後場コメント No.1 TOTO、LIXILG、DIC、光通信、ヤマハ発動機など
★12:30 TOTO-SMBC日興が目標株価引き下げ 着実な成長続くと見込むも足元は期待先行
TOTO<5332.T>が続落。SMBC日興証券では、着実な成長続くと見込むも、足元は期待先行と判断。投資評価「3(アンダーパフォーム)」を継続、目標株価は4700円→4600円と引き下げた。
目標株価引き下げは利益予想を減額修正したことによるもの。中期的な成長性や、来19.3期から配当性向メドを40%に引き上げるという株主還元姿勢を高く評価。しかし、株価にはそうした成長性や競争力は織り込まれているとみて、セクター内の相対評価に基づく投資評価「3」を継続。評価見直しの要件は、国内リモデルの成長再加速、中国・米国事業の成長率向上や、インドなど他市場の貢献などであるとした。
TOTO<5332.T>が続落。SMBC日興証券では、着実な成長続くと見込むも、足元は期待先行と判断。投資評価「3(アンダーパフォーム)」を継続、目標株価は4700円→4600円と引き下げた。
目標株価引き下げは利益予想を減額修正したことによるもの。中期的な成長性や、来19.3期から配当性向メドを40%に引き上げるという株主還元姿勢を高く評価。しかし、株価にはそうした成長性や競争力は織り込まれているとみて、セクター内の相対評価に基づく投資評価「3」を継続。評価見直しの要件は、国内リモデルの成長再加速、中国・米国事業の成長率向上や、インドなど他市場の貢献などであるとした。
★12:31 LIXILG-SMBC日興が目標株価引き下げ 販売経費や原材料高が重い
LIXILグループ<5938.T>が3日続落。SMBC日興証券では、販売経費や原材料高が重く、利益予想を減額修正。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は3000円→2860円と引き下げた。
目標株価引き下げは利益予想を減額修正したことによるもの。今18.3期は増収効果で原材料価格上昇や広告宣伝費などの増加影響を補えず、同社計画に未達と予想。また、来19.3期も原材料高の影響が続くことから、新中期経営計画目標の21.3期事業利益1300億円に対してスロースタートとなる見込み。
他方で、減益が続いていた海外水回り製品のグローエやASBには底入れの兆しがみられる。5月公表の来19.3期計画が現実的な目標設定となれば、短期的にはネガティブな反応があったとしても、その後は中期的な業績および株価の成長を織り込みに行く局面が訪れる見通し。
LIXILグループ<5938.T>が3日続落。SMBC日興証券では、販売経費や原材料高が重く、利益予想を減額修正。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は3000円→2860円と引き下げた。
目標株価引き下げは利益予想を減額修正したことによるもの。今18.3期は増収効果で原材料価格上昇や広告宣伝費などの増加影響を補えず、同社計画に未達と予想。また、来19.3期も原材料高の影響が続くことから、新中期経営計画目標の21.3期事業利益1300億円に対してスロースタートとなる見込み。
他方で、減益が続いていた海外水回り製品のグローエやASBには底入れの兆しがみられる。5月公表の来19.3期計画が現実的な目標設定となれば、短期的にはネガティブな反応があったとしても、その後は中期的な業績および株価の成長を織り込みに行く局面が訪れる見通し。
★12:32 DIC-後場下げ幅拡大 今期3%営業増益見込むも市場コンセンサス下回る
DIC<4631.T>が後場下げ幅拡大。同社は14日12時に、18.12期通期の連結営業利益予想を580億円(前期比2.7%増)と発表した。プリンティングインキやポリマ、アプリケーションマテリアルズが増益となることを見込む。なお、市場コンセンサスは610億円となっている。
また、17.12期通期の連結営業利益は565億円(前の期比4.2%増)だった。高付加価値製品の伸長やコストダウンが原料価格上昇などのマイナス影響をカバーした。
併せて、18.12期の中間配当予想は60円、期末配当予想は65円としており、年間配当予想は125円(前期は120円)となっている。
DIC<4631.T>が後場下げ幅拡大。同社は14日12時に、18.12期通期の連結営業利益予想を580億円(前期比2.7%増)と発表した。プリンティングインキやポリマ、アプリケーションマテリアルズが増益となることを見込む。なお、市場コンセンサスは610億円となっている。
また、17.12期通期の連結営業利益は565億円(前の期比4.2%増)だった。高付加価値製品の伸長やコストダウンが原料価格上昇などのマイナス影響をカバーした。
併せて、18.12期の中間配当予想は60円、期末配当予想は65円としており、年間配当予想は125円(前期は120円)となっている。
★12:32 光通信-後場上げ幅拡大 上限25万株・30億円の自己株取得枠を設定
光通信<9435.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日、上限25万株・30億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2月15日~3月30日。自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は0.54%。
光通信<9435.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日、上限25万株・30億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2月15日~3月30日。自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は0.54%。
★12:32 光通信-後場上げ幅拡大 3Q累計24%営業増益 ストック利益伸びる
光通信<9435.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日前引け後、18.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(IFRS)が363億円(前年同期比23.8%増)だったと発表した。
自社商材の販売好調に伴い販売活動にかかる費用が増加したが、顧客契約数が伸びたことで将来の安定した収益源となるストック利益が増加した。
併せて、税金費用の減少に伴い通期純利益予想を従来の300億円から320億円(前期比18.0%減)へと引き上げた。
光通信<9435.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日前引け後、18.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(IFRS)が363億円(前年同期比23.8%増)だったと発表した。
自社商材の販売好調に伴い販売活動にかかる費用が増加したが、顧客契約数が伸びたことで将来の安定した収益源となるストック利益が増加した。
併せて、税金費用の減少に伴い通期純利益予想を従来の300億円から320億円(前期比18.0%減)へと引き上げた。
★12:37 ヤマハ発動機-野村が目標株価引き上げ 四輪参入リスクの軽減を評価
ヤマハ発動機<7272.T>が反落。野村証券では、四輪参入リスクの軽減を評価。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は3700円→3900円と引き上げた。
船外機や電動アシスト自転車、表面実装機など、高シェア製品で高収益を上げている点が魅力。二輪車や特機は依然課題が残るが、新興国二輪ではプラットフォーム戦略が成功し、収益体質がここ数年で大きく改善。今後、農業用ドローンや自動運転などロボティクス事業の具体的な成長戦略や、不振が続く特機や先進国二輪の改善が見えればさらなる評価が可能。今回、新社長が小規模な投資でヤマハらしい商品ができなければ四輪参入しないと説明した点は、規律が感じられ、ポジティブな印象とした。
ヤマハ発動機<7272.T>が反落。野村証券では、四輪参入リスクの軽減を評価。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は3700円→3900円と引き上げた。
船外機や電動アシスト自転車、表面実装機など、高シェア製品で高収益を上げている点が魅力。二輪車や特機は依然課題が残るが、新興国二輪ではプラットフォーム戦略が成功し、収益体質がここ数年で大きく改善。今後、農業用ドローンや自動運転などロボティクス事業の具体的な成長戦略や、不振が続く特機や先進国二輪の改善が見えればさらなる評価が可能。今回、新社長が小規模な投資でヤマハらしい商品ができなければ四輪参入しないと説明した点は、規律が感じられ、ポジティブな印象とした。
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