前場コメント No.8 ヒューリックＲ、サニーサイドアップ、協和エクシオ、日本ペイント、デクセリアルズなど
★9:27 ヒューリックリート－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 取得エリアを拡大
ヒューリックリート投資法人<3295.T>が4日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、オフィス・商業施設の取得エリアを拡大していると注目。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は20.80万円→21.40万円と引き上げた。
同REITは19.2期決算発表に合わせ、オフィスおよび商業施設の取得対象エリアを拡大。従来、「東京コマーシャル・プロパティ」として23区内のオフィスおよび東京近郊に位置する商業施設を取得対象としていたが、同エリア外のオフィス・商業施設についても「次世代アセット・プラス（＝NGA+）」資産として新たに取得対象に追加。これにより郊外や地方の旧銀行店舗などが新たに同REITの取得対象となる。取得エリアによってはリスクプレミアムの増加リスクもはらむが、NGA+の上限割合は全体の20％にとどまるため、リスクは限定的との見方を示した。
ヒューリックリート投資法人<3295.T>が4日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、オフィス・商業施設の取得エリアを拡大していると注目。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は20.80万円→21.40万円と引き上げた。
同REITは19.2期決算発表に合わせ、オフィスおよび商業施設の取得対象エリアを拡大。従来、「東京コマーシャル・プロパティ」として23区内のオフィスおよび東京近郊に位置する商業施設を取得対象としていたが、同エリア外のオフィス・商業施設についても「次世代アセット・プラス（＝NGA+）」資産として新たに取得対象に追加。これにより郊外や地方の旧銀行店舗などが新たに同REITの取得対象となる。取得エリアによってはリスクプレミアムの増加リスクもはらむが、NGA+の上限割合は全体の20％にとどまるため、リスクは限定的との見方を示した。
★9:31 サニーサイドアップ－急騰 「bills 蚕室」が当初見込みより早く営業再開
サニーサイドアップ<2180.T>が急騰。同社は16日に、子会社であるＳＵＮＮＹ ＳＩＤＥ ＵＰ ＫＯＲＥＡ（以下、ＳＳＵＫ）が運営する「bills 蚕室（チャムシル）」が営業を再開したと発表した。
入居している商業施設の設備故障により水漏れが発生したため、1月から5月頃まで臨時休業することを発表していたが、今回、当初の見込みより早い4月15日に営業を再開した。なお、今回の臨時休業は、ＳＳＵＫに非があるものではないため、原状回復などの補償については商業施設側と協議を進めているとした。
サニーサイドアップ<2180.T>が急騰。同社は16日に、子会社であるＳＵＮＮＹ ＳＩＤＥ ＵＰ ＫＯＲＥＡ（以下、ＳＳＵＫ）が運営する「bills 蚕室（チャムシル）」が営業を再開したと発表した。
入居している商業施設の設備故障により水漏れが発生したため、1月から5月頃まで臨時休業することを発表していたが、今回、当初の見込みより早い4月15日に営業を再開した。なお、今回の臨時休業は、ＳＳＵＫに非があるものではないため、原状回復などの補償については商業施設側と協議を進めているとした。
★9:32 協和エクシオ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 5G通信インフラ構築などが注目点
協和エクシオ<1951.T>が5日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、5G通信インフラ構築、システムソリューションが中長期の注目点とし、投資判断「Neutral」を継続した。営業利益予想を下方修正するが、バリュエーション手法の変更から、目標株価は2910円→3000円と引き上げた。
通信インフラ整備に伴うビジネス拡大、M&A効果（シナジー含む）により、前19.3期以降の連続最高営業利益更新を予想するとしたが、株価は今後の業績拡大をいったん織り込んだ水準と判断。
中長期では5G向け通信インフラ構築に加え、システムソリューション事業の拡大にも注目。同社は競合他社と比較してシステムエンジニアの数が多い。5G拡大に伴う情報伝達の高速・大容量により、さまざまな産業でのビジネスチャンス拡大が予想される。そのチャンス獲得のため、システムエンジニアを多く確保できていることは大きな強みと指摘した。
協和エクシオ<1951.T>が5日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、5G通信インフラ構築、システムソリューションが中長期の注目点とし、投資判断「Neutral」を継続した。営業利益予想を下方修正するが、バリュエーション手法の変更から、目標株価は2910円→3000円と引き上げた。
通信インフラ整備に伴うビジネス拡大、M&A効果（シナジー含む）により、前19.3期以降の連続最高営業利益更新を予想するとしたが、株価は今後の業績拡大をいったん織り込んだ水準と判断。
中長期では5G向け通信インフラ構築に加え、システムソリューション事業の拡大にも注目。同社は競合他社と比較してシステムエンジニアの数が多い。5G拡大に伴う情報伝達の高速・大容量により、さまざまな産業でのビジネスチャンス拡大が予想される。そのチャンス獲得のため、システムエンジニアを多く確保できていることは大きな強みと指摘した。
★9:32 日本ペイント－大幅続落 3000億円で豪塗料メーカーを買収
日本ペイントホールディングス<4612.T>が続落。同社は17日8時に豪州塗料メーカー DuluxGroup Limited 社の株式を100％取得すると発表した。買収費用は3005億円（37億5600万豪ドル）。
Dulux社はハイブランドの塗料・DIYメーカーで、直近の営業利益は約179億円（2億2300万豪ドル）。日本ペイントはグローバル展開を進めており、オセアニア地域でトップシェアを誇るDulux社を取得することで成長を加速させる考え。株式取得完了は8月中旬を予定している。株価は朝方の発表を受けて寄り付き以降下げが拡大しており、市場は3000億円の買収額が割高と判断しているもよう。
日本ペイントホールディングス<4612.T>が続落。同社は17日8時に豪州塗料メーカー DuluxGroup Limited 社の株式を100％取得すると発表した。買収費用は3005億円（37億5600万豪ドル）。
Dulux社はハイブランドの塗料・DIYメーカーで、直近の営業利益は約179億円（2億2300万豪ドル）。日本ペイントはグローバル展開を進めており、オセアニア地域でトップシェアを誇るDulux社を取得することで成長を加速させる考え。株式取得完了は8月中旬を予定している。株価は朝方の発表を受けて寄り付き以降下げが拡大しており、市場は3000億円の買収額が割高と判断しているもよう。
★9:39 デクセリアルズ－みずほが目標株価引き下げ 光学材料部品部門の苦戦は続く
デクセリアルズ<4980.T>が反発。みずほ証券では、スマホ・ノートPC関連製品の伸び悩みで光学材料部品部門の苦戦は続くと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1200円→700円と引き下げた。
同社製品が採用されているスマートフォン、ノートPCの販売不振により、光学材料部品セグメントの苦戦が続くと考えられる。同セグメントのみずほ証券予想引き下げに伴い、業績予想を下方修正。
ARはAnti Reflectionの略で、反射防止を意味する。ディスプレイの表面にARフィルムを貼ることで視認性を高めることができる。同社製品の反射率は、一般的なARフィルムの5分の１であるほか、強度が高く、こすり傷にも強い。同社の車載用ARフィルムは、海外自動車メーカーの車種を含む多くの車種への採用が決まっており、今後の動向を注視したいとした。
デクセリアルズ<4980.T>が反発。みずほ証券では、スマホ・ノートPC関連製品の伸び悩みで光学材料部品部門の苦戦は続くと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1200円→700円と引き下げた。
同社製品が採用されているスマートフォン、ノートPCの販売不振により、光学材料部品セグメントの苦戦が続くと考えられる。同セグメントのみずほ証券予想引き下げに伴い、業績予想を下方修正。
ARはAnti Reflectionの略で、反射防止を意味する。ディスプレイの表面にARフィルムを貼ることで視認性を高めることができる。同社製品の反射率は、一般的なARフィルムの5分の１であるほか、強度が高く、こすり傷にも強い。同社の車載用ARフィルムは、海外自動車メーカーの車種を含む多くの車種への採用が決まっており、今後の動向を注視したいとした。
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