前場コメント No.9 ニューテック、ビーロット、イオン、日本曹達、セプテーニなど

2019/04/17(水) 11:30
★9:44  ニューテック-大幅に3日続伸 クラウドバックアップシステム「Newtech Cloud」販売開始
 ニューテック<6734.T>が大幅に3日続伸。同社は16日に、新たなデータ保護サービス「Newtech Cloud」の販売を5月から開始すると発表した。
 「Newtech Cloud」は、アクロニス・ジャパン (東京都港区)が提供するクラウドバックアップ技術をベースとし、データのバックアップだけでなく、ディザスタリカバリ用の仮想マシンによる迅速なユーザーマシン環境の復旧機能や、クラウド上に置いたファイルを複数のクライアント間で共有できる機能などを備えた、小回りの効く信頼性の高いクラウドバックアップサービスとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★9:45  ビーロット-3日続伸 「東京都中野区 収益用一棟賃貸マンション」取得
 ビーロット<3452.T>が3日続伸。同社は4月16日大引け後に、主力事業である不動産投資開発事業において、東京都中野区の収益用一棟賃貸マンションを取得したと発表した。西武新宿線「鷺ノ宮」駅より徒歩6分の場所にあり、近隣には教育機関や公共スポーツ施設、複数の公園など、利便性に優れ静かで落ち着いた環境にあるファミリー層向けの賃貸マンションとした。

★9:50  スミダコーポレーション-小高い インド営業所新設
 スミダコーポレーション<6817.T>が小高い。同社は16日、インド南部のカルナータカ州ベンガルールに営業拠点を新設した。
 新設されたインド営業所では、車載、インダストリー関連市場を中心にインドにおける幅広い顧客ニーズに応え、営業活動のさらなる推進を図るとしている。

★9:50  イオン-みずほが目標株価引き下げ GMSと食品スーパーの基調が足元悪化
 イオン<8267.T>が小高い。みずほ証券では、GMSと食品スーパーの基調が足元悪化していると判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は2200円→2000円と引き下げた。
 前19.2期業績を受け、みずほの業績予想を下方修正。海外事業や国内の非小売事業は順調に業績を拡大しているが、消費環境の悪化もあり、GMS、食品スーパー事業の足元業績が悪化に転じている点を考慮。今20.2期会社計画はIFRS16適用に伴う特殊要因(営業利益を約110億円押し上げ、経常利益を約40億円押し下げ)を除くといずれも低い伸びにとどまると予想。構造改革スピードが上がらない点も課題。一方、独自の株主優待制度によって、個人投資家から一定の支持を得ていると考えられることから「中立」判断は継続するとした。

★9:55  日本曹達-野村が目標株価引き上げ 新剤や開発費一巡で農薬が成長局面へ
 日本曹達<4041.T>が小高い。野村証券では、新剤や開発費一巡で農薬が成長局面へとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は3475円→3500円と引き上げた。
 新規殺ダニ剤の本格販売時期を21.3期へ変更したことや、中国環境規制に伴う原料高などを踏まえ、野村予想を減額。ただし、(1)20.3期のニッチな化学品である医薬品添加剤HPCや電池材料の販売数量増、(2)ブラジル農薬市場での拡販、(3)21.3期に農薬新剤の貢献と開発費ピークアウトによる農業化学品の利益拡大局面に入るなどの見方は不変。今20.3期は、本格的に出荷が始まる電池材料やHPCの超微粒子品がけん引する見通し。

★10:00  セプテーニ-急騰 アクセルマークを持分法適用関連会社から除外 所有割合が低下
 セプテーニ・ホールディングス<4293.T>が急騰。同社は16日に、アクセルマーク<3624.T>が持分法適用関連会社から除外されることになったと発表した。
 アクセルマークが資金調達を目的に新株予約権の発行を実施。この新株予約権の発行に伴い株式の希薄化が生じたことで、同社が保有するアクセルマークの議決権所有割合が20%未満となり、持分法適用関連会社に該当しないこととなった。
 これにより、同社の19.9期連結業績において、当期利益で1億円程度の減額影響を見込んでいる。ただし、昨年10月30日に公表した19.9期の連結業績予想に変更はないとしている。


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