前場コメント No.12 オービック、旭硝子、任天堂、三和ＨＤ、ユナイテッドアローズなど
★10:06 オービック－ジェフリーズが目標株価引き上げ 下期も見通しは良好
オービック<4684.T>が6日ぶり反落。ジェフリーズ証券では、下期も見通しは良好と判断。投資判断「HOLD」を継続、目標株価は7000円→7600円と引き上げた。
同社を訪問し、マクロ環境は少なくとも今18.3期下期から来19.3期上期まで良好が続くとの見通しを確認したとコメント。中小企業向けの案件を継続する一方、大型案件の需要は増加基調。足元の収益動向を踏まえ、通期配当計画は上方修正される可能性が高いと予想。直近のセクター株価上昇を踏まえて、目標株価を引き上げ。安定的なファンダメンタルズは、株価にすでに織り込み済みとの見方を示した。
オービック<4684.T>が6日ぶり反落。ジェフリーズ証券では、下期も見通しは良好と判断。投資判断「HOLD」を継続、目標株価は7000円→7600円と引き上げた。
同社を訪問し、マクロ環境は少なくとも今18.3期下期から来19.3期上期まで良好が続くとの見通しを確認したとコメント。中小企業向けの案件を継続する一方、大型案件の需要は増加基調。足元の収益動向を踏まえ、通期配当計画は上方修正される可能性が高いと予想。直近のセクター株価上昇を踏まえて、目標株価を引き上げ。安定的なファンダメンタルズは、株価にすでに織り込み済みとの見方を示した。
★10:07 旭硝子－みずほが目標株価引き上げ 次期中計における各種施策を注視する
旭硝子<5201.T>がもみ合い。みずほ証券では、ROE8％以上の達成を目指す次期中計における各種施策を注視するとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は4500円→4900円と引き上げた。
今17.12期以降の営業利益予想を増額するとしたが、化学品に依存したアンバランスな利益成長が続く見込み。総還元性向50％以上という方針を踏まえると、来18.12期以降は増配に加え、継続的な自己株取得（150億円程度）を期待可能。一方で、汎用化学品（クロールアルカリ）の利益構成の高まりから、株価バリュエーションに対する下方圧力は徐々に高まる可能性がある。18年2月発表予定の次期中期経営計画（18～20年度）では、ROE8％以上の達成に向けた各種施策を注視するとした。
旭硝子<5201.T>がもみ合い。みずほ証券では、ROE8％以上の達成を目指す次期中計における各種施策を注視するとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は4500円→4900円と引き上げた。
今17.12期以降の営業利益予想を増額するとしたが、化学品に依存したアンバランスな利益成長が続く見込み。総還元性向50％以上という方針を踏まえると、来18.12期以降は増配に加え、継続的な自己株取得（150億円程度）を期待可能。一方で、汎用化学品（クロールアルカリ）の利益構成の高まりから、株価バリュエーションに対する下方圧力は徐々に高まる可能性がある。18年2月発表予定の次期中期経営計画（18～20年度）では、ROE8％以上の達成に向けた各種施策を注視するとした。
★10:11 任天堂－みずほが目標株価引き上げ 引き続き強気スタンス
任天堂<7974.T>が続伸。みずほ証券では、引き続き強気スタンスであることを確認しておきたいとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を55000円→60000円と引き上げた。
年末商戦後をにらんでの短期的な好材料出尽くしなども想定されるが、2018年に向けても、引き続き強気スタンスであることを確認しておきたいとコメント。（1）2018年（19.3期）もスイッチの普及戦略に沿った相応のラインナップが準備されていると判断されるため、スイッチの好調な販売モメンタムが続くと予想されること、（2）その結果、スイッチの最終普及のアップサイドの目線が、現状の「目指せWii（1億台）」から「NDS（1.5億台）もあり得る」に変わっていく可能性もあること、（3）『どうぶつの森ポケットキャンプ』の11月21日配信開始で、スマホゲームビジネスも再始動したことなどがその背景。
今18.3期4Qも含めて、2018年のスイッチ向けタイトルが見えてくることがカタリストと想定されるため、12月下旬から1月中には一定のタイトルが明らかになることを期待するとした。
任天堂<7974.T>が続伸。みずほ証券では、引き続き強気スタンスであることを確認しておきたいとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を55000円→60000円と引き上げた。
年末商戦後をにらんでの短期的な好材料出尽くしなども想定されるが、2018年に向けても、引き続き強気スタンスであることを確認しておきたいとコメント。（1）2018年（19.3期）もスイッチの普及戦略に沿った相応のラインナップが準備されていると判断されるため、スイッチの好調な販売モメンタムが続くと予想されること、（2）その結果、スイッチの最終普及のアップサイドの目線が、現状の「目指せWii（1億台）」から「NDS（1.5億台）もあり得る」に変わっていく可能性もあること、（3）『どうぶつの森ポケットキャンプ』の11月21日配信開始で、スマホゲームビジネスも再始動したことなどがその背景。
今18.3期4Qも含めて、2018年のスイッチ向けタイトルが見えてくることがカタリストと想定されるため、12月下旬から1月中には一定のタイトルが明らかになることを期待するとした。
★10:14 三和ＨＤ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ ビル建材やメンテ・サービス拡大見込む
三和ホールディングス<5929.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、ビル建材やメンテ・サービスの拡大を想定。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は1350円→1550円と引き上げた。
今18.3期上半期業績は、同業他社が営業減益となる中でも、国内事業で採算重視の受注方針を堅持し、海外事業の貢献もあって増収増益となった。引き続き、国内の採算向上やメンテ・サービス事業拡大と米欧の堅調な需要により、今18.3期以降は営業最高益更新が続くと予想。
来19.3期以降の国内建築工事量の増加による業績伸長に注目。今18.3期上半期末の三和シヤッター工業の手持残高は1108億円と、前年同期比147億円増加。ゼネコンの施工高と同様に、来19.3期より大型再開発関連などの施工繁忙期を迎えて増収増益に寄与すると想定。
三和ホールディングス<5929.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、ビル建材やメンテ・サービスの拡大を想定。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は1350円→1550円と引き上げた。
今18.3期上半期業績は、同業他社が営業減益となる中でも、国内事業で採算重視の受注方針を堅持し、海外事業の貢献もあって増収増益となった。引き続き、国内の採算向上やメンテ・サービス事業拡大と米欧の堅調な需要により、今18.3期以降は営業最高益更新が続くと予想。
来19.3期以降の国内建築工事量の増加による業績伸長に注目。今18.3期上半期末の三和シヤッター工業の手持残高は1108億円と、前年同期比147億円増加。ゼネコンの施工高と同様に、来19.3期より大型再開発関連などの施工繁忙期を迎えて増収増益に寄与すると想定。
★10:18 Ｕアローズ－続伸 2年後をめどに国内全店舗でICタグ導入
ユナイテッドアローズ<7606.T>が続伸。24日付の日経産業新聞で、同社が2年後をめどに、国内の全店舗でICタグを導入すると報じられた。
バーコードを使う従来方式に比べ、棚卸し作業などの手間や時間を大幅に短縮できるという。現場の作業効率を高めて人件費を抑えるとされる。働き方改革が進むなか、店舗従業員らの労働環境の改善にもつなげるもよう。業績拡大への貢献が期待され、買いが入っている。
ユナイテッドアローズ<7606.T>が続伸。24日付の日経産業新聞で、同社が2年後をめどに、国内の全店舗でICタグを導入すると報じられた。
バーコードを使う従来方式に比べ、棚卸し作業などの手間や時間を大幅に短縮できるという。現場の作業効率を高めて人件費を抑えるとされる。働き方改革が進むなか、店舗従業員らの労働環境の改善にもつなげるもよう。業績拡大への貢献が期待され、買いが入っている。
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