前場コメント No.5 グリコ、ニプロ、養命酒、共立メンテナンス、島津製作所など
★9:05 江崎グリコ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 最高益更新には時間を要する
江崎グリコ<2206.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、最高益更新には時間を要すると判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5400円→5200円と引き下げた。
同社は成長が踊り場を迎える国内外の事業再強化のために、構造改革を断行中。新中計（19.3期～21.3期）では、今19.3期下期より増益基調に転じる計画とし、3カ年の経営目標として5％/年以上の売上高成長と、営業利益300億円以上を掲げている。ただし、三菱ＵＦＪＭＳでは同期間の売上高成長率は約2％/年、21.3期営業利益は230 億円と予想。過去最高値（17.3期243億円）に届かないと予想するとした。
江崎グリコ<2206.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、最高益更新には時間を要すると判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5400円→5200円と引き下げた。
同社は成長が踊り場を迎える国内外の事業再強化のために、構造改革を断行中。新中計（19.3期～21.3期）では、今19.3期下期より増益基調に転じる計画とし、3カ年の経営目標として5％/年以上の売上高成長と、営業利益300億円以上を掲げている。ただし、三菱ＵＦＪＭＳでは同期間の売上高成長率は約2％/年、21.3期営業利益は230 億円と予想。過去最高値（17.3期243億円）に届かないと予想するとした。
★9:05 ニプロ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 薬価改定や医薬関連の収益改善を見極めたい
ニプロ<8086.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、薬価改定の影響や医薬関連の収益改善を見極めたいとコメント。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は2010円→1600円と引き下げた。
薬価改定のマイナス影響、医薬関連（医薬品受託製造）での収益改善遅延、今19.3期2Q以降の為替前提変更（EUR：135円→130円）などを反映し、今19.3期以降の営業利益予想を下方修正。今19.3期営業利益は薬価改定のマイナス影響（110億円）や医薬関連での先行投資などに伴い、234億円（前期比13.6％減）と予想。しかし、医薬関連は受託案件数の増加や生産能力増強に伴い、来20.3期以降は再び増益基調に転じると予想。
ニプロ<8086.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、薬価改定の影響や医薬関連の収益改善を見極めたいとコメント。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は2010円→1600円と引き下げた。
薬価改定のマイナス影響、医薬関連（医薬品受託製造）での収益改善遅延、今19.3期2Q以降の為替前提変更（EUR：135円→130円）などを反映し、今19.3期以降の営業利益予想を下方修正。今19.3期営業利益は薬価改定のマイナス影響（110億円）や医薬関連での先行投資などに伴い、234億円（前期比13.6％減）と予想。しかし、医薬関連は受託案件数の増加や生産能力増強に伴い、来20.3期以降は再び増益基調に転じると予想。
★9:06 養命酒製造－小動き 和製ハーブ「クロモジ」エキスの抗ウイルス作用を確認
養命酒製造<2540.T>が小動き。同社は5日に、和製ハーブ「クロモジ」エキスの抗ウイルス作用を確認したと発表した。
クロモジは日本の山地に自生するクスノキ科の落葉低木で、高級楊枝としての利用や精油が有名。今回、愛媛大学医学部附属病院に勤務する看護師ら男女134名を対象に、二重盲検試験を実施した。クロモジエキスを12週間、毎日3回摂取したグループは、プラセボ試験品を摂取したグループより、インフルエンザ感染者数が有意に少ない結果になったとしている。
養命酒製造<2540.T>が小動き。同社は5日に、和製ハーブ「クロモジ」エキスの抗ウイルス作用を確認したと発表した。
クロモジは日本の山地に自生するクスノキ科の落葉低木で、高級楊枝としての利用や精油が有名。今回、愛媛大学医学部附属病院に勤務する看護師ら男女134名を対象に、二重盲検試験を実施した。クロモジエキスを12週間、毎日3回摂取したグループは、プラセボ試験品を摂取したグループより、インフルエンザ感染者数が有意に少ない結果になったとしている。
★9:06 共立メンテナンス－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ ホテル開発加速が増益けん引
共立メンテナンス<9616.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ホテル開発加速、インバウンド向け強化が増益をけん引すると想定。投資判断「Buy」を継続、目標株価を6000円→7300円と引き上げた。
エクイティストーリーに変更はないとし、ホテル客室単価上昇や、流動化による開発加速などにより中期的な利益成長を予想。今19.3期はホテルの大規模修繕費の増加と貸止めによる減収により営業利益予想を小幅減額。しかし、来20.3期はデベロップメント事業の売上を減額するが、ホテルの開発進ちょく、客室単価上昇により補うとみて、営業利益予想を増額するとした。
共立メンテナンス<9616.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ホテル開発加速、インバウンド向け強化が増益をけん引すると想定。投資判断「Buy」を継続、目標株価を6000円→7300円と引き上げた。
エクイティストーリーに変更はないとし、ホテル客室単価上昇や、流動化による開発加速などにより中期的な利益成長を予想。今19.3期はホテルの大規模修繕費の増加と貸止めによる減収により営業利益予想を小幅減額。しかし、来20.3期はデベロップメント事業の売上を減額するが、ホテルの開発進ちょく、客室単価上昇により補うとみて、営業利益予想を増額するとした。
★9:06 島津製作所－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 上期の業績モメンタムは特に良く安心感
島津製作所<7701.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今19.3期上期の業績モメンタムは特に良く安心感ありと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3100円→3300円と引き上げた。
エクイティストーリーは、計測機器事業の質量分析計を中心としたラインナップ拡張に伴う同社の安定的な利益成長の継続による最高益連続更新で変更なし。株価には依然アップサイドがあると考えて、レーティングは「Overweight」を継続。
前18.3期は3期連続で最高益を更新。今19.3期にも業績は順調に拡大する見通しで、中期経営計画における来20.3期の目標営業利益450億円を1年前倒しで達成する可能性が高いと想定。
島津製作所<7701.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今19.3期上期の業績モメンタムは特に良く安心感ありと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3100円→3300円と引き上げた。
エクイティストーリーは、計測機器事業の質量分析計を中心としたラインナップ拡張に伴う同社の安定的な利益成長の継続による最高益連続更新で変更なし。株価には依然アップサイドがあると考えて、レーティングは「Overweight」を継続。
前18.3期は3期連続で最高益を更新。今19.3期にも業績は順調に拡大する見通しで、中期経営計画における来20.3期の目標営業利益450億円を1年前倒しで達成する可能性が高いと想定。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
