前場コメント No.9 長谷工、ビックカメラ、ＳＵＢＡＲＵ、サイネックス、バローなど
★9:28 長谷工－大幅続落 3Q累計営業益12％増も進ちょくの弱さを嫌気
長谷工コーポレーション<1808.T>が大幅続落。同社は9日に、18.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は660億円（前年同期比12.2％増）だったと発表した。完成工事総利益率の改善が寄与した。通期の会社計画960億円に対する進ちょくは68.8％となっている。なお、通期の市場コンセンサスは990億円となっていることから、3Q累計のやや弱い進ちょくが嫌気され、売りが優勢となっている。
長谷工コーポレーション<1808.T>が大幅続落。同社は9日に、18.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は660億円（前年同期比12.2％増）だったと発表した。完成工事総利益率の改善が寄与した。通期の会社計画960億円に対する進ちょくは68.8％となっている。なお、通期の市場コンセンサスは990億円となっていることから、3Q累計のやや弱い進ちょくが嫌気され、売りが優勢となっている。
★9:28 ビックカメラ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ ソフマップの損益改善などで
ビックカメラ<3048.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、ソフマップの損益改善、コジマの年末商戦好調を受けて、投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は1800円→1900円と引き上げた。
今18.8期1Q決算を踏まえて、業績予想を修正。1Q決算でのソフマップの損益改善、コジマの年末商戦好調を踏まえて、業績予想を増額。ポイント費用正常化もあり大幅増益が見込める2Q決算に向けて、株価は強含む可能性があるとみているとした。
今後の業績けん引役としては、（1）高収益な自主企画商品（粗利率約50％）の拡大、（2）家電の買い替え需要拡大（テレビだけでなく、全般的に家電の平均使用年数が上昇）、（3）EC売上の拡大（18.8期にシステム投資がおおむね完了、物流統合に伴い品ぞろえも拡充）を想定。
ビックカメラ<3048.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、ソフマップの損益改善、コジマの年末商戦好調を受けて、投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は1800円→1900円と引き上げた。
今18.8期1Q決算を踏まえて、業績予想を修正。1Q決算でのソフマップの損益改善、コジマの年末商戦好調を踏まえて、業績予想を増額。ポイント費用正常化もあり大幅増益が見込める2Q決算に向けて、株価は強含む可能性があるとみているとした。
今後の業績けん引役としては、（1）高収益な自主企画商品（粗利率約50％）の拡大、（2）家電の買い替え需要拡大（テレビだけでなく、全般的に家電の平均使用年数が上昇）、（3）EC売上の拡大（18.8期にシステム投資がおおむね完了、物流統合に伴い品ぞろえも拡充）を想定。
★9:29 ＳＵＢＡＲＵ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 米国SUVの成長限界などを考慮
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が4日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、米国SUVの成長限界や品質費用の高止まりの可能性などを考慮するとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は3900円→4000円と引き上げた。
3Q決算を踏まえ、業績予想を修正。米国SUVがけん引役となった成長局面（13.3期～16.3期）が終了、業績は他社の攻勢などから当面停滞局面を迎える見込み。三菱ＵＦＪＭＳの業績予想はIFIS コンセンサスを下回るとしたが、（1）悪材料はある程度株価に織り込まれたと判断、（2）会社側が株主還元を今後強化する可能性を考慮して「Neutral」とした。
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が4日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、米国SUVの成長限界や品質費用の高止まりの可能性などを考慮するとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は3900円→4000円と引き上げた。
3Q決算を踏まえ、業績予想を修正。米国SUVがけん引役となった成長局面（13.3期～16.3期）が終了、業績は他社の攻勢などから当面停滞局面を迎える見込み。三菱ＵＦＪＭＳの業績予想はIFIS コンセンサスを下回るとしたが、（1）悪材料はある程度株価に織り込まれたと判断、（2）会社側が株主還元を今後強化する可能性を考慮して「Neutral」とした。
★9:32 サイネックス－続落 イーブック傘下のバズグラフを買収
サイネックス<2376.T>が続落。同社は2月9日大引け後に、イーブックイニシアティブジャパン<3658.T>から、バズグラフ（東京都千代田区）の全株式を取得すると発表した。
株式取得は4月2日を予定。バズグラフはウェブ上のクチコミ解析など、ビッグデータを活用したインターネットソリューションを提供している。バズグラフをグループに迎えることにより、ビッグデータを活用したインターネットソリューションの提供を開始するとともに、ウェブ上のクチコミ解析の活用により、きめ細かな提案が可能とした。
サイネックス<2376.T>が続落。同社は2月9日大引け後に、イーブックイニシアティブジャパン<3658.T>から、バズグラフ（東京都千代田区）の全株式を取得すると発表した。
株式取得は4月2日を予定。バズグラフはウェブ上のクチコミ解析など、ビッグデータを活用したインターネットソリューションを提供している。バズグラフをグループに迎えることにより、ビッグデータを活用したインターネットソリューションの提供を開始するとともに、ウェブ上のクチコミ解析の活用により、きめ細かな提案が可能とした。
★9:32 サイネックス－続落 ＧＭＯデジタルラボとスマホアプリに関するOEM基本契約
サイネックス<2376.T>が続落。同社は2月9日大引け後に、ＧＭＯクラウド<3788.T>のグループ会社であるＧＭＯデジタルラボ（札幌市）と、スマートフォンアプリに関するOEM（相手先ブランドでの製造）基本契約を締結したと発表した。
双方の事業ノウハウと営業力の相互補完などにより、業容拡大と業務の効率化を図ることができると判断。ＧＭＯデジタルラボが開発したアプリをサイネックスにOEM供給する基本契約を両社間で締結して事業提携を行うとした。
サイネックス<2376.T>が続落。同社は2月9日大引け後に、ＧＭＯクラウド<3788.T>のグループ会社であるＧＭＯデジタルラボ（札幌市）と、スマートフォンアプリに関するOEM（相手先ブランドでの製造）基本契約を締結したと発表した。
双方の事業ノウハウと営業力の相互補完などにより、業容拡大と業務の効率化を図ることができると判断。ＧＭＯデジタルラボが開発したアプリをサイネックスにOEM供給する基本契約を両社間で締結して事業提携を行うとした。
★9:33 バロー－大和が目標株価引き上げ SM改善の持続性や次期中期経営計画に注目
バローホールディングス<9956.T>が大幅に5日続伸。大和証券では、SM改善の持続性や次期中期経営計画に注目。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2800円→3250円と引き上げた。
17年度3Q連結は累計で営業利益が前年同期比6.6％減、3Qで同4.3％増。最大の増益要因は粗利益率の改善であり、SM事業がけん引。通期ガイダンスは据え置き。大和予想は小幅調整とし、18～19年度はSMの粗利益率改善を主因に営業利益以下を小幅増額。
5月発表予定の次期中期経営計画（18～20 年度）では量的拡大を改め、質的改善をより重視する方針。出店を抑制し、大型店の改装を加速する。出店抑制はトップラインの伸びを低下させるが、今後の収益性改善に寄与するものと考えるとした。
バローホールディングス<9956.T>が大幅に5日続伸。大和証券では、SM改善の持続性や次期中期経営計画に注目。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2800円→3250円と引き上げた。
17年度3Q連結は累計で営業利益が前年同期比6.6％減、3Qで同4.3％増。最大の増益要因は粗利益率の改善であり、SM事業がけん引。通期ガイダンスは据え置き。大和予想は小幅調整とし、18～19年度はSMの粗利益率改善を主因に営業利益以下を小幅増額。
5月発表予定の次期中期経営計画（18～20 年度）では量的拡大を改め、質的改善をより重視する方針。出店を抑制し、大型店の改装を加速する。出店抑制はトップラインの伸びを低下させるが、今後の収益性改善に寄与するものと考えるとした。
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