後場コメント No.5 ハンズマン、ローランドDG、日清食品、SGHD、応用地質など

2018/02/14(水) 15:00
★13:24  東芝-続伸 通期最終益を上方修正 3Q累計最終黒字転換
 東芝<6502.T>が続伸。同社は14日13時に、18.3期通期の連結純利益損益を従来の1100億円の赤字から5200億円の黒字(前期は9657億円の赤字)に引き上げると発表した。ウェスチングハウスエレクトリックカンパニー社に対する債権の第3者への譲渡完了などの影響により、前回予想を修正することとした。
 併せて発表した、18.3期3Q累計(4-12月)の連結純損益は270億円の黒字(前年同期は5325億円の赤字)だった。

★13:25  ハンズマン-いちよしがフェアバリュー引き下げ 上期実績は営業減益だがノーサプライズ
 ハンズマン<7636.T>が大幅に3日続落。いちよし経済研究所では、今18.6期上期実績は営業減益だがノーサプライズとみて、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは2700円→2200円と引き下げた。
 圧倒的な品ぞろえと売場・商品の鮮度キープ、新たな提案によって、売上伸長・利益成長が十分可能であると見込んでいるほか、同社が店舗拡大と投資回収(増収営業増益)を両立できる段階に到達したと判断。中期的に過去最高益更新が続くと期待。ただし、実績を踏まえて、いちよしの今18.6期予想を減額修正。

★13:29  ローランドDG-いちよしがフェアバリュー引き下げ 18.12期は減益見通しが示されている
 ローランド ディー.ジー.<6789.T>が大幅に3日続落。いちよし経済研究所では、今18.12期は開発費用増により、減益見通しが示されていると注目。レーティング「B」を継続、フェアバリューは3400円→3200円と引き下げた。
 今18.12期新計画からは、工作機械事業に該当するDGSHAPEへの注力が一層進むことが窺われる。既存プリンター事業は一部分野に拡大余地はあるものの、全般的には従来想定を下回る推移が見込まれることから、いちよしでは利益見通しを引き下げ。プリンター事業の下げ止まりと、DGSHAPEの開花が新たな成長ステージに向けたカギとした。

★13:32  日清食品-みずほが目標株価引き下げ 18.3期3Qも国内即席めん業績は底堅く推移
 日清食品ホールディングス<2897.T>が3日続落。みずほ証券では、今18.3期3Qも国内即席めん業績は底堅く推移しているとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は7950円→7430円と引き下げた。
 今18.3期3Q決算電話会議後の会社訪問を踏まえ、業績予想を見直し。今18.3期の調整後営業利益は、アジアやEMEAで営業赤字が拡大する見通しだが、国内即席めんの貢献で、前期比2%増を予想。成長ドライバーとして位置付ける海外の業績モメンタムは、現状力強さに欠ける印象であるとした。

★13:35  SGHD-みずほが目標株価引き下げ 単価上昇により堅調な業績を予想
 SGホールディングス<9143.T>が続落。みずほ証券では、費用増を見込んでみずほ予想を減額するものの、単価上昇により、堅調な業績を予想。投資判断「中立」を継続した。目標株価は2600円→2300円と引き下げた。
 3Q決算および個別取材を踏まえ、みずほの営業利益予想を減額修正。デリバリー事業の単価、数量は従来予想を上回る見通しとしたが、一方で働き方改革の進展により人件費、外注費も従来予想より増加すると予想。
 来19.3期営業利益は前期比7.7%増の700億円と堅調な推移を予想。単価上昇による収益性改善と、今18.3期から期ずれした不動産売却の寄与を見込んだとした。

★13:40  応用地質-後場上げ幅拡大 今期64%営業増益見込む 前期は46%減益で着地
 応用地質<9755.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日13時15分、18.12期通期の連結営業利益予想を14.0億円(前期比63.6%増)とすると発表した。
 海外で海底の石油貯蔵層に対する四次元探査技術が石油採掘リスクを軽減する新ソリューションとして注目されており、海洋石油探査市場での優位な地位の獲得と事業の拡大が期待されるとした。
 併せて発表した17.12期の営業利益は8.6億円(前の期比45.8%減)と、会社計画6.0億円を上回った。販管費の削減が奏功した。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,239.66 +153.86
ナスダック総合 15,927.90 +316.14
ドル/円 155.90 -2.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ