前場コメント No.19 ＩＤＥＣ、福島工業、ソニーＦＨ、東北電力、新東工業など
★11:04 ＩＤＥＣ－大和が目標株価引き下げ APEMのけん引で業績好調 収益性改善加速に注目
ＩＤＥＣ<6652.T>が続落。大和証券では、APEMのけん引で業績は好調であり、収益性改善加速に注目するとして、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は3500円→3100円と引き下げた。
上期（4～9月期）決算は売上高318.5億円（前年同期比9％増）、営業利益32.9億円（同6％増）。会社計画に対して売上高が上振れた一方、利益がわずかに届かなかったが、パワコン事業の構造改革に伴う費用約1億円を除けば、利益も計画をやや上回ったと推察。FA投資が減速する中でも同社製品の需要は良好。
大和では、売上見通しを増額した一方、利益率の前提を引き下げ。利益予想は従来から僅かに減額。ただし、今期は会社計画上振れが可能と考えているとし、来期以降も2ケタ増益が続くとの見方を維持。
ＩＤＥＣ<6652.T>が続落。大和証券では、APEMのけん引で業績は好調であり、収益性改善加速に注目するとして、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は3500円→3100円と引き下げた。
上期（4～9月期）決算は売上高318.5億円（前年同期比9％増）、営業利益32.9億円（同6％増）。会社計画に対して売上高が上振れた一方、利益がわずかに届かなかったが、パワコン事業の構造改革に伴う費用約1億円を除けば、利益も計画をやや上回ったと推察。FA投資が減速する中でも同社製品の需要は良好。
大和では、売上見通しを増額した一方、利益率の前提を引き下げ。利益予想は従来から僅かに減額。ただし、今期は会社計画上振れが可能と考えているとし、来期以降も2ケタ増益が続くとの見方を維持。
★11:07 福島工業－大和が目標株価引き下げ 2Qは失速も通期計画上振れとの見方に変化なし
福島工業<6420.T>が4日続落。大和証券では、2Qは失速も通期計画上振れとの見方に変化なしとして、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は6100円→5500円と引き下げた。
今19.3期2Q累計の売上高は427億円（前年同期比3％増）、営業利益は46.6億円（同9％増）。会社計画（売上高413億円、営業利益44億円）を上回った理由は、（1）冷凍冷蔵ショーケースが、ドラッグストアやコンビニ向けに販売が伸びたこと、（2）トンネルフリーザーや大型冷蔵冷凍パネル（冷蔵倉庫などの壁の断熱材）が、食品工場や低温物流センター向けに拡大したこと。
大和では、今19.3期営業利益を104億円（従来予想は107億円）へ下方修正。冷凍冷蔵庫の販売低迷を織り込んだもの。冷凍冷蔵庫は、外食チェーンが業績低迷や人手不足による新規出店ペース鈍化により需要低迷が続きそうとした。
福島工業<6420.T>が4日続落。大和証券では、2Qは失速も通期計画上振れとの見方に変化なしとして、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は6100円→5500円と引き下げた。
今19.3期2Q累計の売上高は427億円（前年同期比3％増）、営業利益は46.6億円（同9％増）。会社計画（売上高413億円、営業利益44億円）を上回った理由は、（1）冷凍冷蔵ショーケースが、ドラッグストアやコンビニ向けに販売が伸びたこと、（2）トンネルフリーザーや大型冷蔵冷凍パネル（冷蔵倉庫などの壁の断熱材）が、食品工場や低温物流センター向けに拡大したこと。
大和では、今19.3期営業利益を104億円（従来予想は107億円）へ下方修正。冷凍冷蔵庫の販売低迷を織り込んだもの。冷凍冷蔵庫は、外食チェーンが業績低迷や人手不足による新規出店ペース鈍化により需要低迷が続きそうとした。
★11:09 ソニーＦＨ－急落 上期最終益47％増も2Qの伸び鈍化を嫌気
ソニーフィナンシャルホールディングス<8729.T>が急落。同社は12日に、19.3期上期（4-9月）の連結純利益は318億円（前年同期比47.1％増）だったと発表した。通期の会社計画は550億円に対する進ちょくは57.8％となっている。
保険料等収入が、保有契約高の堅調な推移などにより、増加した。また、資産運用収益が、特別勘定資産運用益の増加などにより、増加したことも寄与した。なお、1Q時点で201億円だったので、2Qは低調だった。
ソニーフィナンシャルホールディングス<8729.T>が急落。同社は12日に、19.3期上期（4-9月）の連結純利益は318億円（前年同期比47.1％増）だったと発表した。通期の会社計画は550億円に対する進ちょくは57.8％となっている。
保険料等収入が、保有契約高の堅調な推移などにより、増加した。また、資産運用収益が、特別勘定資産運用益の増加などにより、増加したことも寄与した。なお、1Q時点で201億円だったので、2Qは低調だった。
★11:14 東北電力－野村が目標株価引き上げ 修繕削減・卸売拡大により予想を上方修正
東北電力<9506.T>が小安い。野村証券では、修繕削減・卸売拡大により、業績予想を上方修正。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1460円→1570円と引き上げた。
競争激化による電気料金の値下げを修繕費の削減、卸売拡大が上回ると見られるため、今19.3期～21.3期の燃料費調整制度上の差損益などを除く修正EPS予想を上方修正。ただし、早くても21.3期と見られる女川原発2号の再稼働まで、株価上昇につながるカタリストは見出し難いとの見方を維持。
会社は21.3期に女川2号（BWR型）の安全対策工事の完了を目指している。先行審査機との比較など原子力規制委員会から求められている課題への対応にはメドが付いているが、審査の完了時期は予測し難いとしている。7月時点では、新規制基準適合性審査における主な論点について同委員会の審査会合でひと通り説明し終える時期を19年1月としていた。仮に19年2月に原子炉設置変更許可（事実上の合格証）の補正申請をした場合、先行例（PWR）から順調なケースで発電再開は20年中頃となる見込み。
東北電力<9506.T>が小安い。野村証券では、修繕削減・卸売拡大により、業績予想を上方修正。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1460円→1570円と引き上げた。
競争激化による電気料金の値下げを修繕費の削減、卸売拡大が上回ると見られるため、今19.3期～21.3期の燃料費調整制度上の差損益などを除く修正EPS予想を上方修正。ただし、早くても21.3期と見られる女川原発2号の再稼働まで、株価上昇につながるカタリストは見出し難いとの見方を維持。
会社は21.3期に女川2号（BWR型）の安全対策工事の完了を目指している。先行審査機との比較など原子力規制委員会から求められている課題への対応にはメドが付いているが、審査の完了時期は予測し難いとしている。7月時点では、新規制基準適合性審査における主な論点について同委員会の審査会合でひと通り説明し終える時期を19年1月としていた。仮に19年2月に原子炉設置変更許可（事実上の合格証）の補正申請をした場合、先行例（PWR）から順調なケースで発電再開は20年中頃となる見込み。
★11:16 新東工業－急落 通期営業益を下方修正 上期は18％減益着地
新東工業<6339.T>が急落。同社は12日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の54.0億円から48.0億円（前期並み）に引き下げると発表した。機械装置で想定よりも採算が悪化する案件があることにより、前回予想を下回る見込みとなった。
併せて発表した、19.3期上期（4-9月）の連結営業利益は19.3億円（前年同期比17.9％減）だった。原価率の悪化と人件費・物件費などの固定費負担の増加が響いた。
新東工業<6339.T>が急落。同社は12日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の54.0億円から48.0億円（前期並み）に引き下げると発表した。機械装置で想定よりも採算が悪化する案件があることにより、前回予想を下回る見込みとなった。
併せて発表した、19.3期上期（4-9月）の連結営業利益は19.3億円（前年同期比17.9％減）だった。原価率の悪化と人件費・物件費などの固定費負担の増加が響いた。
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