前場コメント No.7 ユニプレス、ショーケースTV、クレハ、ミツウロコ、明豊エンタープライズなど

2019/03/18(月) 11:30
★9:10  テノックス-4日ぶりに大幅反発 上限17万株・1億6500万円の自己株取得へ 比率は2.42%
 テノックス<1905.T>が4日ぶりに大幅反発。同社は15日に、上限17万株・1億6500万円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため。取得期間は3月18日~3月29日。なお、上限17万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.42%となる。

★9:10  ユニプレス-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 不運の連なりは当面解消しない公算
 ユニプレス<5949.T>が小高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、不運の連なりは当面解消しない公算とコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2500円→2000円と引き下げた。
 主要客先である日産自動車の急減産により業績予想を下方修正。来20.3期も日産自動車の生産台数の復調が見込み難い現状では、株価の上値余地は限定的と考えられる。業績予想の下方修正は、今19.3期は車両台数の減少による数量ミックスの悪化が主因。日本や米州での主要客先の想定以上の減産の一方、中国鄭州での急激な増産対応費用もあり、合理化効果の縮小も織り込むとした。
 来20.3期も日産自動車の車両生産台数予想は、新車の端境期もあり前期比減少の想定に転換。業績予想も同社が減益を余儀なくされるとの見方へ変更するとした。

★9:11  ショーケースTV-続伸 リワード形式の動画アドプラットフォームの提供開始
 ショーケース・ティービー<3909.T>が続伸。同社は3月15日大引け後に、本格的な広告マーケティング事業展開を目指し、スマートフォンアプリ対応の動画アドプラットフォーム「SHOWCASE Ad」の提供を開始したと発表した。
 スマートフォンアプリ上にフルスクリーンの動画広告を配信し、視聴完了で課金が発生するアドプラットフォーム。完全視聴を促す再生形式で認知率を高め、ユーザーへの訴求をサポートする。すでに、エンタメ・金融・EC業界を中心に導入が進んでいるとした。

★9:12  クレハ-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 主力機能製品の増収増益が期待できる
 クレハ<4023.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、PGA、PVDF、PPSなど主力機能製品の増収増益が期待できると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は9950円→9660円と引き下げた。
 同社の機能製品事業は着実に増益基調を強めている。「Overweight」とする主な理由は「米国シェールオイルの生産拡大によるPGA市場の拡大と同社の販売方針転換による市場シェア上昇」が予想されるためであり、従来の見解と変更はなし。今19.3期3Q(18年10~12月)決算からも、PGA事業の顧客ベース拡大が確認できた点はポジティブであるとした。

★9:12  ミツウロコGHD-大幅続伸 19.3期の期末配当予想を20円に修正 自己株消却も発表
 ミツウロコグループホールディングス<8131.T>が大幅続伸。同社は15日に、19.3期の期末配当予想を18円→20円(前期は18円)に修正すると発表した。年間配当も同額となる。
 併せて、自己株式580万4920株を3月29日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は8.52%。

★9:12  明豊エンタープライズ-続落 上期経常赤字転落 不動産分譲事業の赤字響く
 明豊エンタープライズ<8927.T>が続落。同社は15日に、19.3期上期(4-9月)の連結経常損益は7800万円の赤字(前年同期は12億5400万円の黒字)だったと発表した。通期の会社計画7億1000万円の黒字は据え置いた。
 不動産分譲事業が、アパート開発事業である「MIJAS(ミハス)」シリーズを2棟売却、中古物件リニューアル再販事業において3件の引き渡しを行ったものの、赤字となった。また、不動産賃貸事業や請負事業が減益となったことも響いた。


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