前場コメント No.3 太平洋セメント、ワークマン、カルビー、ユーザベース、五洋建設など
★9:08 太平洋セメント－丸三が新規「買い」 国内セメント値上げ効果で利益拡大を期待
太平洋セメント<5233.T>が3日続伸。丸三証券では、来期以降、国内セメント事業の値上げ効果による利益拡大を期待。投資判断「買い」、目標株価5800円として、新規カバレッジを開始した。
新規に「買い」とする理由は、（1）19.3期以降、値上げ効果による利益成長が期待できること（12月20日に国内セメント価格の値上げを発表）、（2）米国西海岸や中国といった環太平洋地域にもセメント事業を展開しているが、米国を中心に需要が好調に推移しており、今後も販売数量の伸びによる収益拡大が期待できるため。今18.3期は国内・海外ともに、セメント需要増加による販売数量の伸びを強めに織り込み、会社計画を上振れると予想。
太平洋セメント<5233.T>が3日続伸。丸三証券では、来期以降、国内セメント事業の値上げ効果による利益拡大を期待。投資判断「買い」、目標株価5800円として、新規カバレッジを開始した。
新規に「買い」とする理由は、（1）19.3期以降、値上げ効果による利益成長が期待できること（12月20日に国内セメント価格の値上げを発表）、（2）米国西海岸や中国といった環太平洋地域にもセメント事業を展開しているが、米国を中心に需要が好調に推移しており、今後も販売数量の伸びによる収益拡大が期待できるため。今18.3期は国内・海外ともに、セメント需要増加による販売数量の伸びを強めに織り込み、会社計画を上振れると予想。
★9:12 ワークマン－続伸 12月の既存店売上高13％増 防寒商品が好調に推移
ワークマン<7564.T>が続伸。作業服販売店チェーンを展開する同社は4日、12月の月次前年比速報として、既存店売上高が12.6％増だったと発表した。客数は13.1％増加し、単価は0.5％低下した。全店売上高は14.5％増だった。なお、店舗数は前月比3店舗増の814店となっている。
全国的に平年よりも気温の低い日が続き、保温力の高い裏アルミジャンパー、ストレッチ素材のジャンパー、ウォームパンツのほか、防水防寒スーツ、裏起毛ハイネック、タイツなど防寒商品が好調に推移したとしている。
ワークマン<7564.T>が続伸。作業服販売店チェーンを展開する同社は4日、12月の月次前年比速報として、既存店売上高が12.6％増だったと発表した。客数は13.1％増加し、単価は0.5％低下した。全店売上高は14.5％増だった。なお、店舗数は前月比3店舗増の814店となっている。
全国的に平年よりも気温の低い日が続き、保温力の高い裏アルミジャンパー、ストレッチ素材のジャンパー、ウォームパンツのほか、防水防寒スーツ、裏起毛ハイネック、タイツなど防寒商品が好調に推移したとしている。
★9:13 カルビー－続伸 シリアル「フルグラ」のアジア展開本格化
カルビー<2229.T>が続伸。5日付の日経新聞朝刊で、同社がシリアル「フルグラ」のアジア展開を本格化すると報じられた。
現在手掛ける中国の越境EC（電子商取引）サイトでの販売に続き、1月にも中国の小売店で販売を始めるという。3月末までにアジア諸国に販売先を広げるとみられる。手軽で栄養バランスのよい食事として訴求し、2020年度にはフルグラの海外売上高300億円を目指す考えのもよう。今後の海外収益の伸びが期待され、買いが入っている。
カルビー<2229.T>が続伸。5日付の日経新聞朝刊で、同社がシリアル「フルグラ」のアジア展開を本格化すると報じられた。
現在手掛ける中国の越境EC（電子商取引）サイトでの販売に続き、1月にも中国の小売店で販売を始めるという。3月末までにアジア諸国に販売先を広げるとみられる。手軽で栄養バランスのよい食事として訴求し、2020年度にはフルグラの海外売上高300億円を目指す考えのもよう。今後の海外収益の伸びが期待され、買いが入っている。
★9:15 ユーザベース－東海東京が目標株価引き上げ 既存事業は順調に拡大
ユーザベース<3966.T>が反落。東海東京調査センターでは、既存事業は順調に拡大していると判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を1500円→1800円と引き上げた。
前17.12期3Qの同社業績は好調が持続。東海東京では、（1）SPEEDA、NewsPicksの両事業で契約数が大きく伸長している点、（2）NewsPicks アカデミア、LivePicksなどの新規事業が順調な滑り出しを見せていることから、今後も同社業績の拡大が期待できると考えているとした。
ユーザベース<3966.T>が反落。東海東京調査センターでは、既存事業は順調に拡大していると判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を1500円→1800円と引き上げた。
前17.12期3Qの同社業績は好調が持続。東海東京では、（1）SPEEDA、NewsPicksの両事業で契約数が大きく伸長している点、（2）NewsPicks アカデミア、LivePicksなどの新規事業が順調な滑り出しを見せていることから、今後も同社業績の拡大が期待できると考えているとした。
★9:18 ベルシステム２４－3日ぶり反落 来期13％営業増益との観測 サプライズなく売り
ベルシステム２４ホールディングス<6183.T>が3日ぶり反落。5日付の日経新聞朝刊で、同社が19.2期の連結営業利益（国際会計基準）が今期予想比13％増の105億円程度になりそうだと報じられた。ただ、観測予想値が市場予想とほぼ変わらない水準でポジティブサプライズがなかったことから、売りが出ている。
筆頭株主である伊藤忠商事<8001.T>のグループ企業からの受注が拡大しているという。昨年11月に資本業務提携した凸版印刷<7911.T>からの新規受注も始まるとされ、前期から段階的に進める値上げの効果も浸透するもよう。
ベルシステム２４ホールディングス<6183.T>が3日ぶり反落。5日付の日経新聞朝刊で、同社が19.2期の連結営業利益（国際会計基準）が今期予想比13％増の105億円程度になりそうだと報じられた。ただ、観測予想値が市場予想とほぼ変わらない水準でポジティブサプライズがなかったことから、売りが出ている。
筆頭株主である伊藤忠商事<8001.T>のグループ企業からの受注が拡大しているという。昨年11月に資本業務提携した凸版印刷<7911.T>からの新規受注も始まるとされ、前期から段階的に進める値上げの効果も浸透するもよう。
★9:19 五洋建設－野村が目標株価引き上げ 海外事業の見通しを中心に上方修正
五洋建設<1893.T>が3日続伸。野村証券では、海外事業の見通しを中心に業績予想を上方修正。レーティング「Buy」を継続、目標株価を800円→945円と引き上げた。
海外土木ではバングラデシュ、シンガポールでの大型工事を17年7～9月期に受注しており、会社予想と同水準まで今18.3期予想の海外受注を引き上げるとともに、来19.3期以降の海外事業の業績を上方修正。これまでは、海外事業は来19.3期以降では減収を見込んでいたとしたが、今18.3期の1900億円とほぼ同水準の2000億円の売上規模が続くと予想。大手ゼネコン各社におけるリニア中央新幹線工事での談合事件の捜査の動向には留意が必要であるものの、現状ではJVでの参加がメインとなっている準大手各社に対しては波及するものではないと理解しているとした。
五洋建設<1893.T>が3日続伸。野村証券では、海外事業の見通しを中心に業績予想を上方修正。レーティング「Buy」を継続、目標株価を800円→945円と引き上げた。
海外土木ではバングラデシュ、シンガポールでの大型工事を17年7～9月期に受注しており、会社予想と同水準まで今18.3期予想の海外受注を引き上げるとともに、来19.3期以降の海外事業の業績を上方修正。これまでは、海外事業は来19.3期以降では減収を見込んでいたとしたが、今18.3期の1900億円とほぼ同水準の2000億円の売上規模が続くと予想。大手ゼネコン各社におけるリニア中央新幹線工事での談合事件の捜査の動向には留意が必要であるものの、現状ではJVでの参加がメインとなっている準大手各社に対しては波及するものではないと理解しているとした。
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