前場コメント No.14 セプテーニ、三菱電機、富士電機、アルプスアルパイン、レーザーテックなど

2019/05/07(火) 11:31
★10:10  キーパー技研-反発 スマホ用コーティングサービス開始
 KeePer技研<6036.T>が反発。同社は4月26日大引け後に、キーパーコーティングがスマートフォン用のコーティングに認定され、新たなコーティングサービスとして提供を開始すると発表した。今後、丸紅(8002)の100%子会社であるMXモバイリングが『Mコーティング』としてサービスの提供を進めるとした。

★10:10  セプテーニHD-5日続伸 2Q累計純利益は53%減も通期53%増益見込む
 セプテーニ・ホールディングス<4293.T>が5日続伸。同社は4月26日に、19.9期の3Q累計(10-3月)の連結純利益が3.6億円(前年同期比52.7%減)だったと発表した。
 ネットマーケティング事業は、国内で顧客数および大型顧客の出向が順調に増加した一方、海外ではアジア圏が低調な推移となった。メディアコンテンツ事業はマンガアプリ「GANMA!」が増収となり、赤字幅が縮小した。
 19.9通期予想は一時的な要因を除いたNon-GAAP営業利益が20.0億円(前期比97.8%増)、同純利益は13.0億円(同53.4%増)を見込んでいる。

★10:10  三菱電機-野村が目標株価引き上げ 事業バランスによる安定感と中期成長性を評価
 三菱電機<6503.T>が3日ぶり大幅反落。野村証券では、事業バランスによる安定感と中期成長性を評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1750円→1850円と引き上げた。
 前19.3期は計画達成、今20.3期は円高前提でも増収増益を計画。FAの減速が続くが、自動車・配制が堅調で、今20.3期も前期比2%減収にとどまる計画。他事業は拡大基調が続き、特にパワー半導体は2度目の設備投資増額、今20.3期より成長加速の見通し。業績予想は微調整にとどめ、セクターの妥当PERの小幅引き上げに伴い、目標株価を6%引き上げるとした。
 安定したインフラ事業も多くバランスシートも強固で安定感に優れる上、今後の再成長が見込まれ、生産性やエネルギー効率を改善するバランス良い事業ポートフォリオを評価。

★10:15  富士電機-野村が目標株価引き上げ 3期連続で営業最高益更新へ
 富士電機<6504.T>が3日ぶり反落。野村証券では、3期連続で営業最高益更新へとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4700円→5100円と引き上げた。
 今20.3期営業利益計画は固定費約100億円増と円高前提27億円影響を考慮しても、3期連続の最高益更新となる見通し。野村では一段の上振れを見込むとした。足元パワー半導体前工程はほぼフル稼働が継続、特に車載向けは前倒し設備投資を実施中、今20.3期下期から急加速の見込み。産機向けが低迷しても全体で増収増益基調が続き割安感が強まっていると指摘した。

★10:17  アルプスアルパイン-急落 今期営業益12%増見込むも市場コンセンサス下回る
 アルプスアルパイン<6770.T>が急落。同社は4月26日に、20.3期の連結営業利益予想を450億円(前期比12.0%増)と発表した。なお、市場コンセンサスは494億円となっている。
 グローバル住設事業(日本)は増収減益を見込むものの、グローバル住設事業(海外)では全てのエリアで増収増益を見込むとしている。
 併せて発表した、19.3期の連結営業利益は402億円(前の期比23.6%減)だった。グローバル住設事業(日本)が、ウォシュレットグローバル戦略投資や賃金改善などにより、減益となった。また、中国が、一線都市での不動産市況の悪化や新商品立ち上げ遅れなどにより、減益となったことも響いた。

★10:23  レーザーテック-急落 3Q累計営業益25%増も3Qは低調
 レーザーテック<6920.T>が急落。同社は4月26日に、19.6期3Q累計(7-3月)の連結営業利益は57.4億円(前年同期比25.2%増)だったと発表した。半導体関連装置やサービスが増収となったことが寄与した。なお、上期時点で51.5億円だったので3Qは低調だった。


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