸。同社は20日に、保有する上場有価証券5銘柄を売却したことにより、投資有価証券売却益約7億2200万円が発生する見込みであると発表した。
 この投資有価証券売却益は、18.3期3Qにおいて特別利益として計上する予定。なお、既に公表している業績予想に変更はない。

★9:05  オプティム-反発 IoTに関するコンサル事業など行うテレパシー・グローバルを子会社化
 オプティム<3694.T>が反発。同社は20日に、IoTに関するコンサル事業など行うテレパシー・グローバル(東京都中央区)の株式を100%取得し、子会社化すると発表した。
 この株式取得は、テレパシー・グローバルが持つハードウェア開発力およびグローバルマーケティングのノウハウを同社のプラットフォームに取り込み、AI・IoT・ロボット事業の加速化を図るものとしている。取得価格は非公開で、株式譲渡実行は11月21日予定となっている。

★9:05  Wスコープ-東海東京が「Neutral」へ引き下げ 業績下方修正の可能性を発表
 ダブル・スコープ<6619.T>が反発。東海東京調査センターでは、会社が業績下方修正の可能性を発表したため、レーティングを「Outperform」→「Neutral」と引き下げた。目標株価は2310円を継続。
 今17.12期は大型のセパレーター製造装置の8号機と9号機を立ち上げているが、将来の車載向けリチウムイオン電池向けのセパレーターとしてのサンプル出荷が増加し、短期的には収益を悪化させている。来18.12期に売上高180億円、営業利益36億円を達成するとの見方に変更はないとし、目標株価は据え置き。一方、今17.12期3Q決算短信において、業績計画の下方修正の可能性について言及したこと、株価上昇により目標株価とのかい離が15%未満になったことから、レーティングを引き下げるとした。


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