前場コメント No.11 ヨシムラフード、テクノプロ、手間いらず、ニッカトー、ヤマトHDなど

2019/05/08(水) 11:31
★9:41  アンリツ-岩井コスモが目標株価引き上げ 来期以降は業績回復が期待できよう
 アンリツ<6754.T>が4日続落。岩井コスモ証券では、来期以降は業績回復が期待できようとコメント。投資判断「A」を継続、目標株価は2200円→2300円と引き上げた。
 今20.3期営業利益は前期比11%減の100億円を会社は計画。今期の減益予想を発表したことで株価は下落したが、今期の減益予想の理由が5G分野での競争力強化に向けた先行投資によることを考えれば、過度にネガティブにとらえる必要はないと判断。日本を含めて、世界各国で5Gの本格的な商用化に向けた準備が加速する見通し。今期の減益予想という悪材料を織り込んだ後は、株価回復が期待できるとした。

★9:42  ヨシムラフード-急騰 岐阜県内3カ所に養魚場を構える森養魚場を14億円で買収
 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>が急騰。同社は7日に、岐阜県内3カ所に養魚場を構える森養魚場(岐阜県大垣市)の株式を取得し、子会社化すると発表した。
 森養魚場がもつ優れた鮎養殖技術をさらに発展させるために、同社グループがもつ経営管理能力や資金力を活用して養殖管理の効率化を図ること、また、同社グループの全国およびシンガポールを中心としたアジアの販路へ、森養魚場の高品質な鮎を販売することで、さらなる成長を目指す。取得価格は13億6000万円で、株式譲渡実行は6月3日を予定している。

★9:45  テクノプロ-大和が目標株価引き上げ 稼働人員数/既存エンジニア単価ともに順調
 テクノプロ・ホールディングス<6028.T>が続落。大和証券では、引き続き稼働人員数/既存エンジニア単価ともに順調と判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を6850円→7270円と引き上げた。
 3Q累計営業利益は前年同期比28.7%増の111億円。引き続き稼働人員数/既存エンジニア単価、ともに順調。3Qに限れば同25.9%増収/同21.1%営業増益と前四半期比でモメンタムは鈍化。1~3月期では、一部顧客の業績影響で稼働率が一時的に低下したもよう。すでに当該エンジニアは新規業務アサイン済みとのこと。大和では一時的事象ととらえているとした。
 M&A(合併・買収)やグローバル化など、定性的な目標も着実に達成している。今後はサービス高付加価値化や子会社/提携先とのシナジー創出に期待するとした。

★9:47  手間いらず-急騰 3Q累計営業益24%増 「TEMAIRAZU」シリーズの販売が好調
 手間いらず<2477.T>が急騰。同社は7日に、19.6期3Q累計(7-3月)の営業利益は6.4億円(前年同期比23.9%増)だったと発表した。アプリケーションサービス事業の「TEMAIRAZU」シリーズ販売の増加が寄与した。なお、通期の会社計画8.1億円に対する進ちょくは78.4%。

★9:48  ニッカトー-急落 今期営業益18%減見込む 市場コンセンサス下回る
 ニッカトー<5367.T>が急落。同社は7日、20.3期の連結営業利益予想が9.5億円(前期比18.2%増)になりそうだと発表した。市場コンセンサスは14.5億円。電子部品業界はじめ全体に受注が弱含んでいるとしており、減収減益を見込む。
 19.3期の連結営業利益は11.6億円(前の期比12.6%増)だった。セラミックス事業が好調に推移したほか、エンジニアリング事業も安定した受注が業績拡大に寄与した。

★9:53  ヤマトHD-野村が目標株価引き下げ 強気に転じるような新しい情報は確認できず
 ヤマトホールディングス<9064.T>が反落。野村証券では、強気に転じるような新しい情報は確認できずとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2750円→2550円と引き下げた。
 5月7日に開催された説明会では前19.3期の業績下方修正が一時的な要因が大きかったことは確認できたものの、4月に就任した長尾裕新社長が中長期的な当社の利益をどのように見据えて経営するのかは確認できなかったとした。また、今20.3期はまだ宅急便の供給体制の構築のために先行的に費用を増やす方針が言及され、野村予想にはその点を予想に反映。新予想の営業利益は今20.3期が738億円、来21.3期が842億円。


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