前場コメント No.9 パソナG、丸紅、日産化学、ファーストブラザーズ、ヤマハ発動機など

2018/01/15(月) 11:31
★9:25  パソナG-急騰 上期営業益3.3倍 2Qはすべてのセグメントが増収
 パソナグループ<2168.T>が急騰。同社は12日に、18.5期の上期(6-11月)の連結営業利益は26.2億円(前年同期比3.3倍)だったと発表した。同社は12月20日に上期の営業益を従来の12.4億円から25.0億円に上方修正していたが着地はさらに上振れた。
 2Qは、企業の人手不足感や多様な人材サービスニーズへの対応が奏功し、インソーシングやアウトソ-シングを含むBPO事業や人材紹介事業の伸長を中心に、すべてのセグメントで増収となった。また、インソーシングやキャリアソリューションの収益力向上も貢献した。通期の会社計画56.5億円に対する進ちょくは46.3%となっている。

★9:28  丸紅-大和が目標株価引き上げ 既存事業の収益性改善と財務強化が注目点
 丸紅<8002.T>が4日続伸。大和証券では、既存事業の収益性改善と財務強化が注目点とし、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は800円→880円と引き上げた。
 2Q決算はおおむね堅調な業績となったが、個別課題も散見。FCFは1Q▲498億円、2Q▲41億円と赤字幅が縮小したものの、依然として出超トレンド。
 会社計画の達成は可能と見ているとしたが、今18.3期純利益の大和予想は従来の1750億円を据え置き。来19.3期と20.3期の純利益予想は、航空機関連や建機・産機が好調な「輸送機」などを上方修正する一方、米農家収入の低迷が逆風となっている「農業化学品」などを下方に見直したが、全体としてはおおむね従来想定を踏襲したとしている。

★9:28  日産化学-UBSが目標株価引き上げ 飼い主と獣医への調査を踏まえて業績予想を増額
 日産化学工業<4021.T>が4日ぶり反発。UBS証券では、飼い主と獣医への調査を踏まえて業績予想を増額。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5000円→5200円と引き上げた。
 UBSでは欧米3カ国にて、犬もしくは猫の飼い主および獣医を対象に意識調査を実施。BRAVECTOのシェア上昇を示唆する調査結果を踏まえて、BRAVECTOの原体であるフルララネルの売上高成長率を来19.3期30%、20.3期23%へそれぞれ引き上げ(従来22%、18%)。20.3期のUBSの営業利益予想は450億円と、IFISコンセンサスを7%上回る水準。フルララネルの高い成長は、十分に株価に織り込まれていないと判断。

★9:29  No.1-売り気配 3Q累計41%営業減益 オフィスコンサルのWebサイト販売苦戦
 No.1<3562.T>が売り気配。同社は12日、18.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益が1.2億円(前年同期比41.1%減)だったと発表した。
 オフィスコンサルタント事業で経営支援サービスの一つであるWeb販売で、Webサイトの販売数が伸び悩んだ。

★9:31  ファーストブラザーズ-急騰 今期49%営業増益見込む 前期は15%減益着地
 ファーストブラザーズ<3454.T>が急騰。同社は12日に、18.11期通期の連結営業利益予想を50.2億円(前期比48.7%増)と発表した。市場コンセンサスは47.1億円となっている。
 賃貸不動産などへの投資を積極的に推進していくとともに、顧客に質の高いサービスを提供する。また、既存事業のプラットフォームや強みを活用した収益機会の拡大にも取り組むとしている。
 併せて発表した、17.11期通期の連結営業利益は33.7億円(前の期比15.0%減)だった。、投資運用事業におけるフィー収益が大幅に減少したことが響いた。

★9:31  ヤマハ発動機-大和が目標株価引き上げ 18年の業績方向感も良好
 ヤマハ発動機<7272.T>がもみ合い。大和証券では、18年の業績方向感も良好と判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を3500円→4200円と引き上げた。
 2018年もマリンと新興国二輪車の主力2事業が好調持続と想定。比較他社のPER評価上昇を主因に、目標株価を引き上げ。株価上昇で割安感は縮小も、業績モメンタム勘案し、強気判断を継続するとした。


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