前場コメント No.9 岡本硝子、イオンＦＳ、大気社、ＪＡＬ、トリドールなど
★9:24 岡本硝子－反発 ガラスフリットを大幅に増産と報じられる
岡本硝子<7746.T>が5日ぶり反発。5月28日付け化学工業日報で、同社がガラスフリットを大幅に増産すると伝えられた。
中国や台湾など海外太陽電池メーカーの開発投資および増強に対応するもの。2018年度は太陽電池セル向けアルミペースト用フリットの生産量を前期の月1トンから1.5トンに引き上げる。また、銀ペースト用フリットは主に海外ペーストメーカー向けに展開、前期の倍の出荷量を計画。このほか、レーザー光源プロジェクター、車載照明、5G（第5世代移動通信システム）対応デバイス向けLTCC（低温焼成セラミックス）多層回路基板などの用途を開拓する。開発・増産のための設備投資も計画していると報じられた。
岡本硝子<7746.T>が5日ぶり反発。5月28日付け化学工業日報で、同社がガラスフリットを大幅に増産すると伝えられた。
中国や台湾など海外太陽電池メーカーの開発投資および増強に対応するもの。2018年度は太陽電池セル向けアルミペースト用フリットの生産量を前期の月1トンから1.5トンに引き上げる。また、銀ペースト用フリットは主に海外ペーストメーカー向けに展開、前期の倍の出荷量を計画。このほか、レーザー光源プロジェクター、車載照明、5G（第5世代移動通信システム）対応デバイス向けLTCC（低温焼成セラミックス）多層回路基板などの用途を開拓する。開発・増産のための設備投資も計画していると報じられた。
★9:26 イオンＦＳ－大和が目標株価引き上げ 18年度はデジタル化投資の成果が注目される
イオンフィナンシャルサービス<8570.T>が続伸。大和証券では、18年度はデジタル化投資の成果が注目されるとコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は2610円→2900円と引き上げた。
評価ポイントとして、以下を挙げた。（1）収益成長に対する期待。国内ショッピング取扱高は10％近い成長を維持しており、カード決済市場における勝ち組の一角と言える。（2）海外では再成長に向けて順調な進ちょくを確認。国際事業は前期比11％増収となり、中華圏、メコン圏、マレー圏がいずれも2ケタ増益を実現。なお、国内外ともに効率化への取り組みに時間を要している部分はあるが、成長期待の大きさを踏まえると、現状のバリュエーションは割安と判断。
イオンフィナンシャルサービス<8570.T>が続伸。大和証券では、18年度はデジタル化投資の成果が注目されるとコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は2610円→2900円と引き上げた。
評価ポイントとして、以下を挙げた。（1）収益成長に対する期待。国内ショッピング取扱高は10％近い成長を維持しており、カード決済市場における勝ち組の一角と言える。（2）海外では再成長に向けて順調な進ちょくを確認。国際事業は前期比11％増収となり、中華圏、メコン圏、マレー圏がいずれも2ケタ増益を実現。なお、国内外ともに効率化への取り組みに時間を要している部分はあるが、成長期待の大きさを踏まえると、現状のバリュエーションは割安と判断。
★9:27 大気社－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 19.3期以降の業績予想を減額修正
大気社<1979.T>が5日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今19.3期以降の業績予想を減額修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は3660円→3500円と引き下げた。
今19.3期以降の業績予想を減額修正するものの、今期コンセンサスとほぼ同水準であるため、株価はすでに織り込み済みと判断。マージン改善により増益基調が続くというエクイティストーリーに変更はなし。
業績予想変更の要因は以下の3点。（1）施工能力および受注時採算を勘案して受注高・売上高予想を減額する、（2）低採算案件一巡と施工効率化を背景にマージン予想を引き上げる、（3）人件費や経費などの増加を勘案して販管費予想を増額する。
大気社<1979.T>が5日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今19.3期以降の業績予想を減額修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は3660円→3500円と引き下げた。
今19.3期以降の業績予想を減額修正するものの、今期コンセンサスとほぼ同水準であるため、株価はすでに織り込み済みと判断。マージン改善により増益基調が続くというエクイティストーリーに変更はなし。
業績予想変更の要因は以下の3点。（1）施工能力および受注時採算を勘案して受注高・売上高予想を減額する、（2）低採算案件一巡と施工効率化を背景にマージン予想を引き上げる、（3）人件費や経費などの増加を勘案して販管費予想を増額する。
★9:29 ＡＮＡとＪＡＬ－高い 原油先物相場下落でコスト減期待 国際帝石やＪＸＴＧは軟調
ＡＮＡホールディングス<9202.T>と日本航空<9201.T>が高い。25日の原油先物相場の下落を受けて、コスト低減による業績拡大期待が高まっている。WTI7月物は前日比4.0％安の1バレル67.88ドルで取引を終了した。
ロシアのノワク・エネルギー相が「協調減産を徐々に緩める時期が近づいている」と述べたと伝わり、今後の原油生産が増えるとの思惑が広がったとみられる。石油サービス会社ベーカー・ヒューズが25日に発表した米国の石油掘削設備（リグ）稼働数が前週比で大幅に増えたことも相場の重荷だった。
一方で、国際石油開発帝石<1605.T>やＪＸＴＧホールディングス<5020.T>、出光興産<5019.T>などは軟調となっている。
ＡＮＡホールディングス<9202.T>と日本航空<9201.T>が高い。25日の原油先物相場の下落を受けて、コスト低減による業績拡大期待が高まっている。WTI7月物は前日比4.0％安の1バレル67.88ドルで取引を終了した。
ロシアのノワク・エネルギー相が「協調減産を徐々に緩める時期が近づいている」と述べたと伝わり、今後の原油生産が増えるとの思惑が広がったとみられる。石油サービス会社ベーカー・ヒューズが25日に発表した米国の石油掘削設備（リグ）稼働数が前週比で大幅に増えたことも相場の重荷だった。
一方で、国際石油開発帝石<1605.T>やＪＸＴＧホールディングス<5020.T>、出光興産<5019.T>などは軟調となっている。
★9:30 トリドール－大和が目標株価引き下げ M&Aが業績拡大をけん引している
トリドールホールディングス<3397.T>が3日続落。大和証券では、M&A（合併・買収）が業績拡大をけん引しているとみて、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は3850円→3690円と引き下げた。
大和の営業利益予想を今19.3期97.8億円（前期比+28.1％、従来109.9億円）、来20.3期111.7億円（同+14.2％、従来116.9億円）と変更。今19.3期は前期に買収した子会社の寄与として売上高は約260億円、セグメント利益は約34億円上乗せされる見込み。また、会社は来20.3期に現在、持ち分法適用会社としている「Boat Noodle」を連結子会社化する予定としており、売上高29億円、セグメント利益3億円強の業績寄与が見込まれる。当面は、既存事業における人件費や新業態開発コストの増加を補って、M&Aが業績拡大をけん引する見通し。
トリドールホールディングス<3397.T>が3日続落。大和証券では、M&A（合併・買収）が業績拡大をけん引しているとみて、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は3850円→3690円と引き下げた。
大和の営業利益予想を今19.3期97.8億円（前期比+28.1％、従来109.9億円）、来20.3期111.7億円（同+14.2％、従来116.9億円）と変更。今19.3期は前期に買収した子会社の寄与として売上高は約260億円、セグメント利益は約34億円上乗せされる見込み。また、会社は来20.3期に現在、持ち分法適用会社としている「Boat Noodle」を連結子会社化する予定としており、売上高29億円、セグメント利益3億円強の業績寄与が見込まれる。当面は、既存事業における人件費や新業態開発コストの増加を補って、M&Aが業績拡大をけん引する見通し。
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