米ウォルマート-急落 オンライン販売の伸び鈍化を嫌気
2月20日 終値 前日比 前日比(%)
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WMT 94.11 -10.67 -10.18%
2月20日の取引で、総合小売り世界最大手のウォルマート・ストアーズ(NYSE:WMT)が急落した。同社が20日に発表した2018年度第4四半期(11-1月期)決算は、売上高が市場予想を上回ったが、調整後の一株当たり利益が市場予想を下回ったほか、米国のオンライン販売の伸びが鈍化した。決算を受けて株価は前日比10.67ドル安(-10.18%)の94.11ドルと急落。S&P500の下落率トップとなり、年初来では4.70%安となった。
ウォルマート・ストアーズの第4四半期決算は、売上高が前年同期比4.1%増の1362億6700万ドルと市場予想の1349億3000万ドルを上回った。一方、調整後の一株当たり利益は1.33ドルとなり、市場予想の1.37ドルを下回った。
米国内既存店売上高(燃料除く)は前年同期比2.6%増、来店客数が同1.6%増。米国のオンライン販売は26%となったが、前四半期の50%増から伸びが鈍化した。
2019年度通期(18年2月-19年1月)の見通しについては、米国内既存店売上高(燃料除く)の伸びを+2.0%以上、米国のオンライン販売を約40%増とし、一株当たり利益は市場予想の4.97ドルに対し、4.75-5.00ドルと見通した。
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