前場コメント No.3 東レ、参天製薬、ベルシステム24、ケンコーマヨネーズ、サイゼリヤなど

2019/01/10(木) 11:30
★9:02  イオンファンタジー-売り気配 株主優待制度を拡充 年2回優待実施へ
 イオンファンタジー<4343.T>が売り気配。同社は9日に、株主優待制度を拡充すると発表した。
 従来は2月末日を基準日として、100株以上1000株未満を保有する株主に対しては、株主優待券3000円分および魚沼産こしひかり3キログラム、1000株以上をを保有する株主に対しては、株主優待券6000円分および、有名ブランド米5キログラム、イオンギフトカード(4000円)、胡蝶蘭の中からいずれか1つを贈呈していた。
 変更後は、100株以上1000株未満の株主についてはその保有する株式数に応じて、2月末日には株主優待券2000円~6000円分および魚沼産こしひかり3キログラムを、8月末日には株主優待券2000円~6000円分を贈呈する。
 1000株以上を保有する株主に対しては、2月末日には株主優待券10000円分および、有名ブランド米5キログラム、イオンギフトカード(4000円)、胡蝶蘭、飲むトマト(1000ミリリットル)3本セットの中からいずれか1つを、8月末日には株主優待券10000円分を贈呈する。

★9:02  東レ-SBIが「中立」へ引き下げ 炭素繊維の自動車向け本格採用は2023年以降
 東レ<3402.T>が小安い。SBI証券では、炭素繊維の自動車向け本格採用は2023年以降と想定。投資評価を「やや強気」→「中立」、目標株価を1000円→800円と引き下げた。
 業績予想を下方修正するとともに、ターゲットバリュエーションの切り下がりに伴い、目標株価を引き下げ。
 SBIでは、同社の中期収益のドライバーである炭素繊維の自動車向け本格採用のタイミングを2020年頃とみていたが、採用に時間を要しており、2023年以降にずれ込む見通しとした。自動車の軽量化は各車種、部品ごとに採用案件が進行中であるが、開発が遅れ気味となっている。自動車は電動化のほうが先に進展し、軽量化はその後に本格化する見込み。自動車向けの炭素繊維の世界需要は2017年で約1万トンとSBIでは推定しているとしたが、これが2020年に1万6000トンまで拡大すると予想。

★9:03  参天製薬-売り気配 大和が「4」へ引き下げ 20.3期をピークに減益基調に入ると予想
 参天製薬<4536.T>が売り気配。大和証券では、来20.3期をピークに減益基調に入ると予想。投資判断を「3(中立)」→「4(アンダーパフォーム)」、目標株価を1600円→1400円と引き下げた。
 同社は長年にわたり、日本などでの販売力を競争力の源泉として成長を果たしてきた。しかし、近年は特に利益の大半を得ている日本を中心に、既存品の収益環境が厳しくなり、画期的な新製品の継続的な市場投入の重要性が高まってきた。こうした環境変化もあり、大和では来20.3期をピークとして減益基調に入ると予想。株式市場でも、ジクアスや緑内障治療剤タプロス/タプコムなどにも後発品が発売見込みの2023年以降に関心が高まり始めれば、長期業績への懸念が強まっていく公算大とみているとした。

★9:03  ベルシステム24-売り気配 3Q累計営業益9%増も材料出尽くしで
 ベルシステム24ホールディングス<6183.T>が売り気配。同社は9日に、19.2期3Q(3-11月)の連結営業利益(IFRS基準)は77.4億円(前年同期比9.4%増)だったと発表した。通期の会社計画103億円に対する進ちょくは75.2%となっている。
 CRM事業が、サービス価格の適正化や業務生産性向上による収益性の改善に加え、増収による利益の伸長もあり、増益となったことが寄与した。しかし、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:03  ケンコーマヨネーズ-大和が「3」へ引き下げ 今期は売上低迷などで減益を予想
 ケンコーマヨネーズ<2915.T>が5日ぶり反落。大和証券では、今期は売上低迷と新工場稼働コスト増加で減益を予想。投資判断を「2(アウトパフォーム)」→「3(中立)」、目標株価を4200円→2130円と引き下げた。
 会社は通期会社計画を下方修正。売上高745.0億円(前期比+2.4%、従来770.0億円)、営業利益29.2億円(同▲30.0%、従来41.0億円)の見通しとしている。サラダ・惣菜類は外食向けのメニュー提案の強化や展示会での新規開拓などに取り組むが、回復にはもうしばらく時間を要する可能性が高い。また、工場の立ち上げや需要の回復が遅れていることから、売上見通しの不透明感が高まっていると指摘。

★9:04  サイゼリヤ-続落 1Q営業益21%減 食器入れ替えに伴う費用増や光熱費上昇響く
 サイゼリヤ<7581.T>が続落。同社は9日に、19.8期1Q(9-11月)の連結営業利益は19.2億円(前年同期比21.4%減)だったと発表した。上期の会社計画40.0億円に対する進ちょくは47.9%となっている。
 食器の入れ替えや全席禁煙化に伴う費用の増加、エネルギー価格の高騰による光熱費の上昇、株主関係費用の増加などが響いた。


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