前場コメント No.1 良品計画、サマンサ、イオンモール、野村総合研究所、サイゼリヤなど
★9:00 良品計画－買い気配 ＪＰモルガンが「OW」へ引き上げ 足元での株価調整は中長期投資の好機
良品計画<7453.T>が買い気配。ＪＰモルガン証券では、足元での株価調整は中長期投資の好機とみて、投資判断を「Neutral」→「Overweight」と引き上げた。目標株価は40600円→40000円と引き下げた。
中国事業での足元販売は事前想定に対してやや苦戦。ただし、販売苦戦が長期継続し、今後の成長期待が損なわれるリスクは限定的と予想。
中国事業の足元での既存店販売実勢は、確かに大方の予想を下回った。中国事業の中期的な既存店販売予想前提を4～5％増から、2～3％増のレンジに下げ、利益予想も若干下方修正。ただし、自助努力効果（上期に販売できなかった敏感肌用スキンケア商材の販売開始、在庫管理精度向上に伴う機会ロス抑制など）、中国大都市圏の消費市場における同社業態のポジション、マクロ環境などを総合的に勘案し、深刻な販売苦戦が長期化し、同社中国事業の収益性・成長性が著しく損なわれる懸念は限定的との見方を示した。
良品計画<7453.T>が買い気配。ＪＰモルガン証券では、足元での株価調整は中長期投資の好機とみて、投資判断を「Neutral」→「Overweight」と引き上げた。目標株価は40600円→40000円と引き下げた。
中国事業での足元販売は事前想定に対してやや苦戦。ただし、販売苦戦が長期継続し、今後の成長期待が損なわれるリスクは限定的と予想。
中国事業の足元での既存店販売実勢は、確かに大方の予想を下回った。中国事業の中期的な既存店販売予想前提を4～5％増から、2～3％増のレンジに下げ、利益予想も若干下方修正。ただし、自助努力効果（上期に販売できなかった敏感肌用スキンケア商材の販売開始、在庫管理精度向上に伴う機会ロス抑制など）、中国大都市圏の消費市場における同社業態のポジション、マクロ環境などを総合的に勘案し、深刻な販売苦戦が長期化し、同社中国事業の収益性・成長性が著しく損なわれる懸念は限定的との見方を示した。
★9:00 サマンサタバサ－買い気配 1Q営業益10倍 販管費率の低下で
サマンサタバサジャパンリミテッド<7829.T>が買い気配。同社は10日に、19.2期1Q（3-5月）の連結営業利益は5.1億円（前年同期比10.0倍）だったと発表した。通期の会社計画3.1億円を1Qで上回っている。
人件費・広告宣伝費、販売促進費および業務委託費の見直しを行ったことにより、販管費の対売上高比率が、前年同期比1.8ポイント減の66.7％となったことが寄与した。
サマンサタバサジャパンリミテッド<7829.T>が買い気配。同社は10日に、19.2期1Q（3-5月）の連結営業利益は5.1億円（前年同期比10.0倍）だったと発表した。通期の会社計画3.1億円を1Qで上回っている。
人件費・広告宣伝費、販売促進費および業務委託費の見直しを行ったことにより、販管費の対売上高比率が、前年同期比1.8ポイント減の66.7％となったことが寄与した。
★9:00 イオンモール－反発 賃金上昇恩恵と割安なバリュエーションで 「買い」へ引き上げ
イオンモール<8905.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、賃金上昇による恩恵と割安なバリュエーションから、投資判断を「中立」→「買い」と引き上げた。目標株価は2900円を継続。
現株価は賃貸等不動産の時価開示に基づく税引後NAVに対するディスカウント率が18.2％と、過去平均（0.9％、2009～2018）を大きく上回る水準にあり、下値は限定的とみられる。一方、目標株価に対する上昇余地57％とカバレッジ最大で、投資の好機にあると判断。
今後の株価上昇につながるカタリストは、（1）低・中所得世帯の賃金単価上昇や共働き比率の上昇に伴う世帯所得の増加→消費支出の増加、（2）中国およびASEAN地域で展開するモールの収益拡大に伴う利益増加。
イオンモール<8905.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、賃金上昇による恩恵と割安なバリュエーションから、投資判断を「中立」→「買い」と引き上げた。目標株価は2900円を継続。
現株価は賃貸等不動産の時価開示に基づく税引後NAVに対するディスカウント率が18.2％と、過去平均（0.9％、2009～2018）を大きく上回る水準にあり、下値は限定的とみられる。一方、目標株価に対する上昇余地57％とカバレッジ最大で、投資の好機にあると判断。
今後の株価上昇につながるカタリストは、（1）低・中所得世帯の賃金単価上昇や共働き比率の上昇に伴う世帯所得の増加→消費支出の増加、（2）中国およびASEAN地域で展開するモールの収益拡大に伴う利益増加。
★9:01 ＮＲＩ－底堅い 1Qは14％営業増益と報道 コンサル受託増
野村総合研究所<4307.T>が底堅い。11日付の日経新聞朝刊で、同社の19.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は前年同期比14％増の150億円強になったようだと報じられた。
同期としては2年ぶりに最高益を更新したもよう。企業のシステム投資が伸びており、IT（情報技術）戦略を提案する「コンサルティング事業」も受託が増えたとされる。研修センターの移転や海外企業の買収に伴うのれん償却など費用の増加を吸収したという。
野村総合研究所<4307.T>が底堅い。11日付の日経新聞朝刊で、同社の19.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は前年同期比14％増の150億円強になったようだと報じられた。
同期としては2年ぶりに最高益を更新したもよう。企業のシステム投資が伸びており、IT（情報技術）戦略を提案する「コンサルティング事業」も受託が増えたとされる。研修センターの移転や海外企業の買収に伴うのれん償却など費用の増加を吸収したという。
★9:01 伊藤忠－小安い カナダアウターウェア「ムースナックルズ」独占輸入販売権を取得
伊藤忠商事<8001.T>が小安い。同社は7月10日大引け後に、カナダアウターウェアブランド「ムースナックルズ（MOOSE KNUCKLES）」の日本市場における独占輸入販売権を取得したと発表した。
グルッポタナカ（大阪市）を通じ、2018年秋冬シーズンより本格展開を開始する。日本市場においては20代～40代の男女をターゲットに、百貨店や専門店、セレクトショップなどを通じ、コアラインを中心に展開する。ポップアップイベントの開催など、ブランドの特性を活かした独自のマーケティングやSNSなどでの発信を強化するとした。
伊藤忠商事<8001.T>が小安い。同社は7月10日大引け後に、カナダアウターウェアブランド「ムースナックルズ（MOOSE KNUCKLES）」の日本市場における独占輸入販売権を取得したと発表した。
グルッポタナカ（大阪市）を通じ、2018年秋冬シーズンより本格展開を開始する。日本市場においては20代～40代の男女をターゲットに、百貨店や専門店、セレクトショップなどを通じ、コアラインを中心に展開する。ポップアップイベントの開催など、ブランドの特性を活かした独自のマーケティングやSNSなどでの発信を強化するとした。
★9:01 サイゼリヤ－売り気配 3Q累計営業益20％減 輸入食材価格の高騰や労務費の上昇で
サイゼリヤ<7581.T>が売り気配。同社は10日に、18.8期の3Q累計（9-5月）の連結営業利益は64.2億円（前年同期比20.1％減）だったと発表した。通期の会社計画96.0億円に対する進ちょくは66.9％となっている。
円安による輸入食材価格の高騰および生産性の悪化による労務費の上昇などが響いた。
サイゼリヤ<7581.T>が売り気配。同社は10日に、18.8期の3Q累計（9-5月）の連結営業利益は64.2億円（前年同期比20.1％減）だったと発表した。通期の会社計画96.0億円に対する進ちょくは66.9％となっている。
円安による輸入食材価格の高騰および生産性の悪化による労務費の上昇などが響いた。
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