後場コメント No.1 東レ、リコー、ファンケル、ビーブレイク、識学など

2019/04/18(木) 15:01
★12:30  アドバンストメディア-反落 ナビ用AI音声認識エンジンを開発 販売開始
 アドバンスト・メディア<3773.T>が4日ぶり反落。同社は4月18日11時ごろ、インクリメント・ピー(東京都文京区)の地図情報データベースの提供を受け、ナビ用AI音声認識エンジンを開発、同日より販売を開始すると発表した。
 ナビ用AI音声認識エンジンはインクリメントPが独自に作成した高精度の最新地図情報(スポットデータ、駅出口や交差点、高速施設、建物ビル名称、駐車場、一般施設など)を学習させた音声認識エンジン。車載環境に強い音響モデルを使用しているため、カーステレオや高架下など騒音環境下でも、高い認識率を有する。カーナビ、動態管理システム、案内ロボット、問い合わせフォームの住所入力の簡素化など、幅広いサービスシーンで利用可能とした。

★12:30  東レ-底堅い 造水効率最大2倍に高めた革新RO膜エレメント開発
 東レ<3402.T>が底堅い。同社は18日に、造水効率を飛躍的に高めた新たな小型RO膜エレメントを創出したと発表した。
 RO膜エレメントに通す供給水と透過水が流れる際の抵抗を極限まで抑えつつ、供給水流速を高める技術によって、造水効率の良い省エネ運転が可能になるという。今後、スケールアップに向けたグローバル実証を進め、産業用大型RO膜エレメントへの展開を目指すとしている。

★12:33  リコー-続落 食品分野向けX線検査装置市場に新規参入
 リコー<7752.T>が続落。同社は17日に、食品分野向けX線検査装置市場に新規参入すると発表した。
 今回、韓国X線検査装置メーカーのXAVISとの間で、X線検査装置の開発・販売を手掛ける共同出資会社を設立することで合意した。2019年度から主に日本国内の食品分野向けにX線検査装置の販売を開始する。また、両社の保有する技術・ノウハウを活用し、より検出能力の高い次世代複合検査装置の開発に取り組むとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★12:36  ファンケル-急騰 1-3月のインバウンド消費が前年超で推移
 ファンケル<4921.T>が急騰。観光庁が17日に発表した訪日外国人客消費動向調査によると、2019年1-3月期の旅行消費額推計は1兆1182億円(前年確報値比0.5%増)と前年を上回ったことがわかった。
 インバウンド消費については中国のEC規制などによる需要減速が懸念されていたが、堅調さが確認できたことでインバウンド銘柄の一つである同社に買いが入っているもよう。資生堂<4911.T>なども軟調相場の中でプラス圏で推移するなど強い動きを見せている。

★12:47  ビーブレイク-底堅い GMOグローバルサインと販売代理契約
 ビーブレイクシステムズ<3986.T>が底堅い。同社は4月18日12時に、GMOグローバルサイン(東京都渋谷区)と販売代理契約を締結したと発表した。
 GMOグローバルサインが提供するクラウド型のID管理(IDaaS)である「トラスト・ログインbyGMO」を、ビーブレイクが販売する。「トラスト・ログイン」は、社内システムや外部クラウドサービスの業務利用における、『シングルサインオン』『ID管理』『ログ・レポート機能』といった基本機能を、サービス数・アカウント数の制限なく無料で利用できる、企業向けシングルサインオンサービス。

★12:51  識学-後場急伸 Surpassなどと従業員向けの研修サービスを開発・販売
 識学<7049.T>が後場急伸。同社は4月17日12時30分に、フランクリン・コヴィー・ジャパン(東京都千代田区)、Surpass(東京都品川区)と共同で、企業における従業員向けの研修サービスを開発・販売することについて基本合意したと発表した。
 「勝ち続けることができる組織と自走型社員」を作るための研修を開発・販売するとし、「7つの習慣」×識学で研修サービスを開発するとした。「7つの習慣」はスティーブン・R・コヴィー博士により、成功者に関する200年分の文献を参考に、人間関係のあり方・原理原則を提唱した研修プログラム。


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