前場コメント No.15 小林製薬、オービック、東北電力、平和不動産、積水化学など
★10:37 小林製薬－大和が目標株価引き上げ 1Qは前年同期比9.6％増収・12.3％営業増益と好発進
小林製薬<4967.T>が3日続伸。大和証券では、1Qは前年同期比9.6％増収・12.3％営業増益と好発進であると評価。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は7620円→8930円と引き上げた。
会社の今期見通し（売上高1630億円（前期比4.0％増）、営業利益237.0億円（同3.4％増））に対する1Qの進ちょく率は売上高で20.7％、営業利益で23.5％であり、昨年度1Qの進ちょく率実績（売上高19.6％、営業利益21.6％）をともに上回っている。国内外で好調であり、幸先の良いスタートを切ったものと大和では判断。
会社は通期の業績見通しを据え置いたが、超過可能性は一段と高まったと大和では考え、業績予想は小幅に増額。
小林製薬<4967.T>が3日続伸。大和証券では、1Qは前年同期比9.6％増収・12.3％営業増益と好発進であると評価。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は7620円→8930円と引き上げた。
会社の今期見通し（売上高1630億円（前期比4.0％増）、営業利益237.0億円（同3.4％増））に対する1Qの進ちょく率は売上高で20.7％、営業利益で23.5％であり、昨年度1Qの進ちょく率実績（売上高19.6％、営業利益21.6％）をともに上回っている。国内外で好調であり、幸先の良いスタートを切ったものと大和では判断。
会社は通期の業績見通しを据え置いたが、超過可能性は一段と高まったと大和では考え、業績予想は小幅に増額。
★10:41 オービック－大和が目標株価引き上げ マクロ・個別の両因子から「新成長時代」へ
オービック<4684.T>が4日続伸。大和証券では、マクロ・個別の両因子から「新成長時代」へとコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を9110円→10200円と引き上げた。
前18.3期はポジティブな内容。大和予想は実績反映し、全般に若干の上方修正。20年超にわたる連続営業増益を果たしてきた同社だが、今後は我が国の労働人口減対策需要、同社自身の顧客基盤拡大、クラウドシフトによる収益の一層の安定化・高収益化から、さらに10年単位の「新成長時代」を迎えると予想。
オービック<4684.T>が4日続伸。大和証券では、マクロ・個別の両因子から「新成長時代」へとコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を9110円→10200円と引き上げた。
前18.3期はポジティブな内容。大和予想は実績反映し、全般に若干の上方修正。20年超にわたる連続営業増益を果たしてきた同社だが、今後は我が国の労働人口減対策需要、同社自身の顧客基盤拡大、クラウドシフトによる収益の一層の安定化・高収益化から、さらに10年単位の「新成長時代」を迎えると予想。
★10:45 東北電力－急落 今期10％経常減益見込む 前期は16％減益着地
東北電力<9506.T>が急落。同社は26日に、19.3期通期の連結経常利益予想を800億円（前期比9.5％減）と発表した。原子力発電施設解体引当金の積立期間変更による影響などが響く。なお、市場コンセンサスは1021億円となっている。
併せて発表した、18.3期通期の連結経常利益は884億円（前の期比15.5％減）だった。太陽光の受電量の増加に伴い購入電力料が増加したことや、燃料価格の上昇により燃料費が増加したことが響いた。
東北電力<9506.T>が急落。同社は26日に、19.3期通期の連結経常利益予想を800億円（前期比9.5％減）と発表した。原子力発電施設解体引当金の積立期間変更による影響などが響く。なお、市場コンセンサスは1021億円となっている。
併せて発表した、18.3期通期の連結経常利益は884億円（前の期比15.5％減）だった。太陽光の受電量の増加に伴い購入電力料が増加したことや、燃料価格の上昇により燃料費が増加したことが響いた。
★10:48 サイバーエージェント－ストップ高 野村が目標株価引き上げ ゲーム好調も
サイバーエージェント<4751.T>がストップ高。野村証券ではゲーム好調も、AbemaTVが黒字化するかまだ確信がもてないとして、レーティング「Reduce」を継続した。目標株価は2600円→2750円と引き上げた。
ゲーム事業を中心に業績を上方修正。ゲーム事業とインターネット広告事業は好調だが、AbemaTV を中心としたメディア事業は黒字化に確信がもてるほどMAUおよびWAUに勢いが見られないと判断。他方、株価はすでに来19.9期予想基準PERで約48倍の水準であり、期待が先行し過ぎていると指摘した。
サイバーエージェント<4751.T>がストップ高。野村証券ではゲーム好調も、AbemaTVが黒字化するかまだ確信がもてないとして、レーティング「Reduce」を継続した。目標株価は2600円→2750円と引き上げた。
ゲーム事業を中心に業績を上方修正。ゲーム事業とインターネット広告事業は好調だが、AbemaTV を中心としたメディア事業は黒字化に確信がもてるほどMAUおよびWAUに勢いが見られないと判断。他方、株価はすでに来19.9期予想基準PERで約48倍の水準であり、期待が先行し過ぎていると指摘した。
★10:53 平和不動産－野村が目標株価引き上げ 来春に控える旗艦ビルの賃料改定に期待
平和不動産<8803.T>が4日ぶり大幅反発。野村証券では、来春に控える旗艦ビルの賃料改定に期待。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2450円→2810円と引き上げた。
前18.3期決算を受けて、業績予想を見直し。次の注目は、2年に一度賃料の改定時期を19年4月に控える旗艦の「東京証券取引所ビル」。1998年以降、減額もしくは据え置き改定が続いてきた結果、現在の賃料は月・坪当たり14988円と、三鬼商事が調査した3月末の東京都心5区の平均賃料の19699円に比べて24％低い。増額改定の可能性もある。賃料が増額されると、同社が近隣で保有し、稼働中のオフィスビルや、21年度に竣工予定の「日本橋兜町7地区開発」の賃料相場、ひいては不動産価値にもポジティブな影響があると見られ、注目であるとした。
平和不動産<8803.T>が4日ぶり大幅反発。野村証券では、来春に控える旗艦ビルの賃料改定に期待。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2450円→2810円と引き上げた。
前18.3期決算を受けて、業績予想を見直し。次の注目は、2年に一度賃料の改定時期を19年4月に控える旗艦の「東京証券取引所ビル」。1998年以降、減額もしくは据え置き改定が続いてきた結果、現在の賃料は月・坪当たり14988円と、三鬼商事が調査した3月末の東京都心5区の平均賃料の19699円に比べて24％低い。増額改定の可能性もある。賃料が増額されると、同社が近隣で保有し、稼働中のオフィスビルや、21年度に竣工予定の「日本橋兜町7地区開発」の賃料相場、ひいては不動産価値にもポジティブな影響があると見られ、注目であるとした。
★10:56 積水化学－野村が目標株価引き下げ 18.3期は最高益更新も計画比下振れ
積水化学工業<4204.T>が3日ぶり反発。野村証券では、前18.3期は最高益更新も計画比下振れと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2200円→2000円と引き下げた。
前18.3期決算は前年比増収増益を達成し、過去最高益を更新したが、営業利益で28億円、親会社株主利益で35億円会社計画を下振れた。為替が円高に振れたことに加えて、原材料価格が想定以上に高騰したため。今19.3期も従来見ていたよりは円高が定着し、原材料価格も高止まると野村では考えたことから、業績予想を下方修正するとした。
積水化学工業<4204.T>が3日ぶり反発。野村証券では、前18.3期は最高益更新も計画比下振れと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2200円→2000円と引き下げた。
前18.3期決算は前年比増収増益を達成し、過去最高益を更新したが、営業利益で28億円、親会社株主利益で35億円会社計画を下振れた。為替が円高に振れたことに加えて、原材料価格が想定以上に高騰したため。今19.3期も従来見ていたよりは円高が定着し、原材料価格も高止まると野村では考えたことから、業績予想を下方修正するとした。
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