前場コメント No.6 TIS、日本調剤、JR九州、資生堂、ハイデイ日高など

2019/02/05(火) 11:30
★9:07  石塚硝子-売り気配 公募による自己株処分で13億円調達 設備投資に充当
 石塚硝子<5204.T>が売り気配。同社は4日、60万株の公募による新株発行および自己株式の処分、上限9万株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。発行条件は2月13日~2月18日のいずれかの日に決める。手取り概算額は12億6700万2000円。設備投資に充当する。

★9:07  TIS-6日続伸 3Q累計21%営業増益 サービスIT伸びる
 TIS<3626.T>が6日続伸。同社は4日、19.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が250億円(前年同期比20.9%増)だったと発表した。通期計画350億円に対する進ちょくは71.5%。IT(情報技術)投資動向が強まりを見せる分野で顧客ニーズを的確に捉えたことなどが寄与し、サービスIT分野などで売り上げが伸びた。堅調な業績を受け、株価は上昇している。

★9:07  新日鉄住金ソリューションズ-大和が「2」へ引き下げ 第3四半期はサプライズ小
 新日鉄住金ソリューションズ<2327.T>が小安い。大和証券では、投資判断を「1(買い)」→「2(アウトパフォーム)」、目標株価を3700円→3320円と引き下げた。
 第3四半期(10~12月)はサプライズ小、かつ第4四半期は減収減益と予想される。売上高は前年同期比21%増収の626億円と高い伸びを見せ、同108億円増収をセグメント別に分解すると、同83億円増収が「公共公益他」の寄与と大半。このけん引車は、官公庁向け案件とテレコム案件による。
 大和予想は修正なし。今19.3期は第1~3四半期の高い増収増益に対し、第4四半期が公共向け大型案件の反動減から減収減益と予想されるとした。

★9:08  日本調剤-みずほが目標株価引き上げ 3Qの利益急回復はポジティブサプライズ
 日本調剤<3341.T>が4日続伸。みずほ証券では、3Qの利益急回復はポジティブサプライズと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価は4500円→4800円と引き上げた。
 2Q比でみた3Qの利益急回復はポジティブサプライズ。今19.3期営業利益予想を従来の計画比下振れ予想から、上振れ予想に上方修正。来20.3期は調剤薬局事業の回復を主因に大幅増益を予想。引き続き割安と判断。
 薬剤師採用数は非開示だが、近年は順調に採用できているもようで、19年4月の新卒採用数も過去最高更新が見込まれる。今後の出店にどのように活かされるかに注目しているとした。

★9:09  JR九州-反落 通期営業益を上方修正も市場コンセンサス下回る
 JR九州(九州旅客鉄道)<9142.T>が反落。同社は4日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の607億円から619億円(前期比3.2%減)に引き上げることも発表した。3Q累計の各セグメントにおける実績などを踏まえた。市場コンセンサスは622億円となっている。
 併せて発表した、19.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は502億円(前年同期比2.9%減)だった。運輸サービスグループが、減価償却費の増加などにより、減益となった。また、駅ビル・不動産グループがマンション販売収入の減少などにより、減益となったことも響いた。

★9:09  資生堂-4日続伸 新工場を久留米に建設 投資額は約400億円~500億円
 資生堂<4911.T>が4日続伸。同社は2月4日大引け後に、福岡県久留米市に新たな生産拠点「九州福岡工場(仮称)」を建設すると発表した。同工場は主に国内外向けのスキンケア製品の製造工場として、2021年度中の稼働を予定。投資額は約400億円~500億円の見込み。現在建設中の工場、九州福岡工場建設、既存工場の増強を合わせ、約1700億円超の投資となる見通しとした。

★9:09  ハイデイ日高-4日続伸 1株を1.1株に分割
 ハイデイ日高<7611.T>が4日続伸。同社は4日に、株式分割を行うと発表した。株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、よりいっそう投資しやすい環境を整えるとともに、株主還元を目的にしている。2月28日を基準日として、普通株式を1株につき1.1株の割合で分割する。


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