前場コメント No.5 イオンモール、ウエルシア、あらた、マルカキカイ、アマナなど

2018/07/05(木) 11:31
★9:10  イオンモール-大幅反落 1Q営業益5%増も材料出尽くしで
 イオンモール<8905.T>が大幅反落。同社は4日に、19.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は127億円(前年同期比4.5%増)だったと発表した。上期の会社計画245億円に対する進ちょくは51.6%となっている。
 主力の国内は小幅な増益となった。また、海外(中国・アセアン)が、ドミナント出店の進展に伴うブランディングメリットの享受が進んだことにより、営業黒字転換したことも寄与した。しかし、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:13  ウエルシア-大幅続伸 1Q営業益3%減も悪材料出尽くしで
 ウエルシアホールディングス<3141.T>が大幅続伸。同社は4日に、19.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は61.9億円(前年同期比2.6%減)だったと発表した。異業種を含む競争の激化や人手不足を背景とした人件費の増加などが響いた。上期の会社計画145.0億円に対する進ちょくは42.7%となっている。しかし株価は悪材料出尽くしから買いが入っている。

★9:14  あらた-急落 公募による新株式やCB発行などで114億円調達 設備投資や借入金返済に充当
 あらた<2733.T>が急落。同社は4日、49万8000株の公募による新株式発行、30万株の公募による自己株式処分、上限11万9000株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。
 発行条件は7月17日~7月20日のいずれかの日に決める。手取り概算額は54億5920万2600円。設備投資資金に充当する。
 併せて、120%コールオプション条項付第2回無担保転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行することも発表した。
 社債総額は60億円、償還期限は2023年7月24日、利息は付さず、発行価格は102.5円。転換価格は7月10日(火)~7月13日(金)に決定、払込日は7月24日(火)~7月27日(金)に決定される。差引手取り概算額は59億7700万円で、九州物流構想の九州南センター新設にかかる借入金の返済資金などに充当する。

★9:14  マルカキカイ-急落 上期営業益34%増も材料出尽くしで
 マルカキカイ<7594.T>が急落。同社は4日に、18.11期の上期(12-5月)の連結営業利益は11.0億円(前年同期比34.1%増)だったと発表した。上期の会社計画10.5億円だったので着地は上振れた。なお、通期の会社計画8.0億円に対する進ちょくは50.1%となっている。
 主力の産業機械部門が、国内において自動車関連業界向けの工作機械やプレス機械販売が好調だったことなどにより、増益となった。また、建設機械部門が増益となったことも寄与した。
 併せて、18.11期の中間配当を19円→20円(前期は17円)にすることも発表した。年間配当は、42円→43円(前期は40円)となる。しかし、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:15  アマナ-急騰 「コンテンツ・マーケティング・プラットフォーム」が日本で本格稼働
 アマナ<2402.T>が急騰。同社は4日に、アマナデザイン(東京都品川区)は、日本市場独占パートナーシップを締結したNewsCred(米国ニューヨーク州)と、日本市場に「コンテンツ・マーケティング・プラットフォーム」の提供を行うと発表した。
 「コンテンツ・マーケティング・プラットフォーム」は、企業のオウンドメディア・SNS・メールマーケティングの効果、効率を最大化させる企画・制作・配信・分析まで、一括で管理できる独自のプラットフォームという。将来的にはAIをベースとしたオートメーション機能へのアップデートも目指すなど、最先端のテクノロジーを用いたシステム開発にも注力するとしている。
 併せて、アマナデザインがデータを軸にコンテンツ制作プロセスの見える化と最適化を行うメソッド「コンテンツオプティマイゼーション」を推進することも発表した。
 「コンテンツオプティマイゼーション」は消費者の行動がコンテンツによって決定される現在において、コンテンツドリブンで消費者の意識とコンテンツのパフォーマンスを分析し、企業と消費者のコミュニケーションを最適化するメソッドとしている。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,239.66 +153.86
ナスダック総合 15,927.90 +316.14
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ