前場コメント No.10 ビックカメラ、日本アジアG、ローソン、塩野義製薬、SMCなど

2019/04/12(金) 11:30
★9:39  ビックカメラ-野村が目標株価引き下げ コジマやECの成長は順調
 ビックカメラ<3048.T>が小幅反落。野村証券では、コジマやECの成長は順調とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は1800円→1500円と引き下げた。
 来20.8期予想EPSを従来比7%下方修正し、PER16倍(従来17~18倍)を適用し、目標株価を引き下げ。携帯電話の販売減リスクを野村予想に新たに反映したもの。ただし、コジマ(7513)、ECとPBの売上成長は順調で中期の見方は不変。
 今19.8期上期の連結営業利益は前年同期比5%減の127億円(野村予想160億円)で着地。子会社コジマは好調だったが、単体では12月のペイペイ販促時に低採算品が好調だったため粗利率が大幅に低下したうえ、ポイント経費がかさんだと指摘。

★9:40  日本アジアG-反発 国際航業が井関農機と協業 スマート農業の加速化に注力
 日本アジアグループ<3751.T>が5日ぶり反発。同社は4月11日大引け後に、傘下の国際航業が井関農機<6310.T>と協業し、水稲作におけるスマート農業の加速化を目指すと発表した。
 協業では、国際航業の営農支援サービス「天晴れ(あっぱれ)」が、農地や農作物の生育状況診断技術提供の役割を担う。可変施肥田植機で施肥した水稲のタンパク含有率を把握することで食味を想定し、食味の違いによる収穫の最適化を実現するとともに、施肥制御の精度の確認を行い次年度の施肥制御にフィードバックすることで、施肥精度の向上を図る。さらに、籾水分率の情報を活用することで、乾燥コストの削減や胴割れ軽減など品質の維持・向上を図るとした。

★9:43  ローソン-野村が目標株価引き下げ 今期営業利益は横ばいを計画
 ローソン<2651.T>が大幅反落。野村証券では、レーティング「Neutral」を継続も、今期営業利益計画が横ばいであることを踏まえ、目標株価は6700円→5600円と引き下げた。
 前19.2期連結営業利益は前の期比7.7%減益の608億円と、4月4日付け日経観測610億円弱に沿った着地。野村予想565億円を上回った。売上高が200億円以上未達となった中、営業利益が計画値を達成したのは、システム関連費用を抑制したことが大きい。一方、当期利益は、減損損失など特損が想定を上回り、親会社株主利益は会社計画を24億円下回った。今期については野村営業利益予想を上方修正する一方、親会社株主利益については下方修正。

★9:44  塩野義製薬-続伸 オピイド誘発性便秘症治療薬「Rizmoic」で独Sandoz社と販売契約
 塩野義製薬<4507.T>が続伸。同社は4月11日大引け後に、オピオイド誘発性便秘症(OIC)治療薬Rizmoic(一般名:naldemedine)について、Sandoz AG(ドイツ)と、ドイツ、イギリス、オランダにおける販売契約を締結したと発表した。
 また、契約により、Sandoz社はその他欧州の一部の国における販売の優先交渉権を得る。Sandoz社は欧州を含む全世界でオピオイド鎮痛薬後発品の製造および販売を手掛ける製薬企業で、欧州にとう痛領域専門の販売体制を有している。今回の提携により、Sandoz社はドイツ、イギリス、オランダにおけるRizmoicの流通・販売を担う。

★9:46  SMCとTHK-ドイツ証では「Buy」継続も目標株価を変更
 ドイツ証券では、機械・トラックセクターの四半期プレビューレポートを公表。2社の目標株価を変更した。短期的には中国の回復期待によって上昇基調にあったFAセクターは決算発表後、短期的な利食いにより株価上昇が小休止となる可能性がある。出遅れ銘柄に関しては、総じて控えめと見られるガイダンスを経て、見直し買いも期待可能。欧米投資家訪問では、FA全般に興味を示しつつも、市場に追随することにはためらっている印象とした。
コード 銘柄   レーティング  目標株価
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6273  SMC  Buy継続     43000円→48500円
6481  THK  Buy継続     3000円→3400円


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