後場コメント No.1 出光興産、ナノキャリア、ユニーファミマ、ビ―グリー、サンフロンティアなど
★12:30 出光興産－ジェフリーズが目標株価引き上げ 配当は20年度に3倍増
出光興産<5019.T>が3日続伸。ジェフリーズ証券では、配当は20年度に3倍増と注目。投資判断「BUY」を継続、目標株価を4950円→6150円と引き上げた。
来20.3期からの昭和シェル石油（5002）との統合の影響などを踏まえ、業績予想をアップデート。1株当たりの配当は前18.3期実績の80円から、来20.3期は240円を超え、今後3年間で1.3％強の自社株取得が実施されると予想。昭和シェルとの株式交換比率が公表される10月までは、出光株の日間平均出来高の約20％は自社株取得が占める見通し。
新たな中期経営計画は既存株主から統合の支持を促すべく、12月の臨時株主総会の前に発表される。経営統合前の中計発表は珍しいが、この中計は今後数年に及ぶマニフェストとなる。5000億円を超える累計純利益目標ならびに50％を超える株主還元性向目標が示されるとの見方を示した。
出光興産<5019.T>が3日続伸。ジェフリーズ証券では、配当は20年度に3倍増と注目。投資判断「BUY」を継続、目標株価を4950円→6150円と引き上げた。
来20.3期からの昭和シェル石油（5002）との統合の影響などを踏まえ、業績予想をアップデート。1株当たりの配当は前18.3期実績の80円から、来20.3期は240円を超え、今後3年間で1.3％強の自社株取得が実施されると予想。昭和シェルとの株式交換比率が公表される10月までは、出光株の日間平均出来高の約20％は自社株取得が占める見通し。
新たな中期経営計画は既存株主から統合の支持を促すべく、12月の臨時株主総会の前に発表される。経営統合前の中計発表は珍しいが、この中計は今後数年に及ぶマニフェストとなる。5000億円を超える累計純利益目標ならびに50％を超える株主還元性向目標が示されるとの見方を示した。
★12:33 ナノキャリア－後場買い気配 NC-6004に関しＯｒｉｅｎｔ Ｅｕｒｏｐｈａｒｍａとライセンス契約
ナノキャリア<4571.T>が後場買い気配。同社は20日12時2分に、Ｏｒｉｅｎｔ Ｅｕｒｏｐｈａｒｍａ（台湾 以下、OEP社）と、5月15日に発表した基本合意に基づき、NC-6004の頭頸部がんを対象とした欧米を含む地域の共同開発についてライセンス契約を締結したと発表した。
この契約に伴い、同社は欧米地域の開発権をＯＥＰ社にライセンスし、その対価として開発マイルストン総額800万米ドルを受領する。また、この契約においては、この試験終了後に第三者への共同ライセンス活動を実施することも盛り込まれている。
将来的な収益総額については、世界的関心の高いキイトルーダとの併用治療分野での販売につながることから、欧米・アジア市場規模を鑑み、総額100億円以上の契約収入が見込まれるとしている。
ナノキャリア<4571.T>が後場買い気配。同社は20日12時2分に、Ｏｒｉｅｎｔ Ｅｕｒｏｐｈａｒｍａ（台湾 以下、OEP社）と、5月15日に発表した基本合意に基づき、NC-6004の頭頸部がんを対象とした欧米を含む地域の共同開発についてライセンス契約を締結したと発表した。
この契約に伴い、同社は欧米地域の開発権をＯＥＰ社にライセンスし、その対価として開発マイルストン総額800万米ドルを受領する。また、この契約においては、この試験終了後に第三者への共同ライセンス活動を実施することも盛り込まれている。
将来的な収益総額については、世界的関心の高いキイトルーダとの併用治療分野での販売につながることから、欧米・アジア市場規模を鑑み、総額100億円以上の契約収入が見込まれるとしている。
★12:39 ユニーファミマ－ジェフリーズが「UP」へ引き下げ 「重力に耐え切れなくなる」
ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028.T>が小安い。ジェフリーズ証券では、「重力に耐え切れなくなる」とし、投資判断を「HOLD」→「UNDERPERFORM」と引き下げた。目標株価は8200円→9200円と引き上げた。
伊藤忠商事（8001）がユニーファミマへのTOB（株式公開買い付け）の日程を決定したことで、株価を支えてきた最後の不透明材料が取り除かれた。伊藤忠による買い付けが少数株主にとってファンダメンタルズの価値増大につながるという憶測の蓋然性は低い。買付完了後に株価は少数株主の目線に合う水準に回帰する見通し。
伊藤忠が設定した買付終了日は8月16日。買付を巡るタイミングの不透明感と買付価格が変更される可能性がユニーファミマの株価をフェアバリューを超える水準で支えていた。しかし、買付完了後、同社株は伊藤忠よりも厳しい目線を持つ株式市場の評価を受けることになると指摘。
ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028.T>が小安い。ジェフリーズ証券では、「重力に耐え切れなくなる」とし、投資判断を「HOLD」→「UNDERPERFORM」と引き下げた。目標株価は8200円→9200円と引き上げた。
伊藤忠商事（8001）がユニーファミマへのTOB（株式公開買い付け）の日程を決定したことで、株価を支えてきた最後の不透明材料が取り除かれた。伊藤忠による買い付けが少数株主にとってファンダメンタルズの価値増大につながるという憶測の蓋然性は低い。買付完了後に株価は少数株主の目線に合う水準に回帰する見通し。
伊藤忠が設定した買付終了日は8月16日。買付を巡るタイミングの不透明感と買付価格が変更される可能性がユニーファミマの株価をフェアバリューを超える水準で支えていた。しかし、買付完了後、同社株は伊藤忠よりも厳しい目線を持つ株式市場の評価を受けることになると指摘。
★12:44 ビ―グリー－3日ぶり反落 ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙと新たなマンガアプリを開発
ビ―グリー<3981.T>が3日ぶり反落。同社は20日に、ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ（東京都目黒区）と新たなマンガアプリを開発すると発表した。
今後はさらに多くの顧客一人ひとりが快適に電子コミックを利用できるよう、「まんが王国」とは別の新たなマンガアプリを開発することにした。新規マンガアプリでは、ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ独自のアプリ運用ノウハウ、UI/UXデザイン力と、同社が強みとするコンテンツの調達力、まんが王国を通じて培ってきたノウハウとの化学反応によってシナジーを生み出すとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
ビ―グリー<3981.T>が3日ぶり反落。同社は20日に、ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ（東京都目黒区）と新たなマンガアプリを開発すると発表した。
今後はさらに多くの顧客一人ひとりが快適に電子コミックを利用できるよう、「まんが王国」とは別の新たなマンガアプリを開発することにした。新規マンガアプリでは、ａｎｄ ｆａｃｔｏｒｙ独自のアプリ運用ノウハウ、UI/UXデザイン力と、同社が強みとするコンテンツの調達力、まんが王国を通じて培ってきたノウハウとの化学反応によってシナジーを生み出すとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★12:57 サンフロンティア不動産－続落 たびのホテルブランド第2号店「たびのホテル佐渡」グランドオープン
サンフロンティア不動産<8934.T>が続落。同社は20日に、新潟県佐渡島において「たびのホテル佐渡」をグランドオープンしたと発表した。
「たびのホテル佐渡」は、自社ホテルブランド「日和（ひより）ホテルズ&リゾーツ」のカジュアルブランドである「たびのホテル」の第2号店として、佐渡の中心部に開業。観光やビジネスで多方面へアクセスする旅の拠点として、気軽に利用できる工夫を随所に取り入れることで、旅館ほどかしこまっておらず、ビジネスホテルほど画一的でない、「アットホームな心温かいホテル」として新しいスタイルのホテルを目指しているとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
サンフロンティア不動産<8934.T>が続落。同社は20日に、新潟県佐渡島において「たびのホテル佐渡」をグランドオープンしたと発表した。
「たびのホテル佐渡」は、自社ホテルブランド「日和（ひより）ホテルズ&リゾーツ」のカジュアルブランドである「たびのホテル」の第2号店として、佐渡の中心部に開業。観光やビジネスで多方面へアクセスする旅の拠点として、気軽に利用できる工夫を随所に取り入れることで、旅館ほどかしこまっておらず、ビジネスホテルほど画一的でない、「アットホームな心温かいホテル」として新しいスタイルのホテルを目指しているとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
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