前場コメント No.1 任天堂、旭化成、レーザーテク、スターティア、ライオンなど

2018/01/04(木) 11:30
★9:00  任天堂-買い気配 「ポケモンGO」中国展開へ 開発会社が年内検討 と報道
 任天堂<7974.T>が買い気配。3日付の日経新聞朝刊で、スマホ向けゲーム「ポケモンGO」を開発・運営する米ナイアンティックが、中国で同ゲームの提供開始を検討していることが分かったと報じられた。
 
 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が2日、中国ポータルサイト大手の網易(ネットイース)と組みサービスを始める予定だと報じたものという。中国では米企業によるネットサービス提供は制限されている。ナイアンティックはネットイースなどから2億ドル(約220億円)を調達し、協力体制を得ることで規制をクリアするという。今後の任天堂の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★9:00  旭化成-買い気配 19.3期は2期連続で営業増益との観測
 旭化成<3407.T>が買い気配。12月30日付の日経新聞朝刊で、同社の19.3期の連結営業利益は2期連続で増えそうだと報じられた。

 小堀秀毅社長が日経新聞のインタビューに対して発言したもの。すでに公表した18.3期の連結営業利益の見通しは前期比15%増の1830億円と過去最高を更新する見込み。小堀社長は電池部材など高付加価値品の販売好調で、19.3期も「営業増益は必ず達成できる」としたとされる。18.3期は合成繊維の原料など石油化学の市況改善が原動力となり、19.3期を最終年度とする中期経営計画では営業利益を1800億円に高めるのが目標だが、1年早く達成できそうだとしている。

★9:01  レーザーテック-買い気配 20.6期営業利益は7割増との観測 半導体製造関連装置が好調
 レーザーテック<6920.T>が買い気配。12月30日付の日経新聞朝刊で、同社の20.6期の連結営業利益は今期推定比で約7割増の85億円程度になりそうだと報じられた。

 半導体需要の伸びが続くなか、半導体の製造工程で用いる回路原板(フォトマスク)に欠陥がないか検査する装置が好調に売れるもよう。半導体ウエハーの検査装置も伸びるという。

★9:01  スターティア-買い気配 通期最終益を上方修正 投資有価証券売却益約3億1300万円の計上で
 スターティア<3393.T>が買い気配。同社は12月29日に、18.3期通期の連結純損益予想を従来の1.1億円から4.2億円(前期比83.0倍)へと引き上げると発表した。

 ITインフラ関連事業の売上高が予算に対し好調に推移した。また、保有資産の有効活用を図るため投資有価証券1銘柄を売却し、売却益約3億1300万円を特別利益として計上することも寄与する。

★9:01  ライオン-反発 前期12%営業増益との観測 口臭予防歯磨きなど人気
 ライオン<4912.T>が反発。12月30日付の日経新聞朝刊で、同社の17.12期の連結営業利益は前期比12%増の275億円程度になりそうだと報じられた。

 会社予想(270億円)を上回り、4年連続で最高益を更新するという。8月に発売した口臭予防効果のある歯磨きや洗口液が若年層に人気で、2月に刷新した子供向けの歯ブラシなども想定以上に好調とされる。機能をアピールした単価の高い製品が売り上げを伸ばし、利益率が改善し続けているもよう。


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